西湖は「中国十大風景名勝」の一つと言われ、人民元1元札裏面の図案には、「西湖十景」の一つの三潭印月が採用されています。
遊覧船の上から見えるはずでしたが、湖面を行き交う船が邪魔をしてよく見えませんでした。
バスが西湖に着くと、私たちはすぐに遊覧船の船着き場に案内されました。
船着き場は乗船を待つ人たちで一杯です。
私は右の写真のような小舟に乗りたかったのですが、何の風情もない普通の船に乗ることになりました。
乗船までには暫く時間があるようでしたので、座って待つことにしました。
隣に可愛い女の子が座っていました。
初めは中国語で話しかけましたが、あまり話が弾みません。
それならと英語で話しかけてみました。
彼女は5歳から英語を習っているそうで、分からないところは中国語で話しました。
その様子を見ていた父親らしき人が、一人の若い女性を連れてきて女の子の隣に座らせました。
その女性は「私も英語が話せます」と言います。
父親は英語の勉強になると連れてきたのでしょうか!?
私の拙い英語では女の子相手がやっとなのです。
それでも、英語と中国語を交えて楽しいおしゃべりをしました。
彼女と女の子は姉妹で、もう一人の姉は日本で働いていると言うことでした。
「ん? 中国は一人っ子政策じゃなかった!?」
3人も姉妹が居るということは、父親は相当な富裕層か軍関係の人物なのかしら!?
定かではありませんが、聞いたところでは、色んな特例が認められているらしいのです。
長く待たされてトイレに行きたくなりました。
トイレは随分遠くにありましたが、用を済ませての帰り道、結婚写真の撮影をしているところに出会いました。
中国では結婚写真は外の風光明媚なスポットで撮影するのです。
遊覧船の上から撮った写真。 船上ではガイドさんが大声で説明をしてくれていましたが、早口でしゃべるので何だかよく分かりませんでした。
写りの悪いのはカメラのせいにして・・・・・・。
私たちも見ることのできなかった、西湖十景の写真はこちらでお楽しみ下さい。
船での遊覧が終わるとすぐに移動です。
もっとあちこちゆっくり見たいのになぁ!
次は杭州最後の観光、「霊隠寺」です。