mokoangelの青島日記

夫との7年間の中国留学を終え7月に帰国しました
これからの日本での生活を模索中です

本日の朝市

2011-10-29 17:39:06 | 朝市

久しぶりの朝市です! 
毎週夫が朝市に買い物に行ってくれてはいたのですが、頼んだ物だけの買い物になってしまうので・・・、
今日は思い切って出かけてみることにしました。
女性は品物を見て閃いて買い物をするのですよね。

 

 【道すがらの風景】


何の木でしょうか? 本当に綺麗に色づいています。


黄色の菊も綺麗に咲いていました。



【今日のワンコ】

 
今日は時間が8時近くになっていましたので、買い物客がとても多くワンコを見つけても写真を撮るのが難しくて。
この2匹のワンコ、疲れて抱っこしてもらいたいとねだっているのか、仕草がとても面白かったので。

 

【今日の買い物】


人参4.5k19、米5k38、りんご3k18、黒米1k10、麦1k7、粟1k7、ピーナツ1k15、シメジ3、牛蒡②4.3、柿⑯5、
ジャムパン②3、瓜子煎餅⑤23.5  合計152.8元

最近は一週間分のジュース用の人参と林檎を買わなければならないので荷物がとても重くなっています。
今日は更に米や雑穀も買ったので20kg近くに成りました。
夫は昔取った杵柄(学生時代は山男で歩荷のアルバイトなどもしてました)で、
私には持ち上げることも出来ないこんな重い荷物を運んでくれます。
何時まで担いで運ぶことができるのでしょう!? 少々夫の体力が心配になってきました。

中国の物価は最近どんどん上昇しています。 
例えば、お米は中国で一番高い物を買っているのですが、3年前は500g2.5元でした。
それが3元になり、3.2元、3.5元になり、今や3.8元です。
他の物・・・タクシー代や部屋代もどんどん上がっています。

 

【トピックス 】

1 2 3
1;山査子;日本ではあまり見ることはありませんね。とても綺麗な赤い色です。
2;むかご;日本の我が家の庭ではむかごが獲れていました。 久しぶりにむかごご飯が食べたいな!
3;今日はK君の姿はありませんでしたが、この二人の男の子、トラックの荷台で働いているお父さんに「パパ~、パパ~!」と呼びかけていました。 もう飽きてきたのでしょうね。


【ハイライト】


朝市にトラック一杯のドリアン登場です。
夫が嫌がってなかなか買えなかったのですが、一度は食してみたいものです!

 

【帰り道】


近くの公園に新しい遊具が登場していました。
ずっと以前に、日本のテレビでこの遊具に付いてのニュースが流れていたのを覚えています(北京?)
やっと青島にも回ってきたのですね。


我が家に近づいてきた時、大きな音がして煙が立ち上ってきました。
赤、青、黄色・・・正門近くらしいです。 何があったのかな!?
それにしても、中国人は爆竹や花火が好きです!!!



お久し振り! スキップワンちゃんです。  あれ以来会いたいと思っても会えなかったのです。
今日も上手にスキップをしていました。  お母さんとお散歩するのが大好きなのね!


今年の芸術祭は・・・。

2011-10-28 20:48:48 | 学校

今年も芸術祭の季節がやってきました。

昨年は初めてのことで、何が何だか分からず請われるまま日本のおにぎりを作り、舞台では日本の友人たちと手話で「犬のおまわりさん」を歌いました。 こちらこちら

去年は旧市街地の近くの台東と言う所で行われてとても賑わったのですが・・・、
とても遠かったので学生の参加が少なかったようです。
そのことが理由かどうか分かりませんが、今年は大学のキャンパスでやるそうです(まだ場所は知らされていません)

老師から「芸術祭は授業の一環だから、8時半集合! 出欠を取ります」と言われていました。

私たちは5分前には行って待っていましたのに、待てど暮らせど老師たちは来ません。
9時前になって、何も告げられず列が動き出しました(結局出欠は取りません)


行列は留学生の国の国旗を持って歩きます。
何故だか日本の国旗はありません。

 

