mokoangelの青島日記

夫との7年間の中国留学を終え7月に帰国しました
これからの日本での生活を模索中です

日本の文化~ひな祭り

2010-02-26 10:28:57 | Weblog

ひな祭り
日本の友人、Sさんのブログのテンプレートが大分以前から「お雛様」に変わっている。

彼女は四季折々の情景や行事に併せて“テンプレート”を変える。

季節感のある、彼女のブログを訪問する度に、日本を懐かしく想い出す事が出来て楽しい。


冬休みの帰国時に、我が家でも次女が早々と七段飾りのお雛様を出してきた。

大きな飾り段は邪魔になるので・・・と、広いテーブル上に広げておいてある。
(写真を、撮っておけばよかった!)

    

     あかりをつけましょ雪洞に お花を上げましょ桃の花


        五人囃子の笛太鼓 今日は楽しいひな祭り
 

      
     これは冬休みに次女と参加した折り紙教室の“雛飾り”。

次女が何回か通って仕上げてくれたもの。

中国の友人の土産にと持参したものだが、彼女の手に渡すまで、しばし我が家で

楽しませて貰っている。


       
           S家のAちゃんとT君の作品。

一昨年の帰国時にプレゼントしてもらって以来、我が家の住人になっている。

 

最近、歳の所為か外国で生活している所為か、日本の文化や習慣に付いて思うことが多くなった。
娘たちが幼い頃は「文化を伝えていく事は親の役目!」と張り切って行事をこなしていたが、娘たちの成長後はその責任を放棄している感がある。

中国でも近代化の影響が著しく、古い習慣より欧米風の楽しい行事に人々の心が移り始めているようだ。

     「面倒くさい!」「煩わしい!」等の言葉が横行し、

     大切な事が失われつつある現代、

     昔からの文化や習慣に心を向け、楽しむことで

     “心のゆとり”も生まれてくるので
ないだろうか。

 


いつまで正月の祝いがあるのですか!?

2010-02-23 10:10:15 | Weblog

ブログのコメント欄にHさんの質問がありました。

実は去年は元旦から3日位で帰国したのでその後の状況は知りませんでした。

大晦日や元旦ほどではありませんが、1週間過ぎても“爆竹&花火”はおさまり

そうにありません。

先日我が家を訪れた中国人の友人に尋ねました。


     「この音はいつまで続くの?」

     「旧暦の1月15日の元宵節までですよ。 今年は28日ですね」

 

「元宵節」? 中国には沢山の“節”があります。

早速調べてみる事に。  以下はPCの資料です。

  
【元宵節の起源は?】

  元宵節は旧暦の1月1日である春節から15日後に訪れる新年最初の新月の日である。その歴史は非常に古く、古代中国の漢文帝(紀元前2世紀ころ)が諸呂の乱を平定した日が正月十五日であり、これを記念して元宵節と定めたのが起源といわれている。

【正月を締めくくる大事な日】

  中華圏では旧暦の1月1日に当たる春節を迎えると、爆竹を鳴らし、親族が集まって美味しい料理を食べるなどといっためでたい雰囲気に包まれるが、その正月の終わりを告げる節句が元宵節である。

  元宵節を迎えると、人々は家族そろって「元宵」と呼ばれる団子を食べる慣わしがある。この団子に関しては、あんこの量が団子全体の20%以上であること、糖分は30%以下であること、あんこがはみ出でいないことなどといった国家基準品質が設けられているというから驚きである。
その具には胡桃と白砂糖、黒胡麻には砂糖など十余種類が数えられる。北京地方では「元宵」と呼び、江南地方では「湯元」という。

人々は十五夜に象ったものを食べ、家族の、そして全国各民族人民の団結を願うのである。


多分これに似たようなものだと思います。(我が家の冷凍庫にあった物)
中にゴマ餡が入っていて美味しいので知らずにお八つに食べていました。
これを茹でてそのまま食べたり、黒蜜をかけたり、甘いスープのようなものに入れて食べるようです。


また、元宵節は別名「提灯祭り」「ランタン祭り」とも呼ばれており、その名が表すとおり提灯を飾る慣わしがある。色とりどりの提灯に彩られた街は幻想的な雰囲気に包まれ、それとともに正月に別れを告げるのである。

大連でも大きな公園で賑やかに提灯祭が催されるようですが、運悪く28日は安息日ですね。



中国にいると色んな行事を通して家族の大切さをよく教えられます。

日本では忘れられている本来ならこうあるべき姿というものによく気づかされます。

戦後直ぐに生まれた私、子供の頃に家族で色んな行事を楽しみ母の手作りを

家族で喜んで食べた事を思い出しています。

              

 


「大地の子」を観て涙!

