mokoangelの青島日記

夫との7年間の中国留学を終え7月に帰国しました
これからの日本での生活を模索中です

おでん

2008-11-29 00:31:29 | Weblog
hiromiのブログのコメントに「おでんを食べた夢を見た」とありました。
もう「おでん」が美味しい季節ですね!  
我が家は冬場はいつも「おでん」がある様にしていました。 おでん屋のように少なくなったら足してゆくのです。
我が家のナンバーワンは大根! 食べるととろけそうな柔らかいのに芥子を付けて食べるのです。 
卵に蒟蒻などなど・・・・。 
あ~! 思い出したら食べたくなりました。  

中国にも「おでん」のような料理があります。
一つ一つ串に刺してあって、浅い鍋に並べてあります。  具も日本の物に似ていますが、食べた事がありません。  
何故なら・・・おつゆの中に唐辛子が一杯一杯浮いているのですよ!!!
写真でご紹介できると良いのですが、残念ながらまだ技術がありません。
食べるのには相当な覚悟が必要です。

自分で作ってみようかな!?

ひゃ~! 鯵の開きにカレイの一夜干し!!

2008-11-24 23:41:04 | Weblog
夫の友人が仕事で大連に来ました。 山口に在る水産会社が中国人の働き手を募集しているとかで、社長さんと面接に来たらしいのです。

久し振りに我が夫とも会いたいとわざわざ訪ねてくれました。
ゆっくりお話しするまもなく、直ぐに仕事に戻られましたが、社長さんからのお土産を下さいました。

開けてみると、鯵の開きやちりめん、メザシ、などが沢山入っていました。
大連は3方が海に囲まれているにも関わらず、魚の新しいのがありません。
日本では肉食を止め、野菜や魚を中心にした食事をしていましたので、こちらに来て肉ばかりの食事にはどうも・・・・・。

でも、中国は「焼く」と言う料理方がありませんので、焼き網が売っていないのです。
フライパンにアルミホイルをしいて焼いてみようと思いますが、これまた、アルミホイルも見かけません。
1つしかないフライパンで直に焼くしかないですね!
本当に嬉しくて! 食べる前から楽しみで仕方ありません。

3ヶ月近くの間に焼き魚を食べたのはたった2回です。
干物は今回が初めてです。  カレイの1夜干しなんて生で噛り付きたいほど美味しそうなのですよ!
是は大袈裟ではありません。本当に嬉しくて・・・ウルウル
今日はフーシャンで忙しかったので、明日、夫と感謝していただこうと思います。

幸せは分かち合わなければいけないと、今日早速、夫の同級生の日本人に「美味しい干物を頂きましたので、一緒に食事をしましょう!」と、声をかけました。

日本を偲んで楽しい食事会をしましょう!

点訳

2008-11-22 10:13:12 | Weblog
中国へ来て猛勉強の傍ら、「点訳」を続けています。
広島で『点訳』を1から教えて下さった松本さんが国境を越えて、指導をして下さっています。 
PCに打ち込んだ点訳を送ると、校正をして送り返して下さるのです。
なかなか進歩しないのですが、続けられている事に感謝しています。

今は皇太子殿下が話題にしてベストセラーになった「子どもが育つ魔法の言葉」を点訳しています。
作業を続けながら思うことは「子育ての時、これが分かっていたら! あら!あれは良くなかったのね!」心で娘達に謝っています。 
まあ、「子育ては自分育て」と言いますから、過ちを犯しながら自分も育ってきたのだと思います。

作者と一番共感したのは「子育てに大事な時間はそう長くない。」と言う事です。子どもが生まれて、「手をかけ、心をかけて・・・」行かなければならないのはそう長くはないのです。 いずれ親から自立していく時がきます。
幼いときに「自分を愛し、人を愛し、真に信じることが出来る」資質を養ってやるのが親の務めだと思います。
後は子どもの個性によって表れ方が違ってきますから、親はそれを見て一喜一憂しないで、見守って、話し合っていく事でしょう。

作者も「親としての真の喜びは、その子の個性を伸ばし生き生きした毎日を送ることが出来るように見守ることではないでしょうか」と、言っています。

我が二人の娘もとっくに30才を越えてしまいましたが、生きている限り『子は親の鏡』を意識してゆきたいと思っています。

中国へ来て一番嬉しかったのは、私の生き方に少し批判的だった次女が、「最近、つくづく”おとんとおかん”の子どもに生まれて良かったと感じています。この世に生み出してくれて、有難う!」とメールを貰った事です。
30歳を過ぎて親の生き方を認め、自分とのかかわりを真に考えだしてくれているようです。  お陰で「結婚をしたい!」と言う希望を持ち始めています。

私達に関心を寄せて下さっている方々が居る限り、「幸せ」を感じながら生きることが出来ます。 
感謝!!!