   
随分歩いて着いた所は東門横の駐車場です。
ここが会場らしいのですがまだ何の準備も出来ていません(置いてあったのは、数個の机だけ)
これからテントを張るようです。  できあがった会場・・・中央が表演の舞台です。 

この時点で時は既に11時前です。
中国生活4年目ともなると、このペースにも慣れてきました。

夫曰く、「これならもっと寝てられたね!」 

 

  
日本人留学生は「はしまき」(お好み焼き様の物を箸に巻いたもの)を作ります。 1本10元也
若い人たちが前夜から頑張って準備していました。
私たちは気持ちだけのお手伝いです。

小麦粉をゆるく溶いたものの中にキャベツを刻んで入れます(具はこれだけ)
サムネイルの写真左が焼いている所、右は出来上がり(割り箸を割らずに間に挟んで巻き、ソースとマヨネーズをかける)

    
まだ開始の挨拶も何もないのに、準備している所に沢山の人が集まってきました(日本は右端のテントです)
盛況時は30分待ちになる程・・・一人で3本買ってくれた男性に感謝で記念写真を撮らせてもらいました。
てっきり独身だとばかり思っていた口語の老師もお子さん連れで来て下さいました。

  
隣のブースは我が班の韓国人同学が韓国のお菓子を作っていました。
眺めていると・・・何と私の子供の頃に母が良く作ってくれた「カルメ焼き」ではありませんか・・・懐かし~い!
若い方は知らないかもしれませんが「砂糖と水を煮たたせ重曹を加えてかき混ぜる軽石状に膨らんできます。」

同学が作る韓国の物は膨らませずに煎餅のようでした。
サムネイルは、別の同学が自宅で作って持ってきた水羊羹とトッポギ、水羊羹は日本の物と全く同じで驚き!
こんな所で「文化芸術祭」の効果が表れました。  韓国と日本は根っこが一緒なのでしょうね!

 


老師たちは水餃子を作っています。 普段は厳しい老師も今日は楽しそうです。


左からタイの「ビーフン」;韓国の「おでん?」;韓国の「焼き肉」;沢山の装飾品も並べられていましたよ、手作り?

   
踢毽子 ti1 jianzi4軽」(遊びの一つで羽蹴り)コーナー;デモンストレーションもあり、皆楽しそうに遊んでいました。  日本の平安時代の「蹴鞠」のルーツではないでしょうか?
「书法 shufa13=書道」のコーナー。 

 
中国の伝統文化「京劇」の衣装を着て写真を撮るコーナーもありました。
15元也、見ていると沢山の人が衣装を着て写真に納まっていました。

 

11時になるとや~っと始まりました。
今年は友人のCさんが進行係の一人として選ばれました(右端)

挨拶をされる学院長はいつものラフなスタイルです。

    
演目は殆どが中国伝統の武術(全部違うものです) 中には口から火を噴く人も居たりして・・・。



左から「変顔」「中国笛演奏」「説明では中国xx地方のダンス聞こえたのですが、どう見ても社交ダンス」

 
老師のお子さんでしょうか? とても可愛いダンス。
去年、一緒に歌ったMさんは、今年も第二選択の発音班の仲間と「茉莉花」を歌いました。
老師たちのの可愛い振り付きの歌。 私はバタバタしていてきちんと聞いていなかったのですが、夫が言うには童謡を日本語、韓国語、中国語で歌われたそうです。
椅子取りゲームも始まりました。 


個人の出し物が始まる頃には午後1時近くになっていました。

この頃になると、私の体力は限界になってきました。

楽しい舞台を見ていたかったし、屋台のお手伝いも最後までしたかったのですが、お断りして先に失礼させて頂きました。



この「芸術祭」は今年で4回目らしいのですが、もう少ししっかりと計画をし広報も徹底すればもっと充実したものになるのではないかと思うのですが、「これが中国式のやり方! そんなに難しく考える必要はない! やればいいのだ!」と言われそうです。

私も若い頃には苦しい位に几帳面だったのですが、年を取るにつれ「できる事を、できる時に、できる様に」と、
大分柔軟な考えが出来るようになってきていましたが、中国のやり方は・・・もう少し・・・連絡くらいはしっかり下さいな。

でも、これ位で良いのかもしれませんね!