2010-02-18 19:40:02 | Weblog

足を傷めている私は未だ外出が出来ないで居ます。
いまだに春節を祝って爆竹や花火が賑やかに打ち上げられ、「落ち着いて勉強!」という気にもなれないで居ます。

「DVDでも観たら!?」 「今観てるけど、これ面白いよ! 泣けるよ!」 
夫が声をかけてくれました。 私と夫は趣味が違うのですが、その時夫が観ていたのは「大地の子」でした。
随分前の「NHK70週年記念番組」日中共同制作ドラマです。私も観たいみたいと願っていたのですが、なかなか機会に恵まれずまだ観ていませんでした。
早速観始めましたが途中で止められなくなった私は第1部から第11部まで(DVD6枚)を二日で観終わってしまいました。
 


      悲惨な戦争を生き抜いた人々の苦しみと

    戦火の中でも消えなかった大地の人々の恩愛を

              永く心に刻み

          日中友好の証として捧げます


ドラマは作者山崎豊子さんのこの言葉で始まります。

敗戦直後に祖父と母を喪い、妹と生き別れになった日本人残留孤児で、中国人の教師に養われて成長した青年(陸一心)のたどる苦難の旅路を文化大革命下の中国を舞台に描く大河ドラマです。

観つづけて居るうちに、私はこれは単に「戦争孤児の苦難を描いたドラマ」ではないと感じていました。
 
辛い日々の中で一心を支えたのは、養父・陸徳志の温情と、重病の自分を助けてくれた看護婦・江月梅への思いでした。
他にも逃避行の際に出会った力本、日本語を学ぶように勧めた黄書海。

どんなに辛い時でも、彼は諦めず自分を信じ彼らを信頼したからこそ新しい道が開けて行ったのです。 

私も彼らの中にある資質を身につけたいと思いました。

      
    最後に、二人の父への愛情に一心の心は揺れ動くが、彼は苦悩の末、

         涙ながらに「私はこの大地の子です。 ...」と、

         日本に帰ってくるように誘う実父に伝えます。

私はこの決心に拍手を送りました。 自分を育ててくれた養父母の恩愛に応え、自分を鍛え育んでくれた中国の地に感謝して生きると言う彼の気持を感じたのです。

今、私たちも遠く中国の地に居て、違った思いで愛する家族や友人を思っています。 いつも会う事はできませんが、思いは以前より強いのです。
彼らの存在が慰めや励ましになっていることを強く感じています。

これからもどんな状況下に居ようとも、諦めずに懸命に生きていかなければならないと思っています。
そうすることが今まで私を愛し助けてくださった方々への感謝御礼になると思うのです。

 

「大地の子」を観ている内に、ずっと以前に読んだ「流れる雲は生きている」と言う小説を思い出していました。

読んでいる時は感動し、涙を流していました。
今、「大地の子」を観て感動し涙した私が居ます。

この間どれだけの時間があったでしょうか。
私は何に感動し、涙をながしたのでしょうか。
そんな私を内省しています。

     「引揚者」・「残留孤児」・「戦争責任」・「二つの中国」・・・

中国の地にいて、今まではどれも真剣に考えていなかった自分を恥じています。

      これからは関心を持って、よく知るように努めます。

何が出来るか分かりませんが、そうする事でふとした時にお役に立てることがあ

るかもしれないと思えるのです。


未だ読んでいない方に「流れる雲は生きている」の内容を少し紹介します。 
お勧めの一冊です。

昭和二十年八月九日、ソ連参戦の夜、満州新京の観象台官舎—。夫と引き裂かれた妻と愛児三人の、言語に絶する脱出行がここから始まった。敗戦下の悲運に耐えて生き抜いた一人の女性の、苦難と愛情の厳粛な記録です。

 作者の“藤原 てい”さんの紹介
1918年、長野県生まれ。県立諏訪高女卒業。1939年、のちに作家となる新田次郎氏と結婚。43年に新京(現在の長春)の観象台に赴任する夫とともに満州に渡る。敗戦後の45年、新京から愛児を連れた決死の引き揚げを敢行、辛うじて帰国に成功する。その体験を記した『流れる星は生きている』は、敗戦下の苦難の脱出行を活写したすぐれた記録として、戦後空前の大ベストセラーになる


因みに陸一心が進学した大学の舞台は大連でした。
彼が初恋の女性と語らうシーン“老虎灘”は私たちも何度も足を運んだ大きな虎の彫刻がある公園で有名な観光地です。 観ていて懐かしく嬉しくなりました。

“長春”も“内蒙古”も未だ行っていないので「大地の子」のロケ地を巡る旅を夫に計画して貰おうかと考えています。

 

 

 


学院主催「春節食事会」

2010-02-14 23:04:13 | Weblog

中国は今日から「春節」です。
大晦日にあたる昨日は朝から爆竹が鳴り響き、夜は絶え間なくあがる花火の音で、まるで銃撃戦でも始まったようでした。

去年も経験して承知してはいましたが、「去年もこんなだった!?」「凄いね!」
窓は締め切っているのに部屋には硝煙が入り込んできます。
「喘息の発作が起きそう~!」 この騒ぎは真夜中まで続きました。






