mokoangelの青島日記

夫との7年間の中国留学を終え7月に帰国しました
これからの日本での生活を模索中です

第四日目・・景镇古窯民俗博覧区②

2015-05-31 10:17:31 | 旅行

このエリアでは、宋代龙窑、元代馒头窑明代葫芦窑清代镇窑や現代の作陶などが見学できるようだ


全ての備品が陶器製である


 日本語では“指物屋”と書いてあるが、作陶の様子を見学できるらしい


 

同じ形のものを作るために、型にはめて形を整えているようだ

 

半乾きにしたものを削って厚さを均一に整えているらしい

多分、器に高台を付けているのだと想われる(専門用語なので辞書にも載っていない)


 

釉薬をかける

 

絵を描く


 陶冶とは陶器を焼くと言う意味

 

 清代の鎮窯

焼く時は大きな土で作った筒に入れて焼くようだ(この写真では見えないが、全部名前が書いてある)


道標に従って明代窯に進む


 明代の瓢箪窯

「無形文化遺産の伝承者たちが昔の方法に従って明代の瓢箪窯を復活させている」時の写真


現代も残っているが入ることはできない

おや? 夫は元代と宋代の窯は飛ばして瓷音水榭に向かうようだ

 

水榭(水辺の東屋)が見える・・ここでは陶器で作った楽器で演奏をしているとの事

 

幸運にも私たちが到着した時にちょうど演奏中だった(一日6回の演奏がある)


 陶器製の二胡

演奏が終わって彼女が私の傍を通って行った時・・一寸触らせてほしいと思ったがグッと我慢した


池には蓮ではなく珍しい花が咲いていた


 水を利用して陶土を搗いている

日本の九州日田にある“小鹿田焼”に出かけた時にも見かけた事がある昔ながらの方法である

 

元代と宋代の窯やほかのスポットには見学しないまま、次に行くようで、夫は従業員の男性に路を尋ねている

 

 つづく


第四日目・・景徳鎮観光;景镇古窯民俗博覧区①

2015-05-30 19:10:14 | 旅行

朝食を済ませ・・バスセンターに荷物を預け、バス停に行くが・・夫の目指している博物館行の路線が見つからない

付近に居た現地の女性に何番に乗ればよいのか教えて貰い22番バスに乗る

8:05→8:30着・・教えて貰ったバス停であるが、夫が事前に調べて置いた博物館とはどうも違うようだ

しかし、「古窯民俗博覧区」と言う看板があったので・・取り敢えずどんな物か行ってみることにする


【景徳鎮】

中国,江西省北東部にある中国第一の窯業都市。
景徳鎮窯をもつ世界的な陶都で,春~秋に窯の開かれている時は労働者や商人が集まって人口は2倍になると言う

古くは立馬山といい,東晋時代に新平鎮となり、唐代には昌南鎮と称したが,宋の景徳年間(1004‐07)に景徳鎮となる。
製陶の起源は古く,漢代とも西晋代(265‐316)ともいわれ,また南朝陳の至徳年間(583‐86)勅命をうけて製陶したとも伝える  白磁を焼くようになったのは唐代からだらしい

 

古窯民俗博覧区に行くにはこの車道と  

綺麗に整備された歩道  があるが、わたし達は趣のありそうな歩道を歩くことにする

この時、とうとう小雨が降り出したが・・色んな趣向が施してあたので、さほど気にもならず楽しく歩けた 



不要な陶片で路に絵を描いてある

   

宋→元→明→清とつづく窯の特徴が描かれたタイルも張ってある

その時はこのタイルの絵が何を意味するものか気づかず宋、清のタイルは撮ってなかった(残念)


10分程歩いたところで到着らしい

世界陶磁器聖地と書かれた看板が目に飛び込んでくる

 

 

 ゴミ箱も陶器製

夫が先に入場券を買いに行ったので周辺の写真を撮る・・・古い陶片を使って色んな工夫がしてあり、ワクワクする

 

現役軍人と退役軍人は無料・・と下の写真の電光掲示板に書いてある・・私たちにも半額の老人割引があった

何時頃できたのだろうか・・結構新しく綺麗である

                                      

ロビーのシャンデリアも陶器製と・・全てにこだわりを持って作られているようだ


 いよいよ中に入ります!