私も随分大きくなったものです・・・・・・ん?


さて、来年はどんな「芸術祭」になるのでしょうか。


今日もテストで・・・!

2011-10-25 14:42:49 | 学校

今学期は、綜合課(主に文法)の老師の学習要求の水準がとても高く、
毎日のように听写(老師が読んだ文を聞いて書き取る)があり、1週間に1度、小テスト(終了した課のテスト)、
3週間に1度、大テスト(3課終わる毎のテスト)があります。

小テストの時は報告(baogao 44)(その課のテーマに即した自分の見解を3~5分で発表)があります。
これを老師が動画に撮り採点します(私たち学生も同時に他の同学を採点して提出します)

大テストでは老師が事前に挙げた2つのテーマの内1つを選んで300字以上の作文を書きます。


大連時代は授業中にした練習問題の中から試験問題が出されたので、とても楽だったのですが、
青大では教科書の練習問題は時間中には全くしません。
試験問題も全くオリジナルなので、本当に理解できてないと全く回答できないのです。

家庭教師のLさんが言うには青大は「自主学習を優先させる」方針なのだそうです。


ここまで書いてみて、我ながら「大変だなぁ!」と思ってしまいます。

でも、やるしかないので毎日コツコツと勉強をしてるのですが・・・・・・。

 

今日の大テスト中、老師が忙しかったのかずっと教室を離れていた時、急に後ろの方がざわついててきました。
友達同士で話しをしているのです
確実に教え合っているのが分かりました 

後ろを向いて確かめたわけではないのではっきりしたことは分かりませんが、
とても嫌な気がしてきました


でも、若い人たちと成績を競うのではなく、自分の学力を高めるための試験なのだから・・・、

「まあ、いいか!」と思い直し、答案用紙にひたすらペンを走らせました。

 

成績はどうであれ、努力した分の結果が出てくるのでしょう。

お蔭で最近、少し力が付いたような感じがしています。


この厳しい訓練をあと暫く続ければ ・・・・・・

机の上ばかりでの勉強ではなく、もう少し外に出て中国人との交流もしなければ!


『老年啊, 要有大志!』 (laonian32 a軽、yao4 you3 dazhi44) 意味はお分かりですね。 頑張ります


「文化課」の課外授業

2011-10-22 15:20:47 | 学校

先週の「文化」の授業は課外活動をすることになっていました。
文化の授業はいつも老師が100分ぶっ通しでしゃべり続け、私たちはぼ~と講義を聞いているだけなのであまり人気がありません。
それが分かっていらっしゃるのか、1学期に数回課外授業をされるそうで、今回が1回目で四川料理を食べに行きます。
私は未だ青島の街の名前を覚えきれていませんので、皆さんにしっかり付いて行きます。

 学校の前からバスに乗って 青島二中分校という所で下車

老師の説明を受けながら、随分歩きました。

  途中にあった小奇麗な商店街。 少々お値段が高いようです。


やっと辿り着いた通りは「云宵路 美食街」(帰って地図で調べました)沢山のお店が並んでします。

1軒1軒老師は説明して下さるのですが、早口でよく分かりません。
それにその時には分かっていても、帰ったらすっかり忘れていました。
「美味しくて安い!」「美味しいが高いので勧めない!」「友達と来るには最高!」中には「火傷専門病院」もありました。
写真を持って、老師にもう一度説明を伺いに行きたいと思います。  

    
    
以上は老師の説明して下さった店

 

随分歩いてやっと昼食をする四川料理のお店に着きました。 時間はちょうど良い12時前です。 


1階は「火鍋」、 2階が「四川料理」です。


老師は懸命に四川料理の説明と注文された料理の説明をして下さいますが、これまた授業と同じで一気に話されるので理解不能です。

    
    
    
    
