mokoangelの青島日記

夫との7年間の中国留学を終え7月に帰国しました
これからの日本での生活を模索中です

素敵なプレゼント!

2010-11-30 20:01:54 | Weblog

今日、夫が第2選択の「書道&絵画」のクラスから、素敵なプレゼントを持って帰ってくれました。

   

 
夫から「あなたのクラスの韓国の娘が、一生懸命に牡丹の花を描いてるよ」と言う話は聞いていました。

彼女がどうして一生懸命に描いた絵を私にプレゼントしてくれたのか・・・!?


理由はさておき、3か月学んだだけでこの上達ぶりには驚きです。

綺麗な牡丹に、私の大好きな蝶が描かれています。

 

年老いた私が、若い子たちと一緒に一生懸命、楽しげに学んでいることへのご褒美なのかと、感謝でいっぱいです。

 

Jさん、有難う  

貴女のこれからの人生に、幸多からんことを祈っています

 


Sさんの就職祝い!

2010-11-28 08:45:26 | Weblog

大連時代の同学が青島に就職したとの連絡が入りました。

では、一緒に就職祝いの食事をしましょうとお誘いし、昨日行って来ました。

場所は青島で有名な日本料理「竹若」。ジャスコ隣のCホテル内にあります。

 
5時過ぎにはもう青島は暮れかけています。 
ホテル前は綺麗にイルミネートされ、ロビーには見上げるばかりの大きなクリスマスツリーが置かれていました。
かすかにクリスマスソングも流れています。

ドアボーイもクリスマス仕様?の衣装でにこやかに出迎えてくれます。
私たちは普段は余り高級ホテルでは食事をしませんので、「ここ、中国!?」と、変に感動を覚えました。

  
食処のある4Fから眺めた、クリスマスツリーです。
どれだけ大きいかお分かりいただけますか?


食事は全くの日本食で、中国人の服務員(フゥウユエン242)は全て日本語で接待します。
唯一の日本人は夫の同学のHさんです。


先ずは小鉢から、中は青菜の煮びたし、右は可愛いガラスの器に入った貝(お酒に合うようなピりカラのおもしろいお味でした)。


刺身の盛り合わせ。 中国では生ものは食べないようにしているので、多分初めてのお刺身です。
種類は日本で食べるのとはずいぶん違いましたが、鯛の身が締まっていてとても甘い!


鰆の照り焼き。金柑の甘露煮を懐かしく頂きました。
青島は海鮮が特産ですのに、普通なかなか美味しいお魚が頂けませんので、このさわらは感激ものでした。


煮物は海老、南瓜、里芋、隠元。 お味がしっかり染みて懐かしいお味!


天麩羅;お野菜のてんぷらを期待していたのですがそれは無く、鶏と魚のから揚げだけ。
しっかりお味のついたお魚は美味でした。


茶碗蒸し。具は椎茸、銀杏、鶏肉です。
お味は少々濃いめでした。(中国人は日本人の好む薄味は嫌いです。)


ご飯とアサリの味噌汁、白菜の漬物。
お蕎麦もあったようですが、Hさんお勧めの日本から取り寄せているという
お米を頂いてみました。

艶があって、噛むと甘みのある、正に美味しい日本の御飯です!
ここは中国、量がとても多かったので、出来るだけ残すまいと頑張りましたが、あと少しと言う所でギブアップしました。


写真の撮り方があまり良くなかったですね。
とても美味しいソフトクリームのようなバニラアイスです。
これは別腹で、完食しました! お腹一杯です。


彼の職場はバスで3,40分の所にあるL村です。
L村公園と言う観光スポットがあるようなので、ついでの時に出かけてみようと思っています。


慣れない土地(彼はもう、在中国2年ですが)での一人暮らしです。
健康に気を付けて、お仕事、頑張って下さいね!

次の嬉しいお知らせ(何?)をお待ちしていますよ!

 


“豚足”美味しく煮えました!

2010-11-22 19:21:00 | Weblog

先週の土曜日の朝市で、思い切って豚足を買いました。

こちらでは、何も言わないのに“骨付きかしわ”の大きさに、大きなナタのような包丁で細かく切ってくれるのですよ!

