蘇州&杭州は、中国では、『上有天堂、下有蘇杭』=「上には天国があり、下には蘇州、杭州がある」と言う言葉があるように、地上の楽園と言われています。
蘇州は私にとっても、子供の頃に聴いた李香蘭の「蘇州夜曲」で懐かしい感じのする場所で、旅行を心待ちにしていました。
ホテルの旅行社で日帰りバスツアーを申し込んでいました。一人220元也。
コース~耦園→養蚕会館→盤門→寒山寺→真珠店→報恩寺
初めに訪れたのは、中国の世界遺産「蘇州古典園林 」の一つ「耦園」です。
これで私たちは中国の世界遺産訪問10か所目になります。
耦園についてはこちらをご覧ください
「耦園」の 「耦」は、夫婦が仲良く暮らせるという意味があるようですよ。
バスを待って居る時からヨーヨーに夢中の男の子が居ました。
どうしても話したくなって、「これは何というの?日本ではヨーヨーと言うのだけど・・・。」「これは日本人が作ったのよ!知ってた?」と、話しかけました。
男の子は小さな声で、「リューリュー球」と答えましたが、私が日本人だと分かったらしく、「日本はxxxxxx!」と早口で何か言いました。
傍に居たお母さんに叱られて止めましたが、私に向かって「ダダダダッ」と鉄砲で撃つ仕草をしながら離れで行きました。
多分尖閣列島のことを学校で教えられていたのでしょう!
でも、後で仲良しになりましたよ。
その様子を見ていたのかどうか分かりませんが、真ん中のおじいさんが、「中国と日本の交流は大切じゃ!」みたいなことを言って下さり、周りのおばさん達もにこやかに笑いかけて下さいました。
可愛い男の子に反日感情を見せつけられて、少しがっかりしていた私は心が和みました。
有難う! いつまでもお元気でいて下さいね!
蘇州は人気の観光地なのでわたし達以外にも沢山のツアー客が来ていました。
暫く見物して、綺麗なお庭で一休みです。
夫も高みに上って見晴らしています。
蘇州の街には沢山の運河が通っていて「東洋のベニス」と言われていますが、ここにも通っていて沢山の観光船が行きかっています。
船頭のおばさんは私たちが乗っている間ずっと歌っていてくれましたよ。何という歌だったのかしら?
「蘇州夜曲」をリクエストすればよかった!
展示物の1部です。
古井戸も残っていました。
次は中国のバスツアーに付物のタイアップです。
「養蚕会館」は北京で訪れた「絹の館」と殆ど同じでした。
こちらをご覧下さい。
次は「盤門」です。