 

中国のてネットでは、景点(観光スポット)として・・・下記が紹介されている

清代镇窑 葫芦窑 馒头窑 宋代龙窑 瓷音水榭 小器作  手工作坊  
明闾 清园 唐英纪念馆 风火仙师庙 大件作


途中にわたしの目を引く色んなものがあって写真を撮るのに忙しく・・なかなか観光スポットにたどり着けない

 


风火仙师庙 

此処には明代の景徳鎮窯に多大な貢献した陶工を祭ってあるらしい

木彫か塑像か分からないがどんな意味があるのだろうか・・不思議な形をした飾りである

 


つづく


第三日目・・景徳鎮到着

2015-05-29 21:16:17 | 旅行

バスは定刻通りに出発し、景徳鎮まで約140K、高速道路を走った


車窓からの風景

 14:47 鄱阳湖(po陽湖)を渡る

 15:15 農村の筈だが建物は近代的

 1613 そろそろ景徳鎮か!?

 16:15 焼き物のオブジェ・・景徳鎮!


高速を走ったので2時間足らずで景徳鎮バスセンターに到着する

バスから降りて外に出ると・・・陶器の卸屋の店がずらりと並んでいる


明日の黄山行きのバスの切符を買っておくために再度バスセンターに入る

翌日の13:40発の黄山行の切符(70元)を買って外に出ると、早速、客引きさんが近づいてくる

いつもの様に知らぬかをして通り過ぎようとするが・・人のよさそうな男性なので、一応値段と場所を聞く

値段は80元でバスセンターの真ん前のビルらしい・・とにかく部屋を見てからにしてと、男性の後についていく


           

部屋は何だか不思議な感じ・・空調もテレビも新しいのに古い扇風機が置いてあるし、一寸湿っぽい

NO!と言いたかったのだけれど、小さな子供が箒を持って掃除をしているような、遊んでいるような・・・

それにただの客引きだと思っていた男性はこの宿の主人らしい

わたし達が1泊するだけでこの家族の役に立つのなら・・・と、勝手に考えて何も言わずにOKした


チェックインして、荷物を下ろすと、もう17時近くになっていた

ホテルの付近を散歩がてら夕食を食べに行くことにする


西も東も分からないので、通りがかりの女性に繁華街はどちらの方かと尋ねると「あっち!」左の方を指差した

取り敢えず西らしい方に行ってみようと歩き出す


 東屋が有ったので登って行ったが今は廃れた感じだ



東屋のあった丘の麓に何だか威厳のある看板がかかっている門がある・・・食事が出来そうだが一寸敷居が高かった

 人民公園があってので入ってみる

中国人は大きな石に大きな字を書くのが好きらしい・・旅行をすると至る所で見かける

中国では今、ローラースケートが大流行している

青島でも公園でローラースケートの練習をしている姿を好く見かけるが、どこに行ってもこの様な子供がいる


陶磁器のの街らしく色んなものが陶磁器で作られている


30分も歩いただろうか・・川縁に出たのでこの辺で食事ができないかと探す

如何にも中国らしい建物が二つ見えたが一寸遠くて時間が遅くなるので、戻って東の方へ行くことにする


 わたし達の泊まったホテルのビルの手前(黒い部分)は殆どが陶器店だ

観光地なのにほとんどが店を閉めているので、ゆっくり見ることも出来なかった


 バスセンターを過ぎた付近に小さな洒落たレストランがあった

 茄子の炒め物

 糖醋里脊(夫の大好物)

 豆腐と青菜のスープ

 ライス一人分、大きなボールで出た

お味がとてもよく、ご飯以外は初めて二人で完食し・・打包なし


近くにスーパーがあるとの事だったので、翌日の朝食陽のパンや飲み物、果物を買い込みホテルに戻る



明日は一番楽しみな景徳鎮窯の見学です


第三日目・・九江市内観光⑤(能仁寺)

2015-05-28 06:19:16 | 旅行

【能仁寺】

6世紀前半の梁の武帝年間(503年~528年)の創建された承天院と言う禅寺で、明洪武代(1498年)に改名される
現在見られる建物の大半は1870年(清の同治9年)に再建されたもので
「能仁八景」と呼ばれる“大胜塔”、“汉阳桥”、“飞来石船”、“雨穿石”、“冰山”、“雪洞”等が有名

 此処の入場料は10元である

大门

 

山门


蘇州の寒山寺と同じ色合いの黄色が目に鮮やか・・塀の作りも素敵だ!