我が家の窓から夫が連写で撮ったもの(数百枚)の中からアップしてみました。
これは花火大会ではなく、あちこちで勝手に上がっているのです。
我が家の直ぐ前の宿舎兼ホテル(#5楼)からも度々上がっていました。


           「新年おめでとうございます。」 
      「今年一年が幸福で平安でありますように!」
       
    会場の#5楼のロビーには新年のメッセージが掲げてありました。



事務室主任の李老師の挨拶&乾杯で会は始まりました。


学期末の老師の説明では「餃子を食べる会」ということでしたが、次から次に料理が運ばれてきました。 中国では「春節」には餃子を食べる習慣があります。  日本のお雑煮の感覚でしょうか。


テーブルは4卓準備されていましたが、集まりが悪く2卓だけになりました。
中国でも今日は「情人節」(バレンタインデー)なので、学校行事よりもそちらを選んだ人が多かったのでしょうか!?

 

こんなに沢山食べきれるのかしらと案じていた料理も、楽しくおしゃべりをしながら
きれいになくなってしまいました。





台湾旅行雑記

2010-02-14 23:02:51 | Weblog

「台湾という国」
大陸(台湾に敬意を評して以降中華人民共和国を中国ではなくこのように記します)で生活している者から見れば、台湾は「中華人民共和国」の省の一つです。
恥ずかしながら、「二つの中国」問題に付いてはあまり深く考えた事がありませんでした。
台湾人は福建省から渡ってきた人たちを中心とする漢民族(98%)の国家です。原住民は僅か2%にしか過ぎないのです。歴史的な背景は語るまでも無いことですが、旅をして感じたのは全く違った国のようでした。
アメリカや日本の影響を強く受け、海外にも広く門戸を開いてる台湾は大陸とは全く感じが違います。
「二つの中国」に付いて、これから勉強してみようと思います。
台湾の世論は「独立派」と「現状維持派」の二つに分かれているようです。

「中華人民共和国も台湾を独立国家として認めた方が何かと都合が良いのだが、沢山の民族が独立を願っているので、影響を考えてできないのだ」という穿った見解を耳にしました。

【タバコ】
台湾では屋根のあるところでは全て“禁煙”です。
蔡さんが禁煙を促す警告写真つきのパッケージを見せてくれました。

   蔡さん持参の煙草
煙草の吸い過ぎて真っ黒になった肺の写真がプリントされています。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                   

台湾のたばこは表も裏もパッケージの1/3にこのような写真が印刷されています。
上の写真以外にも、妊娠した女性のお腹や「煙草の煙は間接的にも家族を害います」とコピーの入った母娘の写真とか種類はいろいろ。
警告文だけでなく、写真で視覚に訴える方が効果があるそうです。

私たちは禁煙できずに居る愛する人の為に“セブンイレブン”で購入しました。
渡して直ぐに「どんな味か吸ってみたら!?」と言いますと、「こんなの見たら、吸えない!」といいましたが、早く禁煙できる事を祈っています。

日本のタバコのパッケージにも・・・・。という意見があったように記憶していますが、どうなったのでしょうか!?

【食事】
噂通り、まずいものは一つもありませんでした。

一日目 昼食 機内食 
      夕食 中華料理
二日目 朝食 ホテルのバイキング
      昼食 海鮮料理 (名物はイカボールの唐揚げ)
      夕食 客家料理
三日目 朝食 ホテルのバイキング
      昼食 四川料理
      夕食 モンゴリアンバーベキュー(このお店の柱には「食べる分量だけ取って下さい」と中国語と韓国語で書かれたビラが貼ってあります。なぜ日本語は無いのでしょうか? 「日本人はお行儀が良いので書かなくてもよい」との、蔡さんの説明でしたが、何だか“無言の圧力”感じました。
四日目 朝食 ホテルのバイキング
      昼食 飲茶料理 (「台湾故宮博物院」でアップしています)
      夕食 機内食

見かけは大陸の料理とあまり変わりませんので、写真は割愛します。
しかし、「客家料理」「飲茶料理」は初めて食べました。どんな特徴があるのか分かりません。 大陸にもあるのかも知れませんので、時間があれば調べてみようと思っています。

【ホテル】
3泊とも台湾では5、4星級の快適なホテルで大満足でした。

二泊目の「通豪大飯店」の外観とロビー(テーブルの上は面白くレイアウトされたサボテン)

    
    夕食時には“中国琴”の優雅な生演奏が流れてきました。


三泊目の「台北深坑暇日飯店」。   ロビー、後ろは朝食中の皆さん

一泊目の「桃園住都飯店」の写真は撮り忘れのためありませんが、ツアーでなく個人で台湾旅行をなさる方にはどのホテルもお勧めですよ。


【蔡さんのガイドから】
1、台湾の教師の給料は初任給は6.6万円(日本円)。平均は13~14万円と
  比較的安いが、全て“免税”の上、一般人は2.66%(はっきりではないが)
  の銀行預金の金利は18%とかなり優遇されている。