次から次と出てきた料理の数々。 お粥を含めると16品もありました。
左から1;ピーナツ粥と南瓜粥 2;蒟蒻か心太に似たものでポン酢味に似た味です 
3;骨付き肉の煮物 4;アサリ~酒蒸しよりはしっかり味がついていました。 5;白菜のサラダ 
6;唐辛子と肉の素揚げ(四川の特色料理) ;素も有名な四川料理で、唐辛子の下は川魚です。 
8;茸、木耳、肉の炒め物~私はこれが一番気に入りました。 9;ブロッコリー 10;煎餅のようなもの
11;コーンの揚げ物~甘い味で美味しかったです 12;点心(中は餡子で周りに胡麻がまぶしてあります
13;肉の唐揚げ 14;粽に似ていますが中は骨付きカルビ入り 15;円団子~中は胡麻餡でとても美味しい
16:ジャガイモ、肉、玉葱、パプリカの炒め物

四川料理と聞いたので辛くて食べられるかと気になりましたが、老師が考慮して下さって色んな味の料理でとても美味しくて満腹になりました。

816の料理は私にも作れそうなので家でチャレンジしてみようと思っています。



  


私はいつも健康茶持参ですが、ビールやコーラ、スプライトを飲んだ人もいて、
老師を含めて13人、一人35元(420円)でした。
老師、美味しくて安い料理を紹介して頂き有難うございました。
折角説明して下さった料理の名前を覚えられなくて申し訳ありません。

お店の感じもとても良かったので、夫ともう一度来てみたいと思います。

 

  
帰りに気が付いたのですが、10のお煎餅のような物を焼いている所です。
隣の土鍋の中は何なのでしょう?

 


帰りは暫く歩くとジャスコが見えてきました。 老師は美食街を案内するために遠回りをされたのですね。
若い人たちは途中のカフェテラスでコーヒーを飲んで帰る様でしたが、私は一人お先に失礼して・・・・帰るとすぐにしっかりお昼寝をしました。
食べ疲れというのでしょうか!?  


桂林旅行~最後の日(夫一人で市内観光)

2011-10-19 19:53:23 | 旅行

いよいよ桂林旅行も最後の日になりました。

 今日はとても良いお天気で、ホテルの部屋から遠くの山が見渡せます。  
夫は十分に観光できなかった桂林市内を回る予定のようです。

私は何だか疲れを覚え夫一人で観光してもらうことにして、午前中はベッドの中で過ごしました。


夫はホテル前に待っているタクシーの運転手と交渉し30元で案内してもらった様です。

 

先ずは「王城」


ここは宋、元の時代はお寺だったようですが、明時代に皇族のどなたかの邸宅として使われたようです。
現在は一部に「広西師範大学」があります。

 

観光客に科挙(官吏登用試験)の試験問題を出し、成績上位二名に合格証書を授与すると言うイベントがあり、 
夫も受けたのですが難しくて半分も回答出きなかったそうです。

 
当時の衣裳を着てご満悦上位2名の方です。

 

待っていたタクシーに乗って夫はボート乗り場に向かいます。
今回の船は小型のモーターボートだったようです。
 ボート桟橋;1日目に観光出来なかった「漓江 lijiang21」にあります
  「象鼻山」;1,2万年前に地形が隆起してできた山で、先が象の鼻のように見えることからこの名前が付いたようです。
    
左から「穿山公園」  「駱駝山」  「柚子山」  「斗鶏山」  「南渓山と美術館」

以上が夫が船から観光した、桂林の漓江沿岸の観光名所です。

 


12:30ホテル前発のシャトルバスで桂林空港へ

  
綺麗な中国のお姉さんに惹かれて空港内のレストランで昼食をとります。

     
白ネギがたっぷり入った野菜炒め、中国のどの地方にもあるトマトと卵のスープ、炒飯。
どれも味がしっかりしていて美味しかったです。
この旅行で初めて食事らしい食事をしたような気がします。
 
 


空港ロビーで前期の同学Sさんと遭遇、彼は「漓江下り」の船からも私たちを見かけたそうです。
他にも同学が数人、桂林観光に来ていたそうですが会えなくて残念でした。

来る時は鄭州でトランジットしましたが、帰りは杭州経由です。

飛行機に乗り込んで暫くウトウトしていると、外は夕焼けが始まっていました。
刻々と変化していく夕焼けに暫く見とれていました。
夫を促して写真を撮ってもらったのですが、残念ながらあの感動は伝わりません。
今迄に飛行機から見た夕焼けの中で最高に美しかったのです!