親亀の背中に子亀を乗せて、子亀の背中に孫亀乗せて♪
       親亀こけたら子亀孫亀皆こけた♪

池では亀たちが甲羅干しをしたり、鯉と一緒に泳いでいたり・・何とも長閑である


大雄宝殿(本堂)

ご本尊の釈迦像

他にも沢山の仏像や塑像が設置されてあったが(仁王像、弥勒像、四天王 等)

以前回ったお寺に置かれていた物と大差ないので写真は割愛する

 

 

大雄宝殿东南侧にある大胜塔・・千年以上も風雨に浸食されなが長年修理されていなかったので、破損が激しく塔の天辺が
崩れて無くなってしまった。 1994年に大規模な工事が行われきれいに修復され、1957年江西省の文化財に指定された。


 法堂

 
 何故だかお寺には紫陽花が似合う

       泰山木も大きな花を付けている 


 地蔵堂



20分ほどで見学を終わった頃には丁度お昼時だった・・門前の食堂街で昼食を摂ることにする

 どの店も小奇麗だったが、何故だか入る気にならずこの店の前まで来た

この写真を見ると・・左から3番目にオムライスがあるではないか! どんな物か食べてみようと入る

所が、このオムライス・・看板に偽りありで、店のおばさん方は誰も知らず表まで写真を見に行くが結局、ないと断られる

仕方なく、定番のトマトと卵の炒め物と炒飯を頼む・・・炒飯は薄味で何とも評価できない


しかし、見かけでは分からないだろうが、このトマトと卵の炒め物・・今まで食べた中で一番おいしく感じた

出だしが悪く、わたしは何も食べる気がおこらず注文しなかったが、一口味見をして半分くらいは食べてしまった

何が違うのか分からないが、その後食べた物よりも美味しかった(夫も私と同意見であった)

二人でたった25元(500円足らず)の昼食だったが・・気分的には大満足である

 

此処からまた、タクシーでバスセンターへ移動する・・・13時前には到着する

 14:30分の出発までこの待合室で中国人ウオッチングをしながら過ごさなければならない

冒険が得意でない夫は、路線とバス停がハッキリしない限りはバスでの移動をあまり好まない

なら、もう少し観光に時間を取って欲しいと言っているのだが・・・

しかし、このような時間の過ごし方もすっかり慣れてしまった




九江から景徳鎮行のバス・・結構新しくて綺麗なのは嬉しい  2時間のドライブはどんなだろうか



景徳鎮につづく


同学が一気に6人も増えました!

2015-05-27 14:32:05 | 学校

今朝、登校すると見かけない学生たちが廊下で話をしています


その内に、わたし達の班にも8人入って来ました

事情を聞くと・・彼女たちは30数人のタイの短期留学生で、月曜日に青島に到着したばかりの様です

昨日、班分けの試験を受けやってきたのでした


彼女たちは私たちの班で2か月間勉強すると言っていますが

私たちの班は総勢20名で、机は22名分しかありません・・ 幸い今日は欠席者が多かったので何とか坐れましたが

明日からはどうなるのでしょうか?


今いる同学を合わせると、タイ人同学は10人にもなります

 

老師たちも事前に知らされていないようでした

今日は班担任の授業が無く・・机の手配などどうするのか分かりません


学校側も学期末には出席者が減って行くのを計算した上での配置でしょうか?


兎に角、気持ちよく学べる環境を整えて欲しいものです


第三日目・・九江市内観光④(煙水亭) 

2015-05-27 06:09:30 | 旅行

【煙水亭】

煙水亭は甘棠湖に浮かぶ小島の上に建てられた一種の博物館のようです

三国時代に「赤壁の戦い」で曹操軍を大破した呉の名将周瑜が、水軍の指揮をとったという点将台(指揮台)もあります

中に入るにはこの橋を通って行かなければなりません


夫は思いがけず三国志関係の名将に会えて嬉しかったのではないでしょうか


此処から周瑜が指揮を取っていたのでしょうか・・・今日は霞んで先が好く見えません


近代九江史も展示されています

 
先を急ぐ私たちは20分程の見学の後、次の能仁寺に向かいます


朝、女性たちがダンスをしていた広場では「5・18国際博物館の日」にちなんで、無料の鑑定活動が行われていた

日本でいう「お宝拝見」と言う所か・・・古そうな皿や欠けた器等が見える

 

