mokoangelの青島日記

夫との7年間の中国留学を終え7月に帰国しました
これからの日本での生活を模索中です

中国の郵便ポスト

2009-11-27 21:27:13 | Weblog

先週の土曜日に郵便局に手紙を出しに行きました。

いつもは係りの方が重さを量って、切手を買って封筒に貼り、手渡すのですが、

若い係員は外を指差し、早口で何か言いました。

「何?」・・・・・・また、外を指差し今度は右に曲げました。

「は?」 封筒を受け取って貰えないので、持ったまま外に出ました。

「右って言ってたよね!?」・・・・・

「あれ?」 そこには郵便ポストらしきものがあります。


中国にも郵便ポストはあるらしいと聞いていましたが、実際に見るのは初めてです。

そんなに新しくも無いので、前からあったのでしょう。

大学構内にも設置してくれるといいのに・・・・・・!


早速、投函しました。  ついでに記念の写真も撮りました。



でも、とても不安です。  本当に届くのかしら・・・・・・!?


楽しい安息日!

2009-11-16 20:06:17 | Weblog

今週の安息日はP家に集いました。
又、一家族増えていて賑やかな集いになりました。

“RS”のレッスンをする教師が居ないとのことで、私は“PR”に出席しました。
広島でのPRの責任を思い出しながら懐かしく、楽しませていただきました。
中国語でも1曲歌っていましたので、早速「中国語の子どもの歌」を注文することにしました。


PRの子ども全員です。 前の二人は光クラスの年齢ですが、人数が少ないので皆一緒に行います。 二人は歌詞の知っている部分だけ大きな声で歌うので、皆で大笑いしました。

レッスンが終わって、活動が始まりました。

皆思い思いのスタイルで、渡された紙にメッセージを書いています。

大きな子も熱心に何か書いています。
見せてもらいましたが、読めませんでした。 残念!

出来上がったものはこの様に教師がディスプレーしてくれました。

Aちゃんはママに助けられながらお話をしました。

託児のA君はママに抱かれて「僕も早くPRにいきたいなぁ!」

YM&YWは一人ずつですが、今日はYMのX君が怪我で欠席だったので、YMのXさんが伴奏者を務めてくれました。


初めてP家に集った時はP家と我が家の二家族でしたが、現在は五家族に増えました。 ベイビーも入れると20名が集っています。

小さな“支部”が出来つつあります。
P兄弟がとても熱心にお世話をしてくださいますのでとても楽しく集えるのです。


日本から帰国した中国人のメンバーは一緒に集うことが出来ず残念ですが、出来るだけ早く中国にも伝道が許され、中国人の方々と福音の祝福に与かれる日が来る事を願っています。


私たちも冬支度!?

2009-11-14 22:50:15 | Weblog

今日、大連に初雪が降りました。

日頃から風邪を引かないように“生姜”を多用した料理を心がけていますが、本格的な寒さが来る前に、元気を付けようと“サムゲタン”を食べに行くことにしました。
留学生に韓国人が多いせいか、門前には韓国料理の食堂が並んでいます。

予約をしていましたので、テーブルにはこのような小皿が並んでいました(注文はしていないのですが)

左は日本と同じお餅。 きな粉がかかっていて懐かし~い。
赤いのは全て“キムチ”。辛すぎずとても美味しかったです。
他の3品は煮物(昆布、テンプラ、ジャガイモ)、味付けは日本と殆ど同じです。


“サムゲタン”がきました。これで30元(400円位)ですよ!!!


“サムゲタン”ですから、気持ばかりの“朝鮮人参”が入っています。


“チヂミ”も夫が注文していました。 海鮮たっぷり、あっという間に半分なくなっていました。  日本のお好み焼きよりも粉が少なくて健康的かも!

これで、私たちの総額54元(700円位)の“冬支度”終了です!