因みに感謝はそのままで(ガンシエ)と発音します。






初雪で~す。

2008-11-18 14:02:52 | Weblog
2,3日前から少し冷え込んできました。
昨日の朝、太極拳に出掛けた夫が「今日は寒いよ!地面が氷結している!」と言って帰ってきました。
しかし、思ったほどには寒くありませんでした。
今日は昨日より気温は高い(9℃)のですが、朝からずっと小雪が舞っていて、授業が終わって帰宅する頃には、辺り一面真っ白でした。

若い人は「雪合戦」したり、「雪だるま」を作ったりするのでしょう!!
メキシコやモザンビークから来ているクラスメイトは大喜びでした。

大連は冬場は「暖気=ナンチー」と呼ばれるスチームで暖を取ります。
日本でも私の小さい頃には見かけた事のある、鉄のパイプの間を暖かな蒸気が流されて、部屋を暖めてくれるものです。
病院や公共施設では見かけたものですが、今は姿を消していますね。

大連でも農村には無く、市内のアパートやマンションには全て、備えられています。
勿論無料です。  しかも1日中、必要が無いから切りたくてもそれも出来ません。
去年は11月4日に「暖気」が入ったそうですが、今年は2,3日前でした。
外は10度を切っているのに、家の中は22,3度もあるのでおかしいなあ!と思っていたのです。

それと、建物のガラス窓は殆ど二重になっています。
家の中に居る限りでは、日本に居る時より快適です。

因みに「雪ダルマ」は「雪人=ユエレン」と言います。

中国の不思議

2008-11-16 01:11:57 | Weblog
今朝明け方に夢を見ました。
家に帰ると部屋中にゴキブリが居るのです!!!
「あなた! 早く殺虫剤!!」ゴキブリに向けて噴射!すると、ゴキブリが私に向って飛んできます。  

実際若いときにゴキブリが飛んできて、私にぶつかりました。その時にどうしてゴキブリが「アブラムシ」と呼ばれているかが分かりました。べとべとしていて気持ちの悪い事!  それからゴキブリは私の天敵になりました。

何故そんな夢を見たのか不思議でした。
しかし、私は大連に来てから、ずっと不思議に思っていたのです。
そんなに清潔とは言えない街や家屋の何処にもゴキブリが居ないのです。
以前済んでいた宿舎も当然ゴキブリの1匹も居ても良いような状態でしたし、今の住まいも内装はきちんとしているのですが、築何十年と言う古い建物です。
何処を探してもゴキブリの糞さえ見当たりません。  湿気がないからでしょうか?????

もう、一つ。 こちらにはカラスが居ません。
こちらではごみの収集所が決まっていないのか、道のあちこちに生ごみが置いてあります。
日本だと直ぐにカラスが飛んできて、散らかし放題になるところですが・・・・。
変わりにカラスより少し小ぶりな鳥がカラス並に飛んでいます。
夫の知識だと「勝ち烏?」と言うのだそうです。
鳴声が「勝ち、勝ち」と聴こえる所からそう言われているそうですが、夫の知る所では九州の佐賀県でしか見られない鳥だとか。  
他にも居るかもしれませんが・・・。 この鳥は頭が悪い?のかいたずらはしません。

もう一つ。
こちらには野良犬を見かけません。 野良猫?は大学構内を我が物顔で沢山あるいています。  寮や宿舎で動物を飼えないので、皆が食べ物を与えているのです。
でも、どうして野良犬は居ないのでしょうか?
思い出した事があります。
娘達が中学生の頃、マクドナルドのハンバーガーを食べないと言うのでどうしてかと聞くと、「マクドナルドの肉には犬の肉が入っている」と言うのです。
「そんな事ある訳が無いでしょう!」と言って笑ったのですが・・・・?

見つけました。  「犬の肉専門店」!!!  やはりあの噂は本当だった?
食用犬なんていうのも居るのでしょうか。  戌年生まれで、犬が大好きな私としては複雑な気持ちです。
因みに中国語で犬は「狗;ゴウ」と言います。



ついに遭遇!交通渋滞!

2008-11-10 00:03:34 | Weblog
昨日、久し振りに日本食を食べたいと、街へ出掛けました。
以前にも書いた、広島大学に留学経験のある女性が店長をしている店です。
夫が「塩鯖定食」私は「秋刀魚の塩焼き定食」を注文し、他にイカリングフライと野菜サラダです。
〆て84元(1260円)でした。

中国では魚を焼いて食べるという習慣が無い為、魚を焼く網を売っていません。
又、魚の種類が少なく、鯖や鰯、秋刀魚などマーケットでは見かけたことがありません。 
本当に美味しかったです! 二人で「あ~! 日本の味だ!!!」

迄は良かったのですが、大連駅のバス停に着いたのが2時過ぎ、何時に無く長蛇の列です。  
何だか嫌な予感!  いつもなら、次々やってくるバスが待てども待てども来ません。
30分以上は待って、ギュウギュウ詰めのバスへ・・・・。途中で原因が分かりました。 
やはり事故でした。  それも2箇所で!!!