あの姿のまま煮なければならないのかと、覚悟をしていましたので、「ほっとするやら、少し残念やら」でした。



PCの「クックパッドのレシピ」を参考に調理しました。
圧力鍋も何もないので、ちょっと不安ですが・・・。

  1;たっぷりの水で強火で茹でる。
   アクをすくいながらアクが出なくなった所で茹でこぼす。

  2;たっぷりの水に酒、生姜、唐辛子を入れて、柔らかくなるまで茹でる。

  3;柔らかくなったところで、豚足を別鍋に移し、茹汁、酒、オリゴ糖と黒砂糖少々、醤油を入れて煮る。

  4;もう1度、唐辛子を足し、味を見ながら2、30分煮る。

*正味2時間はかかりましたが、1度茹でこぼすと臭みが取れて良いように思います。
 


出来上がり

もう1品、茹で汁で野菜スープを作りました。
具は玉葱、人参、ジャガイモです。
濃厚な豚骨スープですからとても美味しい野菜スープになりました。


以前、日本で豚骨を食した経験があり、少し引き腰だった夫も「生臭くなくて、とても美味しい!」と喜んでくれました。

 

明日は残り汁に、木耳や南瓜を入れて煮てみようかと思います。

戦直後に生まれた私は、勿体なくて煮汁を捨てられないのです!


旧市街地観光③

2010-11-21 21:03:35 | 半日観光

いよいよ最終目的地の「信号山公園」に向かいます。

遠くからでも特徴的な展望台がよく見えます。
しかし、足に少々問題を抱えている私が登れるかどうか不安です。
「あなただけ登ったら? 私は下で待ってるから!」と言いましたが、夫に励まされながら登ることにしました。


【信号山公園】

入場料:10元
信号山の海抜は98m、旧市街地ではもっとも高い場所にあります。ドイツが建築したもっとも古い無線塔で、解放後には信号山と名付けられました。


信号山公園の入り口です。
上の赤い丸い物が展望台です。


この看板は何を言いたいのだか・・・???

「禁煙は登山」!? 夫と大笑い、韓国語については同学に尋ねてみようと書き写しました。

 

切符売り場で、「60歳以上は半額」となっています。
証明証がないので無理かと思いましたが、係員さんは快く半額にしてくれました。
えっ!これって、喜んでいいのですよね。

 
いかにも中国風の門をくぐって、頑張って登ります!

 


途中の休憩所から見た景色、やはりとても霞んでいてはっきり見えませんが、これもまた風情があって良い眺めです。


ずっと階段です・・・休み休み上ります。

途中に彫刻を施した小さな池が設えてあって、魚が泳いでいました。


途中の休憩所付近に車が停まっています。

あれ? 車で登れるの? 知らなかった!

 


何とか展望台まで辿り着くことができました。

 


展望台は回転床で、椅子に座って360度の景色を楽しむことが出来ます。
青島の景色が一望できるのです。
霞んでいて残念でしたが、すっきり晴れている時にもう1度来てみたいものです。

小魚山方面

青島大学方面

技術路方面

青島駅&桟橋方面

迎賓館  
迎賓館は青島の一番代表的なドイツ風の建築物です。本来はドイツ総督の官邸でしたから「総督楼」または「提督楼」と呼ばれていました。この建築物はドイツの署名な建築家によって設計され、30年代から当時の国民党政府要人がよく泊まるようになり、迎賓館と呼ばれ始めました。

信号山を下りてすぐの所に迎賓館はありますので、帰りに立ち寄るつもりでしたが、疲れてしまってすっかり忘れていました。 残念!

下りは近道をしようと、側道を歩きました。
しかし、その道は下の道までは繋がっていず、結局回り道になりました。
しかし、お蔭で階段ではなく山道を歩くことになり、周りの木々に触れることもできました。
モミジは紅葉していましたが、降雨がないためか枯れたような葉が目立ちました。

足は少し痛みましたが、久しぶりの山歩きが出来てとても嬉しかったです。





  
歩いている途中、面白い形をした塔?をみつけました。
ぐるっと回ってみましたが、入口も窓もないのですよ、一体何なのでしょう!?

右のはゴミ入れですね!

 

今日も、老夫婦二人の5時間ほどの小旅行でしたが、思ったより歩くことができたので、嬉しい日となりました。

  


旧市街地観光②

2010-11-21 19:13:35 | 半日観光

しっかり下調べをしておいたメモを、夫は置き忘れてきました。

歳をとるとこんな事ばかりです。
結局、地図を見ながら「あっち! いや、こっち!」と、なかなか行きつきません。


【孔子像】

 
バスから降りて暫く歩くと、孔子様が立っていらっしゃいました。
近くに小学校がありましたからその関係かなと思いましたが、路の名前が「曲阜路」と、孔子の生まれ故郷の名前になっていました。
歴史的に何か意味があるのでしょうか?