Jさんの“バースデイ”

2009-11-07 12:35:38 | Weblog

先日Mさんが大きなケーキの箱を抱えて登校しました。
老師が「どうしたの?」と尋ねると、「今日はJさんの誕生日だから、15分休みに皆でお祝いをしよう!」・・・・・・という事で・・・。


早速、若者達は準備に取り掛かり、風船を膨らませます。
シャボン玉もあるよ!

私は・・・膨らんだ風船を持って・・・楽しいね!

用があって1、2時間目を欠席したJさんがやってきました。
もう少し待って!何が始まっているのか知らないJさんは・・・???

登場したJさんの頭にはに冠が載せられ、皆で拍手で迎えます。

K老師が“バースデイケーキ”に火をつけました。
皆で「祝你生日快楽!」を歌います。Jさんはとても嬉しそうです。

班長のIさんがケーキを切り分けます。

その間、Jさんには風船の“レイ”が渡され、シャボン玉の祝福を受けています。

いつの間にか皆の顔にはクリームでお化粧が・・・!
何と、老師のお顔にまで!!!
これから別の授業が始まるのですよ!



15分がとても長い時間に感じられました。





Mさんどうも有難う! 私たちまで楽しませて頂きました。
Jさんもきっと心に残る“誕生日”になったに違いありません。



外国人は“楽しむ”事がとても上手です。

これが日本だったら、「たった15分の時間で何が出来るの?」「休み時間でも、先生が許さないわよ!」等と、消極的な意見が優先して実現しなかっただろうと思います。
どんな事でも“楽しむ心”が大切なのだと教えられました。




因みに「祝你生日快楽!」は「誕生日おめでとう!」でメロディは同じです。

         
ジュ ニ シャンリ クアイラ~
         ジュ ニ シャンリ クアイラ~
         ジュ ニ シャンリ クアイラ~~~

          
ジュ ニ シャンリ クアイラ~


おばさん達の冬支度

2009-11-07 12:23:58 | Weblog

寒くなると建物の周りにはこのように、一斉に“白菜”が並びます。

日本でも“白菜の漬物”はありますが、中国では“酸菜(スアンツァイ)”と言い、
日本の白菜漬けとはまったっく違います。


このような風景は日本と全く同じですが・・・・。


白菜の向こうは、つい先日まで青々としていた“ヘチマ”です。


Sさんも“酸菜”の準備を始めたみたいです。
手前は全く葉の無くなったヘチマです。見たところこれが一番大きいようです。
先日頂いたのは、去年の物だったみたいです。



“酸菜”は白菜を発酵させて酸っぱくした漬物です。

この後、干した白菜をかめにぎっしり詰めて、発酵するのを待ちます。
各自、階段の踊り場にかめを置いているのですが、発酵してくるにつれて、何とも言いようの無い匂いが漂ってきます。

中国人にとってはこれはとても良い香りなのでしょうが、私たちにとっては耐え難い匂いです。
冬中、これを嗅いでいなければならないのですから・・・ご想像下さい!

出来上がった“酸菜”はそのまま漬物として食べますが、色んな料理に使われます。
“火鍋”や炒め物には欠かせないようですが、私たちには未だ慣れることができていない味です。


       あ~、白菜の浅漬けが恋しくなりました!



蟹を20杯は食べました!!!

2009-11-04 23:17:24 | Weblog

先日、フーシャンのE&Kさんの「日本語検定1級合格祝賀会」をしました。

彼女達が行きたいといったのが、ホテルのレストランだというので、久し振りに夫と二人、おめかしをして出かけました。
しかし、着いた所はとても庶民的な感じの“海鮮火鍋”の食べ放題のレストランでした。 料金は前払いで一人60元(800円くらい)で、制限時間は2時間という事でした。

      
          蟹が煮えるのを待つE&Kさん
頑張って1級に合格しました。 お腹一杯食べてくださいね!

この電磁調理器は2時間経つと電気が消えるように設定してありました。
“海鮮火鍋”というだけあって、蟹、烏賊は勿論、たくさんの貝類がありました。
小ぶりですが、ホタテが甘くてとても美味しかったです。


蟹が煮あがりました。 以前行ったお店のは、もう少し大きかったですが、1杯が100元以上しましたから、これはお特です。


では、お味の程は・・・・・・?