2、面白い漢字~例えば「鑫」のように同じ漢字を3つ並べて作られた漢字 。
  ( )内は大陸での主なる意味。
     金=お金持ち (富栄える)
     犬=うるさい (迅速である)                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                     
     魚=美味しい (このような漢字は見当たりません)

     「金玉満堂」=お金を貯める。 お金持ちになる。 くれぐれも大きな声で
     日本語読みをせぬように!との注意あり。

3、面白い言葉~台湾では客を招く時、「お土産はバナナで構いませんよ!」と言う。     
   これはバナナが手の形をしているので「何も持たないで、手ぶらで来て下さい」  
  と、言う意味です。

4、干支に付いて~中国に来て驚いたのは“猪年”がなく“豚年”であることで
  した。
  これは台湾も同じようです。 蔡さんは他にも面白い例を教えてくれました。
     ベトナム=虎年→ライオン年
     インド=兎年→猫年、 鶏年→ガルタ年 (あくまでも蔡さんの説明です)

5、結婚事情~台湾では、結婚式を挙げる前にファッション雑誌の1ページの
  ような写真を撮り、それを1冊のアルバムとポスターに仕上げます。
  ポスターは結婚式当日、披露宴会場の入り口に飾るのがならわしです。
  ですから台北にはたくさん の結婚写真専門店があり、それぞれの店で技術を
  競い合っているのです。
  因みにあるお店の価格は【20ページコース】26,800元(約77,720円)
  (これは大陸とあまり変わりがないようです。 以前にも書きましたが、結婚す
  る女性の憧れなので、このお金が準備できないと結婚を申し込めないとか。
  大陸では一般に男性の親が家を 買い与えます。親も大変!)

  台湾には独身税なるものがある。30歳以上の国民は結婚していなければ
  この税を支払う義務がある。

6、蔡さんの日本語は長年勉強しただけあってとてもお上手でしたが、口調に特徴があって楽しいガイドでした。語句と語句の間に「ホッ」を入れられるのです。たとえば「台湾の新幹線は、ホッ、日本の技術協力により、ホッ・・・・」と言う具合です。
しかし、視覚資料などをよく準備され、興味深く退屈しない名ガイドだったと感じました。
それに、日本に留学経験もあり日本人大好き!?(彼女も日本人だそうです)なのか、とても日本に好意的な感じでした。  大陸では聞いた事の無い言葉「占領時に日本がやってくれた善い事を忘れず、施設も破壊することなく保存している」を聞いて、感謝でした。

大陸では「こんな事も!?」「あんな事も!?」と思うくらいに日本の援助の手が差し伸べられていますが、大陸の人は「当たり前!」と、思っていて居るのか「日本のお陰です。」等の言葉など聞いた事はありません。 戦後教育の違いもあるのでしょうね。

【ツアー仲間】このツアー参加者はは殆どが私たちと同年代のカップル(28名)でした。(中には娘さんご夫婦に連れてきてもらったと言う、幸せな老夫婦もいらっしゃいました)。
到着当日の夕食時に3卓に分けられていて、私たちは2卓でした。
幸いな事にこのグループは終わりまでずっと同じでしたので、食事時にはとても話が弾み、特に皆さんがなさっている「家庭菜園」の話は大盛り上がりで、こちらではやりたくてもやれない私たちは隋分うらやましい思いでした。

「桃園」から新幹線で一気に「高雄」まで南下し、その後は観光をしながら北上して台北にもどるバスの長旅でしたので、夫と二人だけでなく皆さんと楽しくお話できた事で随分慰められたと、感謝しています。 有難うございました。 住所やメールアドレスも交換しました。 今後ともよろしく御願いします。



今回の旅は単なる観光旅行ではなく、中国と日本の歴史的な関係を考えさせれたものとなりました。 「知っては居るけれど・・・」ではなく、よく中国を理解した上で今後の中国での生活も考えていかなければならないと思っています。



 


台湾~面白珍13景

2010-02-14 23:02:03 | Weblog

台湾を旅行中に日本にも大陸(中国)にも見られない面白い珍?風景を目にしました。 
ここに紹介しますのでお楽しみ下さい。
因みに日本に帰国して、テレビばかり見ていた私は「おもしろ珍百景」という番組を毎週楽しみに見ていました


台湾新幹線の改札口。 切符を入れると赤い扇状のものが開きます。

台湾のタクシーは全て黄色です。  そして皆新しいくて綺麗です。
大陸のタクシーは西安を除いて、何処も古くて汚かったです。


台湾の至る所に“セブンイレブン”がありました。
台湾人の庶民の足は自転車ではなく“機車”と呼ばれるバイクです。
どこの店の前にもこのようにズラリとバイクが並んでいました。


台湾も車社会ですが、通勤にはバイクを使っている人が多いようです。
写真でははっきりしませんが、車の後ろはバイクの一団です。
信号が青になると一斉に飛び出す様子を「イナゴの大群のようだ!」といった人がいました。


「蓮池潭」の近くに派手な屋根のお寺をみつけました。
さぞや立派なお寺かと思い、蔡さんに尋ねた所「普通のお寺ですよ。台湾ではこんなの珍しくありません。」との答えでした。
大陸ではまだ見たことがありません。  何か意味があるのでしょうか!?