 

【旧ドイツ総督府】
1904年から2年の歳月をかけて建設されました。

  
天主教会から基督教会に向かう途中で見つけました。
ドイツらしい重厚な建物です。
今は中国政府の行政の建物として使われているようです。

 

 【消防署】

 
路を歩いている途中、赤い扉がいくつも並んで居る建物を見かけました。
すると、突然扉が開き消防車らしきものが出てきました。
看板も何もありませんでしたので分かりませんでしたが、消防署だったのですね。
彼らは次々に車に乗り込んで、サイレンを鳴らしながら出動していきました。
後からはしご車も出ていきましたが、どこが火事だったのかな?

因みに、電話は日本と同じ119番です。



 

【街並み】
この辺りはとても落ち着いた感じです。
感じの良い石塀に囲まれた敷地内には洒落た建物が建っていました。

 

下町風?


昔は素敵な建物だったと想われますが、今は旅館として使っているようです。


ドイツの租借地時代にも、中国人が住んでいた地区があったようで、分かり辛いかも知れませんが、このような小さな建物もありました。
今はこの家も旅館となっています。

 

【銀杏】


中国の街路樹は落葉樹のプラタナス?が多く、今の時期、道路は落ち葉で一杯です。

ここには大きな銀杏の木があって、物置の屋根に落ち葉が溜まっていました。
9月以降、雨が降ったのは数日だけです。
人間なら干上がってしまいますが、樹木って本当に強いですね!

 

 


旧市街地観光①

2010-11-21 00:22:59 | 半日観光

今日はお天気は良いのですが、とても霞んでいます。

「こんなに霞んでいては景色は堪能できないのではないだろうか?」と、さんざん迷ったのですが、やはり出かけることにしました。

今日は「旧市街地半日コース」です。

 

【天主教会】

入館料:5元 拝観料5元 入館時間:8:30~17:00(日曜日は12:00~)
1934年に完成させられたこの教会の塔高は60m、塔上には4.5メートルの巨大な十字架があり、青島花崗岩で作られた重厚な建築物となっています。

 

  
残念ながら教会は閉まっていて、内部は拝観できませんでした。
中国ではよくあることなのですが、折角行ったのに理由も分からずとても残念です。

秋は中国でも結婚シーズンなのか、結婚アルバムの撮影が行われていました。
「彼らの前途に幸あらんことを!」・・・でも、このアルバム作りからして新郎にとっては、大変なことらしいですよ。

    
左;車止めの石に腰かけて憩う人々。 彼らは教会を前にして何を語っているのでしょう!?
右;どうしても馴染めないのがこの洗濯物です。
人が押し寄せる、観光名所の教会の一角に堂々と洗濯物が干してあるのですよ。


 
教会から下りていく道は昔の古い石畳が残っています。

 


【基督教会】

入館料:7元 入館時間:8:30~16:30(日曜日9:00~10:30)
青島市内で最も古い教会。1903年に着工して建築されたドイツ風の教会で、最上階に登ると百年以上の歴史を刻む時計の動きがご覧になれます。

 
やっと見つけた「基督教会」です。
前の歩道には、色んな言葉が白墨で書き連ねてありました。


 
入口で切符売りのおじさんと少しお話をして中に入ります。
天主教会とは全く趣の違う建物でした。

 
礼拝堂と入り口に置かれていた聖書と讃美歌。
讃美歌は音符ではなく、数字で書かれていました。

 

私たちは時計台に上ってみることにしました。

   
とても細くて急な階段です。 
落っこちないように1段1段踏みしめて上がります。

途中で、天井から不思議なものがぶら下がっています。


ここの時計は機械仕掛けで鳴るようになっていました。
途中、ぶら下がっていたものは時計の錘だったのです。

ここには、鳴るのを実際に聞きたいと待っている人たちが居ましたが、私たちは先を急ぐので、聞かずに降りてゆきました。(残念)

 
隙間から下を覗くと、ここでも結婚写真の撮影が行われていました。
このカップルの撮影はとても大掛かりでした。
衣装さんからメイクさん、撮影スタッフも何人もいたようでした。
左端の白いスーツの男性がは、メイク直しの花嫁を見守る花婿です。

凄いの一言ですね!  いくら位かかるのでしょう!?

  
ふとした所に歴史を感じる教会でした。

この教会は普段使っているようですから、安息日の礼拝はとても厳かなものなのでしょうね!

 


本日の朝市⑤

2010-11-20 10:55:53 | Weblog

今朝は少し時間が遅くなってしまいました。

そのせいか?小さな子供のお手伝いの姿があちこちにありました。

 
左の男の子は積極的にお手伝いをしていました。
右の子は首から大きな袋を下げてお父さんの傍に立っていました。
袋の中には何が入っているのかな!?