今回は体調と相談しながらの旅で心残りも多かったのですが、この夕焼けを見ることができてモヤモヤが吹っ飛びました。

  桂林旅行の飛行ルート
国慶節の時期で飛行機のチケットが取れず、この様なルートになりました。
料金も割引が無く定価通りでした。

 

これで今回の「桂林旅行」記事は終わりです。
次回は2月頃に「昆明」に行く予定です。 体調を整えておかなくては!


小米(粟)粥を食べています!

2011-10-16 18:18:57 | 健康

怪我をして中医の治療院に通っています。

中医の大夫(医者)曰く、「あなたの体の陰陽は乱れているので、整えて行かねばなりません。暫く通って治療(中国語では調理 tiaoli23と言います)して下さい。」


そして言い渡されたのが・・・・

1;体は決して冷やさず、締め付けない(ソックスのゴムまでハサミで切られる始末です)

2;食事は肉は食べず野菜中心、主食は小米粥だけ。  パンは絶対にダメ!

3;適度に運動をし、足湯を励行する。

4;夜は11時までには休む。

 

私は以前から中医に関心があったので多少の知識はありますし、主食は雑穀米や玄米を食べています。
何故粟粥なの?


それで粟の薬効を調べてみますと・・・、

白米との比較は、アワがタンパク質、脂質、B1、B2などのビタミン類、カリウム、リン、鉄などのミネラル類、食物繊維などを多く含むので、一般的には、白米に好みの量を混ぜて炊いて食べる

漢方では、腎臓、すい臓、胆嚢の機能を促し、便秘、消化促進になります

また、白米のアレルゲン物質を含まないので、アトピー性皮膚炎の改善、高血圧、動脈硬化の予防、糖尿病の改善、疲労回復などに有効になる



のだそうで、

正に私の体調にぴったりです。  流石、中医の大夫です!  これで納得して食べることができます。
カロリーは米と変わりませんので、食べる量をお粥にして減らそうと言うのですね。

炊き方もよく分からないまま、チャレンジしてみました。 
粟だけで炊くのは全く初めてですが、主婦歴40年の知恵で何とか炊き上がりました。

何と、新米の所為もあるのでしょうが、もちもちして甘くて美味しい!

初めは乗り気ではなかった夫も喜んで食べています。(夫は朝食はパンだったので、朝食時だけ粟粥を食べます)

 

因みに今日の夕飯です
   
粟粥、切り干し大根の煮物(鶏肉、高野豆腐、人参、木耳)、ほうれん草、
母伝授の鶯宿梅もどき(小倉の名物で梅肉、塩吹き昆布、鰹節を一緒に混ぜてよく包丁でたたき練ります。)
後は夫の好物の揚げ鶏の甘酢炒めを2個つまみました。

何と素食! まあ粗食ではないので良しとしましょう!
これで、朝は人参と林檎のジュース2杯だけです。 

体重は少しづつ減ってきていますが、1年後位の私の体がどのように変化しているのか・・・楽しみではあります。



桂林旅行Ⅵ~「義江縁」

2011-10-16 09:01:24 | 旅行

雨が本降りになった中、バスは「義江縁」に到着です

「義江縁」は中国のPCのサイトの説明では「整个古朴的村庄为基调,配上苗 、瑶 、侗 、壮等多个少数民族特有风情的完美演绎・・・・」 「ミャオ族、ヤオ族、トン族、チワン族などの少数民族が昔ながらの風情で民族特有の物を展示したり演じたりしている・・・」と説明しています

 

  
事前にガイドさんから説明はあったのでしょうが、早口なのでよく分かりません。
着くとすぐに池に浮かぶ船に乗るように言われます。
船頭さんは手漕ぎとモーターを使って巧みに船を進めます。
ガイドさんは雨合羽と笠を被って外に立って説明をします。