一応、おじさんに場所は聞いていたのだがよく分からないからと、夫はタクシーで行くと言う

なかなかつかまらず・・やっと止まってくれたタクシーには先客がいるが

運転手はどこへ行くのかと聞いてくる・・夫が能仁寺だと言うと、乗れと言う

中国では相乗りはよくあることだが、料金がはっきりしない


今回も・・先客は7元を払って下りたので、メーターの料金から5元くらい引いた料金を払えばよいかと思っていたら

メータを倒さずに走りだし、到着すると10元だと言う

何だか釈然としないが、納得いかない金額でもないのだろう・・夫は黙って支払った


中国に旅行される際のタクシーには重々ご注意下さい

 

 

能仁寺へつづく


第三日目・・九江市内観光③(鎖江楼、琵琶亭)

2015-05-26 13:08:29 | 旅行

【鎖江楼】

此処にある塔は、洪水を鎮めるために約400年前に建設された歴史ある塔らしい

 入場料 一人20元

中国の観光地は65歳以上は半額、70歳以上は無料の所が多いのだが・・九江市は半額の優待はない


楼には上れなかったが、先人が楼の上から見た長江の景色は素晴らしかったに違いない


この塔の足元には “为了您的安全 请离塔身3米” 「安全の為に塔から3m離れて下さい」と書かれた

注意書きが置いてある(牛の像の後ろの柵の間から見える黄色い物)

400年も前の塔だから、いつ崩れてくるか分からないと言う事か?それとも近づいて衝撃を与えないようにと言う事か?

それでも見学できるのだから如何にも中国らしい


2003年に市内の工事をした際に出土した建物(詳しくは読めない)の台座らしく・・

明末期か清初期のものだろうと書かれてある


楼や塔には入れなかったが・・庭内は整備されていて気持ちが良い・・敷石も綺麗でわたし好み!


楼につづく坂道から長江を望む

丁度、九江長江大橋を貨物列車が渡って行くのが見える・・私たちもこの橋を渡って九江に入ったのだった

 



次の琵琶亭まではかなりありそうなので、バスに乗って行く・・・中国はタクシーも安いがバスは大体1元(20円足らず)で

時刻表が無いが、結構頻繁にやってくるので、路線さえ分かればとても便利なのだ

 


【琵琶亭】

唐の詩人白楽天は40代の官僚時代に、越権行為があったとして江州(現在の九江市)に左遷された
その時に詠まれた有名な琵琶行を記念し、この地に琵琶亭が建てられた

入場無料だが、観光客は疎らである

 白楽天の像

此処にも(早朝のせいか?)入ることはできなかった


                         

                          

20分ほど色んな花が咲いている庭を散策して・・煙水亭に向かうためバスで移動する


バスを降りた所に広場があり「米市」と「茶市」と言うテーマの働く人たちの像が設置されてある

昔の人はこの様に働いていたのだろう・・とても興味深かった

子供たちがこの像に乗って遊んでいるのだが誰も注意をしない・・子供自身にも、像にも好くない事だと思うのだが


 感謝のしるし

夫が観光予定の能仁寺への道を此の店のおばさんに尋ねたが知らなかった

しかし、親切にも近くにいたおじさんに尋ねる様に言ってくれた・・中国人は普通は「知らない!」で終わりなのだが

小腹がすいていたこともあって、美味しそうな肉巻きを一つ買って食べた(ソースに中華の香辛料がたっぷり!)


間もなく11時だ・・先に煙水亭を観光することにして徒歩で向かう



つづく


第三日目・・九江市内観光②(潯陽楼)

2015-05-25 20:53:48 | 旅行

 案内版によると・・長江沿いに 潯陽楼、鎖江楼、琵琶亭、美孚 と言う観光場所があるようだ


【潯陽楼】

 一人 20元

潯陽楼は唐代に開業した酒場が起源で唐の時代に創建された由緒ある楼閣で
水滸伝の棟梁宋江が梁山泊に登る契機となった事で有名なった
その後何度も改築が繰り返され、現在のものは1987年に建てられたものらしい


上から下を覗くと、屋根の甍の波がとても美しい!


どんな書画が展示して有ったのだろう・・一つ一つ、ゆっくり鑑賞する時間が無かった(いつも駆け足観光なのだ)


水滸伝ゆかりの英雄たちであろう可愛い人形となって「忠義堂」に収まっている

以前、歴史好きの夫に連れられて梁山泊に行ったことがあるので水滸伝の英雄たちは何だか身近に感じる


わたし達が去年“三峡游”に出かけた時は、長江は水不足だったが・・大きな貨物船がひっきりなしに通る

 

此処から次の鎖江楼が見える・・バスに乗る距離でもなさそうなので歩いて行くことにする

 

隣に美味しそうな料理の写真を掲げたレストランがある

前身が酒場だったそうだから、その流れをくむものかもしれない

 

鎖江楼につづく


薔薇が満開です!