 

【今日のワンコ】


この子はとても綺麗な毛並で可愛い! 大人しそうに待っていましたよ。


今日はトイプードルをとても多く見かけました。
でも、彼らはちっともじっとしていなくて、カメラを向けると背を向けてしまうのです。
やっと撮れたのがこの1枚です。

 

 【トピックス】

 
大量の胡桃です。 今日は特別多く感じました。
中国人は胡桃を健康食として多用しているようで、私たちも胡桃の粉末のドリンクを毎日飲んでいます。


中国人が好んで食べる健康食品の一つ棗です。
大小、色んな種類があるようです。
中国人はお粥に入れて食べることが多いようですが、私はカレーに入れています。


 
中国の南瓜です。
私は南瓜が大好きなのですが、この南瓜は煮るとべチャッとした感じになるので食べるのは控えていました。
今日、日本の南瓜に似たもの(写真右)を見つけ、嬉しくなって小さいのを一つ買ってみました。

 


鶏もこんなになると可哀そう!
上の黒いのはどうしたのでしょうか?
今日は少しショックで聞けませんでしたので、来週あれば、聞いて見たいと思います。


 

 帰りは8時を過ぎていましたので、車がとても多くなっていました。

 
道路を渡る時は、この様に片側の車が来ない間に中央まで行って待っています。
そうしないと、なかなか渡ることが出来ないのですよ!
私も初めは出来ませんでしたが、今では慣れてこのように平気になってしまいました。

右からくる車は、「渡るなよ!」とでも言うように、遠くからクラクションを鳴らしながら走ってきます。

それでも少しの隙間を見て渡ります。 少々スリルがあります。

 

 

 


Aさんのカレー

2010-11-17 17:27:34 | Weblog

以前から印度人のA同学に、「Aさんの作った本格カレーが食べたいわ!」と、お願いしていました。


昨日、彼女が「明日カレーを作ってくるから! 何人分?」と聞きます。

「えっ? 明日一人でカレーを作って持ってくるの?」

H同学と「一人でどうやって持ってくるのかしら? 大丈夫かなぁ!?」

と話していたのですが・・・。

 

今日、A同学は大きな荷物を下げて登校してきました。

そして1,2時間目の口語の授業が終わったところで、試食タイムです。

 
お米はタイ米とかで、とても細長く日本のお米とは全く違います。
印度カレーには日本米のようなお米よりこの方が合うのかな!?

食べ初めはとてもスパイシーで美味しいと、平気で食べていたのですが、急に、「辛~い!」。
辛さが襲ってきて、涙や鼻水まで・・・。

H同学が、「秋吉さんがそういうだろうと思って、持ってきましたよ。」と
メロン(写真右)を出してくれました。
他の同学は平気なようでしたが、H同学の心遣いに感謝しつつ、一人で3切れも頂いてしまいました。  
ゴメンナサイネ!



授業の終わったF老師も一緒に加わっておしゃべりを楽しみました。


ベジタリアンを自称するドイツ人M同学もお肉が入っていないので美味しそうに食べています。


休憩時間はとっくに過ぎていましたが、カレータイムは続きます。


班長のCさんは大盛りです。


ティンリーのJ老師も偶然に通りかかられたので、カレーをお勧めし、一緒におしゃべりに花が咲きました。

 

今日のことで、分かったことがあります。
日本人はすぐに形を考えてしまいますが、一緒に楽しい時を過ごすのは形ではないのですね。
大連でも、中休みに同学の誕生祝(こちら)をやったことがあります。

彼女が携えて来てくれた美味しいカレーで、皆で十分に楽しむことが出来ました。

 

「今度は秋吉さんの日本食ですね!」と、誰かの言う声が聞こえました。

 

「ん? 何作ろうかなぁ???」


今朝のこと・・・!?

2010-11-15 16:05:03 | Weblog

夫は毎朝5:30に起床して体をほぐし、6:00に太極拳に出かけます。

最近では、中国人のお年寄りが話しかけてくれるようになったと、喜んでいます。
中国人は、日本人のようにすぐには話しかけてはくれないのですよ。
暫く様子を見てから徐々に話しかけてきます。

 

今朝、夫が帰宅して、「ねぇ、♪わたしゃ16満州娘・・・♪って歌知ってる?」と、聞いてきました。

「ん? 聞いたことがある!」

「知ってる! 子どもの頃よく歌ってた!」

 

      わたしゃ16満州娘

      春も3月雪解けに

      まんしゅうほわ(こう歌ってましたが、満州花?)が咲いたなら

      わたしはお嫁に行くわいな!

      ワン(王)さん待っててちょうだいな!