    
池の周りには色んな設備があって、少数民族の女性たちがパフォマンスをして楽しませてくれます。
小舟の舳先立っている女性とは「対歌」と言う歌を歌いあいます。
ガイドさんが私たちにも教えてくれましたが、なかなか面白い歌で楽しめました。

 

   
少数民族の状況を紹介するコーナーには色んなパネルや展示物が置かれてありました。
中国には56もの民族がありますが、旅行をするとこの少数民族に会えるのが楽しみでもあります。

中ではガイドさんが詳しく説明をしてくれます。
私が特に興味を持ったのはこれ、船から上がって直ぐの高台に設置されていて、どんな意味があるのだろうと思っていたのです。
これはヤオ族が崇拝している「牛頭神鼓」。 台座には「精神の支柱、崇拝のトーテム、信仰のシンボル」と記されています。
サムネイルの写真には経緯が書いてあります。 文字数の関係で説明できませんが興味のある方は訳して見て下さい。


  
屋外には染色した糸が干してあり、側では若い女性たちが糸を紡いでいます
別の場所では中年の女性たちが刺繍をしているようでした


機織りの実演もやっていました。 
友人が機織りをしている関係で興味深く展示物も見ましたが、日本の物と大差がないようでした。
日本でも色んな技法がありますが、この織物はとても細かな模様でした。

 

 

演芸場?

 入り口では綺麗なチワン族のお姉さん?が迎えてくれました

   
出し物はチワン族?の歌と踊りのようでした。
女性たちが集まって働きながらおしゃべりをしていると、若い男性たちがやってきて女性に声をかけます。
女性たちは無視をするのですが、その中の一人が笛の名手?で笛を吹き始めます。
遂には彼女たちの心も和み仲良く連れだって行った・・・・ように感じましたが。

その後は観客との交流です。 3人の観客が連れ出され、若い女性とペアになって結婚式を挙げる?
???ばかりですみません。 
最後は他の観客も交じって簡単な民族舞踊を踊ります。 
私は踊ることはできませんでしたが、皆さんとても楽しそうでした!

  
その後の道には太鼓や竹琴が吊るしてあって、バチを借りて叩きながら歩きます。


ヤオ族の1部の女性(紅瑤)は少女の時から髪を切らずに伸ばしています。
髪のすき方や束ね方の実演です。 この女性は途中で2回付け毛をしました。
未婚と既婚では束ね方が違うようです。

 


盤王はヤオ族の始祖と言われる人です。 ヤオ族の住んで居る所には必ず盤王殿があるようです。


  
船から見えた長い廊下です。  天井には一般人が描いた絵が掲げられています。
廊下の最後にはテープが張られ少数民族の若い男女が待っていて彼らの言葉で挨拶をすると通してくれました。

 

少数民族の料理を食べられるお店もありましたが、私たちは時間がなく食べることはできませんでした。

 


ここの少数民族の紹介です。

壮族:以歌声闻明世界的民族 チワン族は歌が上手いと評判の民族です。
苗族:服饰最美丽的民族
    ミャオ族は衣裳が最も美しい民族です。
侗族:以建筑,歌舞、好客见长的民族   トン族は建築、歌舞、客のもてなしに長けている民族です。
红瑶是我国瑶族中的一个部分、  ヤオ族は「XX瑤」と呼ばれる沢山の呼称がある民族。
喜穿红衣裙而得名。而且红瑶女子自古以留长发为美、世界“第一长发族”。  この地方のヤオ族は「紅瑤」と呼ばれるヤオ族で、赤い服を好み女性は世界一長い髪を持つ民族です。

 

明日はいよいよ桂林最後の日です


桂林旅行Ⅴ~龍勝「平安壮族梯田観景区」観光

2011-10-11 23:35:39 | 旅行

今日は雨模様です。

今日も現地のツアーで「龍勝棚田」観光に行きます。 一人198元也
観光バスが7時半にホテルに迎えに来て、9時50分に入山センターに到着です。

この棚田は元代から清代当初の期間に開拓され、650年以上の歴史があり、広西チワン族自治区の重要観光地の1つに指定されています。

 