2015-05-25 18:19:00 | 青島の状況

日曜日・・久しぶりの教会です

 バス停で宿舎の6Fに住む英語教師の姉妹に出遭う

彼女はいつも私たちの事に関心を寄せてくれている・・私の大好きな姉妹

土曜日も学生たちとサクランボ狩りに行ったとかで、沢山のサクランボを持って来て下さった


教会のある団地には薔薇が満開になっていた・・これで本格的な春だ

 

 

残念なのは・・日本と違って全くと言っていいほど手入れができていない

花が終わった後の手入れや、肥料やり等・・バラを綺麗に咲かせるには手入れが大変なのだ

わたしも一時薔薇に凝っていて、色んな種類の薔薇を庭に植えていたが


手入れが行き届かなくなって・・段々少なくなってきた

先日、垣根にしている大和薔薇が満開だと言う嬉しい便りが届いた


青島の春はとても短く、薔薇が終わるとすぐに暑い夏が来る

出来るだけ長く咲いていてほしいものだ


第三日目・・九江市内観光① 

2015-05-24 15:15:58 | 旅行

包車の運転手が大雨が降ると言ったのは・・単に天気予報が外れたのか、彼の営業用だったのか・・・

大雨が降るどころか、とても好いお天気!


予定では九江に二泊の予定だったが・・改めて廬山に行く気にもならず

彼に電話をするのは止めて・・市内観光の後、景徳鎮に移動しそこで一泊することに予定を変更した



この大安価のホテル・・驚いたことに無料の朝食付だと言う

わたしは食べる気がしなかったが、夫が行くと言うのでついて行った


 又又、驚いたことに素晴らしい作りのレストランである

中国でも名のある方々が此処で食事をした写真が沢山掲げてある

他にも私の興味のある食べ物の効能などを記したものも沢山貼ってある

要約すると・・・1;干し棗を漬けた水は肝機能を強め毒素を排除する(毎日飲むと1週間で効果が表れる)
         2;干し棗と白木耳、氷砂糖で作ったスープを飲むと肺を潤し咳を止める

*中国では分量などは明記しないのが通例で、分かりにくい・・・「必效方」と言う本を探して読んでみよう


夫は何品か選んで食べていたが・・私は豆乳を飲むだけにして

九江の長距離バスセンターへ景徳鎮までの切符を買いに行く


先ず、バスセンターで切符を手に入れ、荷物を預け身軽になり観光をするのが、私たちの旅行の習わしとなっている

景徳鎮までの所要時間は約2時間だそうなので、14:30発の切符を買う(一人59元)


夫が事前に調べておいた観光地 煙水亭へタクシーで移動

 開館は9時とのことで入ることができず、他の観光地を先に回る事にする


煙水亭前の広場では、ご婦人たちがたくさん集まってダンスの練習をしている

中国のどの地方に行っても広場や公園でこういう光景を目にする・・とても開放的でこちらも気持ちが好い

わたしは時間があれば仲間に入れて貰いたい様な気がするが・・夫は目もくれずに先を急ぐ


此処では路上散髪屋さんが営業・・初めはボランティアかと思って見ていたがそうでもなさそうだ

こんな所でもお客さんがいるのがいかにも中国らしいところである


先ず長江を見ようと歩いていると・・ショッピング街に出る



中国では至る所にこの様な像が設置されていて・・とても心が和む(時には意味の分からない像もあるが)


夫の運動靴に綻びができ、今にも穴が空きそうだと言うので・・靴屋に入る

そこで適当な靴を買い・・店員さんに市内の見どころを尋ねる


長江の川沿いに景勝地が並んでいるそうなので・・バスに乗って行くことにする

夫はタクシーでさっと行きたい派で・・私はバスで当地を味わいたい派なのだが

バスに乗るのは路線とバス停を探すのに手間がかかり・・日本と違って値段が格段に安いタクシーに乗ってしまう


今回は店員さんのお蔭でバスに乗ることができて嬉しい!

 

三つ目のバス停で降りると目の前に潯陽楼がある

 

つづく