mokoangelの青島日記

夫との7年間の中国留学を終え7月に帰国しました
これからの日本での生活を模索中です

上海旅行~①夜の外灘(上海バンド)散歩

2010-10-10 11:49:51 | 旅行

時間は7時を回っています。
お腹も満腹だし、本当はホテルに戻って眠りに就きたい所ですが、上海まで来て“外灘”は外せません。
子供の頃に“上海バンド”と言う言葉で耳にしたことを覚えています。 

外灘とはどんな所なのでしょう!

豫園から歩くこと10分・・・わぁ~!凄い人です!


外灘の遊歩道には人の波です。


黄浦江には沢山の遊覧船が走っていて、乗船待ちの人でごった返しています。
きちんと並んで待っているように見えましたが、乗船が始まるや否や皆駆け込んで行きました。
怪我人が出なければ良いが・・・、と思えるような勢いです!

 
沢山の写真をを撮りましたが、私たちのカメラと技術では到底この素晴らしさをお伝えできません。

プロの取られた外灘の写真でお楽しみ下さい。

 30分程歩いたでしょうか、疲れと人混みで、残念ながら最後まで歩きとおす気力がなくなりました。

 

【おまけの怖い顔】
外灘を外れても道路は人の波でした。
疲れ果てていたのでしょう、うつむき加減に地下鉄への路を急いでいました。

突然ガ~ンと何かが顔に当たってきました。
男性が歩きながら携帯?を持った手を振り回したようです。

痛くて手で顔を覆いました。  見ると手には何と血が付いています。
何も考えられず、痛みをこらえて地下鉄に乗りホテルに帰りました。

 


明日は6時出発で、蘇州に行きます。


上海旅行~①嬉しい再会&美味しい食事

2010-10-10 11:48:07 | 旅行

出口は沢山の人でごった返していました。
夫は「どうやって入口まで行けばいいのだろう!?」と思案顔です。
「どうして出口でと、約束しなかったの!?」と余計なひと言を言う私。

しかし、出口を少し行くとそこにはCさんのにこやかなお顔がありました。
『この辺一帯を「豫園」と言うのですよ。 ご主人が入口でと、言われたけどどこのことだか分からないので、取りあえずここに来ました。』とのこと。
この人混みで行き違いになったら大変なことでした。

人混みは一層酷くなっていました。
Cさんが「先ずは食事のできる所を探しましょう!」と、私たちを導きながらどんどん先を歩いて行かれます。



「こんな人出で食事ができる場所があるのだろうか?」と、少々不安です。
案の定、どこのお店の前も長い行列ができていました。

Cさんは私たちを1つの建物に案内し「ちょっと待ってて下さい。」と、中に入って行かれました。
すぐに戻ってこられ、手招きをされます。
「えっ!?だって、この行列の人を差し置いてかまわないのでしょうか?」と、思いながらも、体は喜んで中に入っていきます。

Cさんのお顔ですぐに席に着くことができました。 感謝です!

建物の上から見た人々でごった返す広場です。


私たちが入ったお店は美味しくて有名なお店だとか。
窓から下を覗くとテイクアウトの行列の人々が一杯でした。
 

 
「何が食べたいですか?」と、メニューを見せ頂きましたが、何も分かりませんので全てCさんにお任せしました。
食べたい物をチェックして来ては居たのですが、何の役にも立ちませんでした。


1品目;生姜の千切り(小皿)、胡麻餅春巻きのようですが中の餡はは炒り豆腐のようでした。

 
2皿目は小龍包と並ぶ名物の“蟹粉湯包”です。
中に蟹味噌入りのスープが入っていて、それをストローで吸って飲みます。
日本人としては「勿体ない精神」が働き、皮も全部食べましたが、Cさんは残していましたね。

3皿目もスープとてもあっさりとしたお味でした。 具は野菜です。


4皿目;小龍包3種です。
1=蟹味噌。2=松茸。3=で、どれも初めての小龍包です。
とても美味しかったですよ!(多分普通のに比べてお高いのでしょう!)