ここから彼女の蟹との格闘?が始まりました。

おしゃべりもせずに「美味しい!美味しい!」とひたすら食べています。


本当に気持のいいくらいの食べっぷりです。


「ねえ、お野菜も食べなきゃダメよ!」

お鍋の隙間に野菜を入れ込む私です。


そろそろデザートにしましょう!
アイスクリームが届きました。(私はずっと座って、鍋の晩です)

ところが、何とした事か時間も迫っているというのに、お店のおばさんがどっさり蟹を持ってきました。
「誰かが頼んだの?」 バイキングですからどうして持ってきたのか分かりません。


おばさんの持ってきた蟹は少なくとも5杯はありました。
「どうする?私はお腹がいっぱいよ!」
「折角ですから食べましょう!」と、Eさん。

「えっ?まだ鍋の中にも入ってるんだけど!?」

私も、もう1杯お手伝いしました。  夫も頑張って2杯頂き、合計6杯も食べ、「お腹が一杯だ! もう!食べられない」と、ギブアップです。 海鮮の他にお肉もあって、夫はひたすらお肉を食べていましたから・・・。


Kさんも頑張って!


時間が来ました。

蟹は・・・・・全部食べられました。

他の物は少し残してしまいました・・・ごめんなさい!



教育実習も終えて、これからは卒業準備ですね。

Eさんは他の大学の大学院受験の為に勉強を始め、又今年も「キャノン杯」に出場するのだと張り切っています。

この食べっぷりを見ると、「何でも大丈夫だ!」という気がします。



        若いってやはり・・・・・素晴らしいです!
      
      


寒波到来!~これってギャグ???

2009-11-02 13:37:13 | Weblog

寒波が到来しました。

朝の気温が一気に零度を記録しました。  
日中でも3~5度です。  大連の秋はあっという間に終わります。

それで、部屋の窓ガラスはこの様に結露しています。 
朝はもっと酷く、結露で外が見えない程です。

暖気は11月の15日くらいからしかはいりませんので、暫くは「寒い!寒い!」の生活です。

              そこで、我が夫の思いついた“防寒対策”は???

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首にタオルを巻き、背にリュックを背負った姿で机に向かっている姿は・・・・
           
            何とも滑稽で笑いが止まりません。

         夫は至って真面目なのですからなおさらです。


       リュックの中には湯たんぽが入っているのですよ。

 

先日、同級生に勧められたと、学校からミッキー&ミニーの可愛いい”電気湯たんぽ”を買って帰りました。 私はあまり寒がりではないので、「必要ない!」と放っておいたものです。
      
 
背中を暖めたかった夫は、いろいろ工夫をした末に考え付いたらしいです。
私を笑わせようとしたのではないのですよ。  大真面目で、「暖かいよ!」と満足げでした。

どんなものかと私も試してみましたが、(リュックは背負いませんでしたよ!)
とても暖かくて気持好かったです。

                
               もう1つ買おうかな!


「嵩山少林寺」~帰路に

2009-11-01 00:35:45 | Weblog

 嵩山少林寺(すうざん しょうりんじ)は、中国河南省鄭州市登封にある中岳嵩山の中の少室山の北麓にある寺である。インドから中国に渡来した達磨によるの発祥の地と伝えられ、中国禅の名刹である。また少林武術の中心地としても世界的に有名。
なお、しばしば誤解されるが、
少林寺拳法日本で創始されたものであり、現在の嵩山少林寺の武術とは別物である。


「龍門石窟」からタクシーで延々1時間半、やっと少林寺に到着です。
北魏孝文帝太和19年(紀元495年)に建てられた少林寺は、禅宗の発祥地でもあります。敷地がとても広く、気勢軒昂としている建物も少なくありません。
内部の建物は幾つかのブロックに分かれており、年代のある松や檜が高くそびえていて、歴代の石碑はあちこちに散在しています。

後ろの方に小さく見えるのが少林寺の“門碑”です。
夫の会社時代の先輩が少林寺の道場を開いているとのことで、詳しいパンフレットを貰いましたが、全部中国語で書かれていました。 
翻訳して送ってあげなければ!