龍勝棚田入山センター


真新しい感じの建物です。
バスの中で後ろの方から可愛い女の子の日本語でしゃべる声が聞こえていました。
センターでその子を見つけ話しかけました。
蘇州からパパとママの3人で観光に来ているようでした。
中国語ばかりの中で、しかも可愛い子供の日本語の声は何とも懐かしく感じました。

    
センターの外にも中にも土産物売りの女性がいっぱです



センターで入山料(一人20元)を支払い専用バスに乗って棚田に向かいます。

 

 


お土産街を抜けると細い道を登らなければなりません

  

 
昼食にこの土地の特色料理「壮郷竹筒
鶏」を食べました


 
ここからも細い坂道が続きます。 上から眺めた集落の様子

   
                                                                
              

 

 


杖をついていた私もしつこく誘われたに乗って登る若い人たち

 


小雨の中沢山の人が上り下りしています

 


緑のグラデーションが素敵です! 正に龍の背骨のようですね!

 

     
小雨に煙る棚田

 

 

 雨が激しくなり無理をして上まで登っても景色は楽しめないように感じたのと、足を労わって中断してお土産屋を冷かしながら夫を待つことに・・・。

店番の女性が嫌がったので写真はなしです。 
時間があったのでじっくり値引き交渉してゲットした刺繍のお土産品。

同色を2枚づつ買ったのがあったので合計10枚で200元也。 かなり満足!

    飾り物

    クッションカバー 

   

 

 

ここで夫が買ったDVD付きの写真集 40元也 。 色んな表情の棚田の風景が満喫できます。    

 


桂林旅行Ⅳ~陽朔;溯源「遇龍河」で筏遊び

2011-10-09 16:39:57 | 旅行

桂林の竹江桟橋を9時半に出航して、陽朔に着いたのは13時45分でした。

ここは桂林を旅行する人たちには人気の町(宿泊費などが安く、少数民族との交流が安易など)のようで、ここを起点にして観光して回る人も多いようです。

私たちのツアーはこのお土産街を通ってバスに乗り換え溯源の遇龍河に行きます。
他にもこのオプションには参加せず自由に観光する人、ここで別れてこの街で泊まる人などに分かれました。
私たちも初めは天気も悪いし川遊びの気分でもないので、自由に街を観光しようと思ったのですが、
お土産屋さんを冷かすだけでは時間がつぶせないので取りあえず参加することにしました。

 

     
少数民族の織物や刺繍、銀細工が沢山並んで居ました。
民族楽器を奏でながら、笛を売っているおじさんもいました。
夫はここでも扇子売りのおばさんに掴まってしまい、なかなか離してもらえません。

   
ここで私はこの旅行で最も忘れられない出来事に出合いました。 

土産街を抜けて広場に出ると沢山の物売りの女性たちが居ました。、
その中の一人がニコニコ笑いながら近づいてきました。 私はなぜか彼女がろうあ者であることがすぐにわかりました。

(失礼な話ですが)私はとても嬉しくて、
覚えていた中国手話で「我认识你很高兴!」「あなたにお会いできてとても嬉しいです」と話しかけました。
彼女もとても嬉しそうに手話で話してきます。  
私はまだ沢山の中国手話は知りませんが、日本で手話を学んでいたせいか彼女が言っていることが何となく分かりました。
そんなに長い時間ではなかったのですが、中国に来て初めてろうあ者と手話で話すことができ、貴重な経験になりました。
彼女も健聴者と手話で話せてうれしかったのでしょうか、品物を売るのを忘れていましたよ!
その間、夫は別の物売りの女性に掴まっていました。

 

 
街中に小さな黄色の車が沢山走っていました。  
観光客用の白タクかと思っていましたら、ガイドさんから「あれはこの街のバスだ」と説明がありました。

 

バスで30分ほど走ったところに遇龍河がありました。


このオプションは一人150元也。


国慶節の観光客を見込んでか、沢山の筏が浮かんでいます。
足元のおぼつかない私は夫に助けられて筏に乗ります。 幸いに私たちの筏には滑り止めの網が敷いてあって助かりました。

 


そんなに大きな川ではないので筏で一杯です。

 

   
子どもたちやわかいひとたちは水鉄砲で水をかけあって遊び始めました。
    
見ている私はハラハラですが、流石若い人たちのバランス感覚は凄いですね。

 


途中いくつか堰があって、その度私たちは下され船頭さんは自力で筏を堰の上に持ち上げます。
船頭さんの中には女性も居ましたが、大変な仕事です!