「赤嵌樓」で怪しげな風情の女性が三人,ロケをしていました。
私たちが立ち止まって見ていても表情を変える様子もなく、プロかな!?
大陸でも旅をしているとよく見かけます。セットではなく自然を利用しているのでしょうね。


「宝覚寺」の高さ30mの弥勒像(布袋様)
中国人は大きなものを好みます。  私的にはお金を沢山使ってまでこんなに大きなものを作らなくても良いと思うのですが。 何か意味でもあるのでしょうか。
因みにおへそは窓になっているそうです。


「延平郡王祠」の庭にはこのような面白い木が沢山ありました。
蔡さんの説明では枝から垂れ下がっているのは“根”で、これが地面にくっ付くと新しい木になって成長していくのだそうです。大きな木の周りには何本も新しい木が育っていました。 何とも面白い光景です。


 
高雄から北上していくバスの車窓から⑨、⑩の情景を度々目にしました。
⑨は台湾のお墓です。(初めは人家かと思っていました)
⑩は檳榔(ビンラン)の林です。
蔡さんの説明によると、檳榔を噛むのは台湾の不思議な風習である。麻薬ではないが、多少そのようなもののようで、問題は歯を悪くすると言う。健康に必ずしも良くない(癌の原因)ので、禁止の声もあるようであるが、これにたずさわる人口はかなりと想像され、大きな産業である。
また、檳榔売りの店は、若いミニスカートであったり、着飾った美しい小姐が、必ずと言っていいほど、小さな専門の店に座っている。その小姐目当に檳榔を買いに来るようだ。台湾独特の風景らしい。


バスから「北平烤鴨」の看板をみつけました。
北京でも見ましたが、首をはねられ羽をむしられて吊るされてある鴨が何とも痛ましく思えます。 小さなお店にしてはステンレス製の燻窯が立派です。  手前にある焼き芋の窯のようなものでも燻すのでしょうか。


「九份」の路地で人だかりを見つけ近寄ってみました。
おばさんがクレープのようなものを作っています。「上に乗っている物は何かしら?」と考えていると、後ろから「ピーナツたっぷりにアイスクリームは美味しいかも知れないけどカロリー高いよ!!」との声がしました。
中国人はよくピーナツを食べます。 でも、こんなに沢山のせたらモサモサしないかな? 緑色のものは何だか分かりませんが、ハーブ(薬草)かもしれませんね。


中国の看板は兎に角大きいです。 ビル全体に看板が貼られていました。何と賑やかな面白い風景ではありませんか!?  このビルがあるのはメインストリートなのですよ!

私的にはこの⑬が衝撃度No,1でした。

 


台湾~故宮博物院

2010-02-14 19:29:32 | Weblog

いよいよ最終日です。
今日は待望の「故宮博物院」を見学した後、免税店で買い物し、帰路につきます。

「故宮博物院」
ルーヴル美術館、メトロポリタン美術館、エルミタージュ美術館と並び世界4大博物館のひとつといわれる、中国式宮殿を模した建物。
共産党との内戦に敗れた国民党が台湾に逃れるとき持ち出した故宮博物院のお宝は、約70万点。それらの収蔵品のうち、常に展示されているのは約6000点で、肉形石や翠玉白菜などの常時展示品以外は、3カ月に1回交換されるため、すべてを見終わろうと思えば、一生かかるとも言われています。



早朝にもかかわらず、ロビーは沢山の見学者で一杯でした。
この後直ぐに、団体の小学生?たちが何組か来て雑踏のようになりました。


蔡さんが見学の準備をしている間に、ロビーに置かれた“孫文像”の前で記念写真を。 上の額には「博愛」と書かれてありました。 孫文の自筆です。

蔡さんの説明を聞くための受信機を調整中です。


ここでの見学は3時間、時間はたっぷりありました。
いつも自分達で旅行した時は説明が無いので、ざっと見るだけでしたが、今回は蔡さんが重要なものは細かに説明してくださったのでじっくり見ることができました。

             
           
【故宮博物院の名品】

[  玉  ] 「翠玉白菜」 翡翠でうくられた白菜の彫刻
        「肉形石」 豚の角煮に見える天然石
[ 彫 刻] 「かんらん果核小舟」 わずか3cmほどの果核に彫刻している
[  書  ] 「快雪時晴帖] 王義之の名蹟
[陶磁器] 「無紋楕圓水仙盆」 北宋時代、汝官窯の数少ない名品
[青銅器] 「毛公鼎」 内側にある銘文500字は、文献としての価値も高い