5皿目;海老の揚げ物
もう食べられません!って言うくらいお腹一杯になりました。
残念ながら粽はのこしてしまいました。

最後のフルーツは西瓜でした。 これはとても薄く切ってあったので1つ頂きました。

お会計は「案内をして頂いたので私たちが持ちます。」と言う夫に、彼は上海に来たのだから私が払いますと、言って譲りません。 
中国人の“熱情接風”精神と、有難くごちそうになることにしました。

本当に、Cさんとご一緒できなかったら私たちは何も食べることが出来ずに帰ったことでしょう。
しかも、名物料理は頂けたし、Cさんと親しくお話しすることができました。
何て幸せ!


食事が終わって私たちは“外灘”に行く予定です。
Cさんに行き方を詳しく伺い、また、お勧めの見どころスポットも教えて頂きました。


薄暗くなった路上にはこの様な“輪タク”がたくさん走っていました。

 

次は夜の「外灘」です。

 


上海旅行~①豫園

2010-10-10 11:39:13 | 旅行

ホテルに着いてすぐに広島時代に親しくしていた広大の中国人留学生のLさんに連絡をとりました。
彼女は卒業後帰国し、上海の大学で教鞭をとっていると聞いていました。
携帯をコールしましたが、返ってくるメッセージが速くて聞き取れません。
念の為に、自宅に電話してみました。

繋がりました! でも、男性の声です。
「ああ、Cさん(Lさんのご主人)ですか? 秋吉です。」
Cさんは私たちを覚えていて下さいました。
CさんとはM町の市民プール(Cさんは娘、私たちは孫連れで)や、宮島の花火大会でお遇いして何度かお話をしたことがありました。

Lさんは現在日本のS大学に交換教授として出向いており、帰国は今年の12月になるとのことでした。

Cさんが折角ですからお会いして食事でもしましょうと、誘って下さったので夕方の5時半に豫園の入口でお会いする約束をしました。


夫の知識では豫園は豪商の庭園だとのことで、すぐに見つかるものと思っていました。
しかし、地図を片手に探しましたが、なかなか見つかりません。
「確かにこの辺のはずなのだ!」と、色んな人に尋ねましたが、答えは皆、「あっち!」です。

同じような建物が立ち並び、酷い人混みです!
心身ともに疲れ果ててしまいました。

【豫園に辿り着くまでの軌跡】
ここから出発
地図ではこの辺にあるはずだと、すぐにでも見つかる気配です。

大きな薬店
この一帯はこのように同じような建物ばかりです。
日本でいうと、浅草のような所だと後でCさんに聞きました。

豫園デパート
この前を何度行きつ戻りつしたことでしょう!
一人のおじさんはこのデパートを豫園だと教えてくれました。

中国服のお婆さん
人混みの中に車いすに乗ったお婆さんを見つけました。
「何をしてるのかな?」「お連れはどうしたのかな?」
話しかけたかったのですが、何せ先を急ぐ身ですので気になりながら失礼しました。

土産物屋台?
建物の間の通路にこの様な小さな売店?を見つけました。
中国では路上にでも布を広げて1種類だけの小商いをしている人が大勢います。

土産物店街
少し外れた所に、土産物店が軒を並べていました。
この地方では安い中国服を売っている店がとても多いです。
私も可愛い中国服を買いましたよ!

 

やっと辿り着きました。  時間は5時少し前になっていました。

発券時間は5時まで、開放時間は5時半までとなっています。
大急ぎで見学です。

詳しい案内は豫園をご覧下さいね。


先ずは無事入園記念に写真を1枚撮りました。

 
日本語のガイドの声が聞こえてきました。(右端が中国人ガイドさん)
あっ、日本人が居るんだ!と、懐かしく近づいてみました。
彼(中国人)の話によると、横浜の中華料理店関係のツアーだそうです。

一通り見て回った所で閉園時間になりました。

最後に私も記念に1枚

いよいよCさんとの再会です。