この入場券のバック写真が嵩山連峰です。

入場券を買って、早速園内バスに乗り込みました。
ゆっくり景色を味わいながら歩くと気持がよかったのでしょうが、とても広いので時間がかかります。

            五台山(拝借写真)
本来なら五台山まで行けば、この「塔林」が見れたのですが、浅はかにも「時間がないから・・・」との夫に従い途中で降りてしまい、見ることが出来ませんでした。

バスを降りて歴代の功夫伝人の像などが展示してある博物館などを見た後、
少林寺にやってきました。 少林寺の山門をバックに二人で記念に写真を撮っていただきました。

中国で観光したところには大抵何処にでもこのような大きな碑がありました。
ガイドさんが居ないので、何と書いてあるか分かりません。

敷地内にはこのような歴史を感じさせる建物が幾つもありました。

「西方聖人殿」の説明が書かれた石。 中国語、英語の下に日本語がありました。日本人の観光客が多いのでしょうか!?
  
ここにも長い歴史を生き抜いてきた面白い木がたくさんありました。
これからも頑張って生き続けてくださいね!

写真でははっきり読み取れませんが、中国式の“精進料理”のお店です。
看板には中国語で「少林素食」と書かれてあります。

今まで旅行したところには一切食べ物の土産品は無かったのですが、崋山には色んな御菓子が売っていました。
ここでも2種類の果物の御菓子が出口近くで売られていました。(黄色のテントの周り) こんな所にまで商業主義がちらほら・・・。
軒下に居る人は、ここの僧侶でしょうか? 普通の人は茶色の衣をまとっていますが、この灰色っぽい衣を着た人は鍛錬していないのか、皆お腹が出っ張っていました。 管理職かな?

書き忘れましたが「嵩山」は北岳「恒山」、西岳「崋山」、南岳「衡山」、東岳「泰山」と並んで、『中国の五岳』と呼ばれてます。  私たちはその内の3ヶ所に行ったことになりますが、いずれも天候が悪く、もう1度行って見たいところです。

時間が迫ってきましたので、鄭州空港向けて出発しました。
嵩山を離れるまで、途中幾つもの「武術学院」がありました。
 
嵩山少林寺南北武術院では曹洞宗正宗第34代功夫伝人のもとに、少林寺入門基本功、仏門禅学、少林寺気功、柔骨功、少林寺五行拳、少林寺八段錦、少林寺易筋経十二段錦、十八般兵器などが教練されている。
走るタクシーの中から写しましたのではっきりしませんが、日本人を初め多くの外国人もここで学んでいるようです。



鄭州空港

運転手さんが言ったより早く空港に着きました。
「料金を高くするために、距離を多く言ったのかな?」
中国に来て付いた悪い癖です。
人が言った事を直ぐに疑ってしまいます。 
特にお金に関しては・・・!
でも人の良さそうなこの運転手さんのお陰で、今日も楽しく観光ができました。

「少しの事なら、まぁ良いか!」の寛容の精神で、この旅も終わりにしましょう。



今度の旅は今までの旅と比べて何かが違いました。
昔、「遣隋使」「遣唐使」によって西安(長安)からたくさんの文化が日本にもたらされました。 小さなことを気にしなければ、日本の古都を旅しているような・・・。
食事の味も日本食に近い感じがします。

西安を案内してくれたT君を初め、たくさんの方に出会いお世話になりました。
心から感謝しています。  
何より拙い(私が言ってはいけませんが)中国語を駆使して、楽しい旅になるように努力してくれた夫に感謝しています。
でも、今だに「あそこは、もう少しゆっくり見たかったのに!」などと、言っている私です。