 

スラスラと歌詞がでてきました。

もしかしたら本当の歌詞とは違っているかもしれませんが、私は母に教えられて、

この様に歌っていたのです。

嬉しくなって、何回も何回もうたいました。  子供時代に帰ったよう!

 

すると夫が、「もう一つ似たような歌があったよね!」と言って、口ずさみ始めたのは、

        

       わたしのラバさん(恋人)酋長の娘

       色は黒いが南洋じゃ美人~♪

 

今頃の歌はなかなか覚えられませんが、こんな歌はよく覚えているものですね!

話しかけてきたお婆さんは、この歌にどんな思い出があるのでしょう?

良い思い出だといいのですが・・・。

 

今朝の我が家は、中国人のお婆さんのお蔭で懐かしのメロディーに沸きました。


青島市内観光~中山公園&八大関

2010-11-13 23:38:13 | 半日観光

先ず、リフトで一山越えます。
頂上では青島の「テレビ塔」が見えるはずです。

  
案内図では湛山寺から太平山で一時下り、太平山から中山公園に降りるようになっています。

この切符売り場のおばさんは、「あんた達、韓国人!」と聞くので、日本人だと答えると急に表情が柔らかくなり、知っている限りの日本語をしゃべり始めました。
以前、名古屋や東京に行ったことがあると言っていました。

 
テレビ塔が見えてきました。 
風が強くリフトが少々揺れて、下を見るとゾ~っとすることも。

 

中山公園です。

 
私たちは上から下りてきましたので、初めはこんな風景でした。
道路脇に露店が広げられ、段々、人通りも多くなります。

 
美味しそうなたこ焼きや、懐かしい綿飴も・・・・・。

他にも焼きトウモロコシ、焼き烏賊、ポン菓子など。
 


このおじさんは、水を含ませた筆のようなもので道路に字を書いていましたよ!
とても達筆でした。


冬になると日本でもお馴染みの“花カンラン”?
名前を忘れましたが、あっていますか?
青島の街路樹にも最近植え替えられています。 

 
 
園内は菊の花盛りです。
菊は日本の国花ですが、中国伝来でしょうね。
青島では沢山見かけます。 これは全部鉢植えです。



正門前の広場には大きな噴水があり、沢山の人が憩っていました。
折角だから、水が上がっていてくれると嬉しかったのに!



私たちは上から下りてきましたので、正門が最後になりました。
今は「菊花展」開催中だったのですね。 
沢山の菊の花はありましたが、日本の「菊花展」とは全く趣の違うものでした。
でも、この写真の右端の紫の菊は壺様に設えてありました。


中山公園には日本が青島を統治していた時代に桜が植えられ、今でも4月中旬になると立派な花を咲かせ、多くの人々で賑わうそうです。

4月にはここで“花見”が出来るのですね! 楽しみ!

 

ここで、時間はちょうど12時になっていました。

「帰るには早いし、お腹はすいてるけど元気はまだある!」と言うことで、「八大関」にまで足を延ばすことにしました。

 

八大関及び太平角は1930年代に建てられた洋館が立ち並ぶ別荘地帯です。


暫く歩くとこのような洋館が木立の間に見えてきました。


このお宅の庭には、キャンピングカーと乗馬用?の馬が繋いでありましたよ!


「ドイツ人の別荘地帯だから美味しいドイツ料理のお店でもあるかも!?」と、探しましたが見当たりません。
やっと見つけた「餐庁」。空腹には逆らえず、「ここで良いから入りましょう!」

 
注文はこの3品。 
ロビーに料理の写真に値段が書いたものが貼ってありますし、見本の料理も並べてあります。

「鶏肉の甘酢炒めのフライドポテトのせ」、「豆腐のフライ」、「豚肉の角切りと南瓜の煮込み」と「ご飯」で〆て90元(1125円)也。

どれも私たちの口に合った美味しい料理でしたが、私たちには食べきれず、恐る恐る“打包ダーバオ31”(持ち帰るために料理をパックに詰める)をお願いしました。

 

 
レストランの前は海岸です。
目の前には「ここは中国!?」と言う風景が広がっています。
海岸では貝堀?を楽しむ人の姿がちらほらありました。



バス停が分からないので、取りあえずそれらしき方向に歩いて行きました。


途中、「青島太平角公園」と言う大きな公園がありました。


水不足の中国には珍しく池に水があって、小魚が泳いでいましたが、しっかり「ここで魚を釣ってはいけません!」と言う立札がありました。

 

途中で買い物をして帰る予定でしたが、運良く直通の31路のバスが来ましたので、それに飛び乗りました。
帰宅は14:30。 
4時間半の旅行でしたが、とても楽しく青島を知る良い機会となりました。