1つは交差点の真ん中で事故を起こした車がそのままになっているので渋滞ができていました。
もう一つが凄い!!! 丁度私達が乗ったバスの車線でしたからよく分かりました。
事故自体は大した事はないようでしたが、事故を起こした当事者が掴み合いをしているのです。 
そこに野次馬の人だかりが出来ていて、進路を塞いでいます。
運転手さんはクラクションを鳴らし続けますが、人だかりは動きません。
運転手さんも掴み合いの成り行きを見ているようでした。やがて人だかりに向けて車を走らせます。
仕方なく人だかりは動き始めました。
もう1箇所渋滞の原因らしいものがあり、そこには公安が来て、整理をしていましたが、
詳しい状況は分かりませんでした。事故だったのかなぁ?

いつもなら30分くらいで帰り着くのですが、帰宅は4時半。2時間以上もかかりました。 
最近は寒くなってきているのでガタガタ!
夫ともう街に出るのは止めようね!  しかし、あの掴み合いはどうなったのでしょうか???  

中国按摩を初体験

2008-11-07 01:29:36 | Weblog
最近肩が凝っています。浮腫もはっきりしないので、クラスメイトの紹介で「按摩」に行ってきました。 
普通のアパートの1室を治療室にしたこじんまりとした所でした。隣の部屋からは子どもの声が・・・・。
うら若き?女性ですので、勿論夫同伴です。本当は言葉が通じないのと、夫の中国語の実践勉強です。

日本の按摩は(今は按摩と言いませんね。マッサージ?)全身のつぼを揉み解すのですが、中国のは頭、肩、腰、足と別料金のようでした。
夫が私の身体について色々説明していく内に全体が必要だと思ったらしく、先ずは肩から・・・足は日本で入った事のある薬湯に似たお湯に漬けられています。
次は足です。これは単なる按摩ではなく、日本で今流行の「足つぼマッサージ」。クリームをつけて足のつぼを満遍なくマッサージしてくれます。

初めは「日本と同じ!?」と思ったのですが、やはり少し違います。
マッサージと指圧ともう一つ何かを混ぜたような感じです。
施術者は30代の屈強な男性です。全身を2時間掛けて揉んで押して頂きました。「気持ち良い!気持ち良い!」 それで100元(1500円)でした。

毎週木曜日に行く事にしました。 元気になるぞ~!!! 

中国の不思議

2008-11-01 18:13:48 | Weblog
大連に来て直ぐに空港からタクシーに乗りました。  
大連の初乗りは8元(今は円高で120円)です。 大学はかなり遠くに在るのですが、240円で着きました。 
中国は自転車が多いとイメージしてきたのですが、それは北京のことだそうで、大連は坂が多いので自転車はあまり見かけません。(ちなみに自転車は自行車=ジ シン チャ=と言います。発音がかなり難しい!)

不思議な事に、大連の人はタクシーに一人で乗る時は必ず運転手の隣に座ります。そして、運転手さんと親しくお話をするのです。 日本では考えられませんよね。

それとオートバイの二人乗りの多いのに驚き、「大連のカップルはオートバイデートなの?」と聞きますと、それはオートバイタクシーとのことでした。
これまた知らない男の人のオートバイの後ろに乗るなんて・・・!?
学生は料金が安いのでよく使っているそうです。
よく見れば、女性だけでは無く男性も後ろに乗って走っています。

これまた不思議は料金です。 中国人は4元、韓国人は5元、日本人はお金を持っているので6元だそうです。
友人の扶美さんは「私は日本人だけどお金は無い!と言っていつも4元で乗る」のだそうです。 
そう言える語学力があればよいのですが。・・・・。
何とアバウトな! 何と大らかな!

車と言えば、大連はとても立派な車が沢山走っています。
(タイに旅行した時は日本の中古車を沢山見ましたので、大連も同じ様なのかと思っていました。)
中でも多いのはやはり日本車です。  学院の駐車場にはずらりと高級車が並んでいますが、或る日夫と調査をしましたら8割がた日本車でした。(暇ですね!)
学院長の車はトヨタのクラウンで在院の時は入り口の階段の正面に停まっています。

大らかさの極みは、交通マナー。  良いとか悪いの問題ではありません。
日本と違って車優先ですから、人々は渡れる時に渡ろうとします。
広い道路の真ん中で車が通り過ぎるのを待っている光景を見るのはざらです。
交通信号も日本のように到る所にはありません。
ですから、人々は赤信号でも平気で渡ります。
車も突っ込んできます。  とてもスリルのあるゲームに参加しているようです。

何でも楽しもうとする私に、夫はいつもハラハラしているようです!!!