1時間ほど蔡さんの説明を聞き、後は自由見学となりました。
地下1階、地上4階の大きな建物です。
全部見て回るには相当の体力が必要です。 傷めた左足を引きずって歩いていた私はギブアップ。 人気の少ないベンチに横たわって暫く休息しました(この時は疲労骨折しているなどとは思ってもいませんでした)。

中には“ウォークラリー”のように、1部屋ずつチェックしながら楽しんで見学して回っているタフな方たちもいました。

ここはとても厳しく、写真は禁止でしたので、1枚も撮ることはできませんでした。
大陸では“禁止”と書いてあっても平気で破る人がいるのですが・・・。


昼食になりました。 今日の食事は旅行客に人気No.1の飲茶料理と聞いていたので期待でいっぱい、博物院に隣接して建つレストラン“晶華”に向いました。



レストランの庭から「故宮博物院」を望み記念写真を。


やはり、このレストランは今までとは違いました。
     
「菜譜」(メニュー)が置いてあり、親切に、中国語で書かれた下に日本語でも書かれてありました。


いかとえびのすり身焼き(右上) 
中華風焼きチャーシューパイ(左上)
広東風ソーセージ入り大根餅(下)~美味しい!!! 初めて食べた訳ではないけれど、こんなに美味しいの初めて!

蒸し野菜餃子~初めて食べた餃子。一つというところがにくいです。

豆腐入りシーフードとろみスープ~絶品!お代わりしたい位でした。

広東風五目チャーハン~見た目よりぐっと美味しかったです。

他に2品、季節の野菜炒め(これはブロッコリーを炒めただけの物でした)
鮮果入りアーモンドゼリー(日本で言う杏仁豆腐のようなもの)



いよいよお別れです。

蔡さんのガイドのお陰で長いバスの旅が退屈もせずとても思い出深いものになりました。 有難うございました。  
日本人の彼女がいらっしゃるとか、お幸せをお祈りしています。


       
               
飛行機の中から雲海の上に見えた“夕焼け”は、この写真よりも数倍美しく感激でした。
バスでの移動が長く少々疲れた旅ではありましたが、旅の終わりの総仕上げとなりました。

 

 


台湾~台中、九イ分、夜の台北観光

2010-02-13 11:25:57 | Weblog

三日目です。
今日は台湾のほぼ中央にある天然湖、「日月潭」を経由して台中市を観光します。

「文武廟」は日月潭の湖畔北部にあり、日月潭湖畔観光のハイライトスポットであるとされている。
廟は1938年に建立され、1975年に再建された中国宮殿式の廟宇で、廟としては台湾で最大級のものといわれている。
廟は前殿、中殿、後殿の三殿様式になっており、前殿は文廟で文の神である孔子が、中殿は武廟で武の神である岳飛関羽が祀られている
 

   中国北朝宮殿式の豪華な文武廟。
 
   孔子様に孫の高校受験の合格祈願をしました。
  
台湾は「占い」が名物だそうです。ここにも占いが出来るように道具がおいてありました。 先ず願い事をして、右の三日月形をした木を二つ投げ、一つが表もう一つが裏が出ると左にある赤い籤を引いて、出た番号のおみくじを貰います。
因みに私も夫も「裏と表」が出ました。頂いたおみくじは吉でした。

ここから眺める“日月潭”は最高の眺めです。蔡さんの説明では湖面の半分が太陽の形、半分がつきの形をしているのでこの名前が付いたとか。
それに天気によって景色が変わるそうで、ゆっくり湖畔を散策してみたい気分です
が「ツアー旅行」では勝手は出来ません。  いつも「また、ゆっくり来ようね!」で終わってしまう私たちの旅です。


            【台中市観光】
台中市
は台北、高雄についで3番目の都市です。
四季を通して温暖な気候と、台風の被害が少ないので台湾人が住みたい都市
No.1に選ばれました。

「宝覚寺」
高さ約30mの弥勒像(布袋様)で有名な仏教寺院。
敷地内には他にも「日本仏教会」から贈られた“観音像”や“友愛鐘楼”がありました。


台湾は歴史が浅く遺跡などはないので、60年以上たった建物は保存の為このように上から別の建物を建てて破壊から守っているそうです。

日本人遺骨安置所(左)と日本人として亡くなった台湾人の慰霊碑(右)

中国人は本当にこの弥勒様(布袋様)が好きです。大陸(中国)でも済南の山の上にとても大きな像がありました。 写真の上の方に見えているのが大きな弥勒像の足です。
蔡さんが「この布袋様の耳を触ると幸運が来る。へそを触ると“ヘソクリ”が貯まる。」と教えてくれましたので、丁寧に触ってきました。


            
             【九份市内観光】
九份」は台北から東へ約45kmにある、日本統治時代に金鉱で栄えた街。 映画『非情城市』の舞台となって脚光を浴びた。 石段を登ると海を見渡せて気持がいい。
と、説明書にありましたが、ガイドの蔡さんの説明ではこの地方は365日の内300日は雨が降るそうですから余程運がよくないと美しい海の景色は見られないという事です。 今日も雨で全く見えませんでした。



狭い路地に軒を並べる沢山の食べ物屋やみやげ物店。
レトロな感じが良かったですが、なにしろ人が多くてゆっくりんら見られなかったのが残念。
      
蔡さんが名物の“芋団子”は是非食べて帰るようにと言われたので美味しそうなお店を探していたらハンサムなお兄さんが作ってくれるお店を見つけました。早速夫と二人で1杯注文し、分け合ってたべました。
写真の手前にある鍋に入っている3種類の煮豆と白玉のような芋団子入れ、シロップをかけて食べるのです。 日本のあっさりした“ぜんざい”を想像して下さい。

    
       この建物、何処かで見た気がしませんか?