 


私たちはバスで来ましたが、レンタサイクルで観光している人たちが沢山いました。
川にかかった橋の上で自転車を停め、暫し筏遊びを眺めている人たちが居ました。

      


最後の一段高い堰を滑り下って行きます。 
初めは躊躇しましたが、ゆったりと筏に乗って川遊びをするのも楽しいものですね!

 


帰りはバスに乗って2時間半ほどで桂林に到着です。
明日は「龍勝棚田」と「義江縁」観光です。
                               


桂林旅行Ⅲ~漓江下り

2011-10-09 14:52:31 | 旅行

私たちの旅行は大抵夫が計画し、切符やホテルの手配をします。 

現地での観光は、大きなホテルには当地の観光会社が出向いてツアーの勧誘をしているのでそれを利用します。大概が中国人の中に私たちだけが外国人のことが多いのですが、今回は桂林と言うことで各国からの観光客が来ているのでしょう、私たちのツアーにもアメリカ人やバングラディシュ人など外国人が沢山いました。
送迎、昼食(バイキング)付きで、一人470元也。 因みに中国人専用の船は一人80元だそうです。


8:10に迎えのバスに乗り、9:10竹江桟橋着  ここから大型遊覧船に乗って陽朔まで山水画の世界を楽しみます。

船待ちの時に拙い英語で話しかけたバングラディシュ人の男性(私はインドの方ですか?と尋ねたのです)が、「自分は大阪と京都に行ったことがあるが、京都は特別美しく歴史のある町で素晴らしかった。」と、言ってくれとても嬉しく思いました。

 ガイドの蒋さん
彼は中国語と英語を巧みに使って説明をするガイド歴6年のベテランです。
どちらも発音がはっきりしていてとても聞き取り易くて助かりましたが、私たちが外国人なのでどうしても英語で話しかけてくるので、何度も中国語でお願いしますと言わなければなりませんでした。

    
桟橋には外国人専用の遊覧船が何隻も停泊しています。 三階建のとても大きな船です。
是ならゆったりと景色が楽しめそうです。
船長さんは二人?4時間の長旅ですから交代で操舵するのでしょうか?
右端は私たちのテーブルの向かいに座った中国人。 真ん中の方がソニーのカメラを持っておられたので話しかけましたら、右の方が日本に行ったことがあると話してくれました。

 


さぁ、出航です。 ご一緒に山水画の世界をお楽しみ下さい!


沢山の遊覧船が連なるように下ってきます。


蝙蝠山遠景

 


草坪遠景



冠岩遠景



名も知らぬ山にも紅葉が始まっていました



草坪に泊まていた船。  これが中国人専用の遊覧船かな?



冠岩



冠岩洞窟


楊堤遠景

 



楊堤鎮



童子拝観音



文筆峰



浪石遠景



草坪付近の山にかかる雲が面白かったので


 
ここでランチタイムです。 二階の食堂にはバイキングが用意されてありました。
夫がチョイスしてきたものを一緒に頂きます!
スープ、焼き飯、ビーフン(この地方の名物らしいですが、日本のビーフンとは全く違います)、鶏の煮物、唐揚げ、
キャベツ、胡瓜、ジャガイモ等。

 


興坪鎮



五指山



田螺山



田螺山を別方向から見る



陽朔の町が見えてきました。

如何でしたか? 4時間余りの遊覧船の旅お楽しみいただけたでしょうか?
時折小雨のぱらつく中、何とかお天気がもってくれました。
もう少し、秋が深まった時期か春先にもう一度来てみたいものだと感じています。

地図と通過時間を引き合わせながらの作業でしたので、もしかしたら誤りがあるかもしれませんが、お許し下さい。

 


この後、陽朔の町を散策し「陽朔溯源遇龙河」に筏遊びに行きます