「千と千尋の神隠し」の舞台となったという話です。 宮崎駿監督がここを訪ねられ、大変気に入り使いたいと思われたのだそうです。 この時、雨が降っていたので、皆急いでバスに戻っていきましたが、私は後で後悔しないように中に入って見せて頂きました。
店内も落ち着いた素敵な感じ(レトロと言うことばしかうかんでこない、表現力不足の私)でした。 ゆっくり椅子に座ってこの雰囲気を味わっていたかったのですが・・・。

案内書には『ノスタルジックな街並みが美しい』と書いてありましたが、何とも懐かしい暖かい感じのする街でした。  


          【台北101展望台と士林夜市散策】
いつもは夕食が終わると直ぐに解散なのですが、今日はOPで101に行く事にしました。 私たちには別に目的がありました。 私たちの所属する教会の神殿が台湾にもあるので訪ねてみる事にしました。    

 
台北101の接するショッピングモールの正面入り口

5Fから展望台のエレベーターに乗ります。
エレベーターを待っている間に101の写真をバックに合成写真を撮ることが出来ます。 記念に私たちも二人で写真に納まりました。

展望台行きのエレベータは東芝製で、毎分千メートルの速さで上昇できるように設計されていて、この速度はそれまで横浜ランドマークタワーのエレベータが持っていた記録を更新し、世界最速としてギネスブックに認定されたばかり。
展望台89階まであっという40秒で到達します。
上昇するような感覚があまりなく静かで振れも全くなく、すごい技術です。


      拝借写真
昼間だとこのように見えるのでしょう。でも夜もライトアップされていてとても綺麗でした。(写真はピンボケが酷くてアップできません。御免なさい!)
エレベーターを待つ間に、希望者は101の写真をバックに合成写真を取る事が出来ます。
記念に私たちも二人で写真に納まりました。

夜になって冷えてきたのか展望台のガラスが曇っています。
凄い眺めだと聞いていたのですが、少しがっかり。


「末日聖徒イエスキリスト教会 台湾神殿」
101見物が終わって、“夜市散策”に向う皆さんと別れて私たちはタクシーで「神殿」に向いました。 運転手さんは日本に出稼ぎ経験があるとかでとても親切な方でした。日本語はしゃべれませんが、夫の中国語が通じているようでした。 神殿の場所もご存知で直ぐに見つかりました。


ライトアップされていなかったので、フラッシュが届かずピンボケに。
“モロナイ像”も実際どちらを向いているのかわかりませんでした。



「士林夜市」

待っていてくれたタクシーで引き返し、私たちも“夜市”に出かけました。
タクシーのメーターはは302元(906円)を示していましたが、運転手さんは払った2元を返してくれました。
多く払った経験は何度もありますが、負けてもらったのは初めてでした。


あまり広くない道の両側に小さなお店がズラッと並んでいます。
値段を見ると日本よりは少し安いようですが、大陸(中国)よりは相当高い!
蔡さんの「ここは大丈夫よ!」と言う言葉に安心して“ゴーヤジュース”を飲みました。日本のゴーヤとは見かけは全く違う物でしたが、味はゴーヤでした。  
美味しかったかって? ビミョ~!
買いたい物もありませんでしたので、夜のお供にと、“天津甘栗”を買って帰りました。



台湾~高雄、台南、嘉義観光

2010-02-12 20:32:17 | Weblog

二日目は台湾新幹線で一気に高雄へ。
        

台湾の新幹線は台風や地震等の災害対策技術の進んだ日本製を全面的に採用しようとしていましたが、フランスが「それなら台湾には武器は売らない」と言ってきたので(中国との関係でアメリカとフランスだけが台湾と取引してくれているのだそうです)、仕方なくフランスの技術も採用してあるそうですが、大半は日本のものと変わりありません。

高雄は台北に序で2番目に大きい街で、台湾南部の観光、またビジネスの拠点として多くの日本人が訪れている。 
ガイドの蔡さんの説明では道路は京都に似ていて分かりやすいそうです。

         
            
【高雄市内観光】

「蓮池潭
」は蓮の花で知られる淡水湖。四重の仏塔「春秋閣」、湖中には中国式建築の「湖裡亭」がある。七重の塔が一対になっている「龍虎塔」は、龍の口から入って虎の口から出ると、ご利益があると言われている。

説明の通りに龍の口から入り、虎の口から出てきました。
「どんなご利益があるのかしら?」蔡さんに尋ねましたが不明でした。

3Fにある陶器製の龍。
鱗1枚1枚、髭の1本1本が丁寧に作られていてとても美しい。


4Fから見た湖。はっきりと分からないが前方に「春秋閣」を望める。


「寿山公園」
高雄市内西に位置する寿山内にある公園。広大な敷地内には動物園があり、また、公園近くにある「忠烈祠」は、高雄市内や港を望む絶景スポットとなっている。
 高雄湾を望む

 忠烈祠の門

 
日本の靖国神社は一ヶ所だけだが、台湾には幾つもあるらしい。 台北のものに比べると参拝者も少なく、ひっそりとして寂しい感じがする


             【台南市内観光】

「延平郡王祠
オランダを駆逐した人物として有名な鄭成功を祀る。 
蔡さんの説明では彼の母親は海賊だった父親に拉致されてきた(あくまでも推測)日本人女性(平戸出身)だそうで、日本ともつながりが深いようです。
鄭成功像
資料の中に母親の絵も展示されてありましたが、とても美しい女性でした。

墓石


「赤嵌楼」 オランダ占領時代に築かれた城で、プロビンティア城と呼ばれていた。

日本が進駐して後は陸軍病院として利用していたとか、この庭は正に日本庭園でした

            
            【嘉義観光】

「北回帰線標塔」嘉義県水上郷には北回帰線が通っており、北回帰線駅と云う貨物駅がある。また駅の隣には北回帰線の記念碑がある。
           
拝借写真
ガイドの蔡さんは北回帰線を示す線をまたいで、片足は熱帯、片足は
温帯という状態を面白く説明してくれました。。
北緯23度26分


【おまけの話】
長いバスの旅で皆喉が渇いていました。
大陸と違って、台湾には日本ほど多くはありませんが飲み物の自動販売機が設置されています。
この自動販売機を見つけて皆一斉に買いに行きましたが、トラブルがあったようで皆何も持たずにバスに戻っていきます。
最後に行った私たちもコインを入れましたが落ちてきて買う事が出来ません。
夫も諦めようとしましたが、私は「ちょっと待って!」『皆さん喉が渇いています。どうぞ買えますように!』と祈りながら何度かレバーを引きました。 すると、夫の押した桃のジュースが出てきたのです。  「みなさ~ん、大丈夫ですよ!買えますよ!」 皆「どうして?」と、不思議そうに戻ってきてコインを入れました。  皆さん無事に飲み物を得る事ができました。  何とも不思議な出来事でした。
  
 
 
        「どうして???」  「私が念を送りましたから・・・!」

    「出さぬとお前を蹴飛ばすぞ!」(大笑い)







台湾~台北市内観光

2010-02-12 16:06:04 | Weblog

今回の休暇旅行は、都合により日本のツアーを利用して“台湾”に行く事にしました。

PCで見つけた阪急交通社の「みどころ巡る台湾縦断4日間」決めました。

初めは安息日を避けて1月26日発を申し込んだのですが、事情により30日発に変更しました。

福岡空港発 10:10→台北着 11:40(日本とは1時間の時差)

空港には現地ガイドの蔡さんが出迎えてくれ、早速迎えの観光バスに乗り込みます。
空港に着いて直ぐに感じたのですが、台湾は大陸(台湾人は中華人民共和国をこの様に呼んでいる)とは全く違う感じです。 車窓から見る風景も日本とあまり変わらないように思えました。 

昼食は機内食で済ませていたので,そのまま「忠烈祠」の見学に向います。

ガイドの蔡さんは大阪に1年、京都に4年の留学経験があり、日本語は堪能でしたが、少々癖のある喋り方が何とも愉快でした。


「忠烈祠」
は日本の靖国神社のような存在で、1時間ごとに行われる衛兵交代式は必見だとか。
 

           この儀式を30分かけて行い

     
  このような姿勢で微動だにせずに30分立っているのです
  私はこの写真を撮る時には人形だと思っていたのです。

「中正紀念堂」は故蒋介石を偲ぶために建てられた瑠璃瓦の屋根と白い大理石の純中国式巨大建築物。建物内には故蒋介石の塑像が置かれている。
広い敷地内には音楽庁や劇院もある。



この紀念堂の中でも衛兵の交代式が行われていました。
余談ですが、この衛兵になれるのは容姿端麗、身長180cm以上、心身ともに健康な20歳の優秀な男子という規定があるそうです。


「お茶の試飲と講座」
 
店の入り口に置かれていたお茶を手にとって
       
        案内されたお茶屋さんは台北でも有名なお店だそうで
        とても丁寧に中国式のお茶の入れ方を教えて下さいました。

私たちはいつもカフェインの入っていない“花茶”を飲んでいるのですが、正式な入れ方を聞き忘れました。 残念!