『カクテル・ラヴァーズ(Cocktail Lovers) 』
ポストメディア編集部 (編、著),

一迅社 (発行)
A5判、ソフトカバー、112ページ
2011/02/05発行
ISBN-13 978-4-7580-1210-2
NDC分類: 596.7
定価 :1,260円(税込み)
内容(「BOOK」データベースより)
カクテルで、BL、カクテルの材料を擬人化した、オトナの貴女へ捧ぐ禁断のカクテル解説本。
男子×男子のさまざまな「愛の形」とカクテルの豆知識が両方楽しめる!レシピや専門用語紹介もしっかり収録!カクテル初心者にもオススメの1冊です。
内容(下記出版社の紹介ページより)
男子×男子のさまざまな「愛の形」でカクテルを表現!
ただのカクテル擬人化じゃない、美男子達の恋愛シチュエーションでこそ表わせる味わいや物語で、新たなカクテルの魅力を発見してみませんか?
カクテルそのものの説明や作り方、ちょっとした豆知識なども収録。
はじめに p.02
目次 p.04
この本の見方 p.06
第1章 ベースアルコール紹介 p.07
ウイスキー p.08
ブランデー p.09
(中略)
ビール p.15
リキュール p.16
第2章 ウィスキーベースカクテル p.17
マンハッタン p.18
ゴッドファーザー p.20
ニューヨーク p.22
オールドファッションド p.23
COLUMN NO.1 カクテルの歴史 p.24
第3章 ブランデーベースカクテル p.25
アレキサンダー p.26
ビトウィーンザシーツ p.28
ニコラシカ p.30
ブランデーエッグノッグ p.31
COLUMN NO.2 カクテルのTPO p.32
第4章 ジンベースカクテル p.33
ギムレット p.34
マティーニ p.36
(中略)
アースクエイク p.41
COLUMN NO.3 マティーニあれこれ p.42
第5章 ウォッカベースカクテル p.43
スクリュードライバー p.44
ロングアイランドアイスティ p.46
(中略)
ソルティドッグ p.51
COLUMN NO.4 誕生カクテル p.52
第6章 ラムベースカクテル p.53
キューバリバー p.54
ダイキリ p.56
ホットバタードラム p.58
X・Y・Z p.59
COLUMN NO.5 プースカフェ p.60
第7章 テキーラベースカクテル p.61
マルガリータ p.62
テキーラサンセット p.64
(中略)
モッキンバード p.67
COLUMN NO.6 カクテル言葉 p.68
第8章 ワインベースカクテル p.69
キール p.70
シャンパンカクテル p.72
ミモザ p.74
ペリーニ p.75
COLUMN NO.7 カクテルにまつわる名言 p.76
第9章 ビールベースカクテル p.77
シャンディガフ p.78
レッドアイ p.80
ブラックベルベット p.81
COLUMN NO.8 二日酔いに効く?カクテル p.82
第10章 リキュールベース、その他のカクテル p.83
スプモーニ p.84
ファジーネーブル p.85
カルーアミルク p.86
(中略)
フロリダ p.89
COLUMN NO.9 口当たりの良さにご用心 p.90
第11章 カクテルの知識 p.91
グラス p.84
道具 p.85
副材料 p.86
造り方 p.102
用語集 p.106
索引(50音順) p.110
(度数順) p.111
奥付け p.112
萌え本分類:解説書型。
ナビゲーター:なし。
カバー表紙:タイトルは横書き。タイトルの字色は影、金縁つきの藍色。ドット柄の背景にカクテルグラスを持つイケメン男性2名のイラスト
中表紙:モノクロのタイトルに、カクテルグラスのシルエットを配する。
折込ポスター:なし。
本文: 縦書き、四段組みが基本(囲み記事の解説は縦・横書きが混在)。
構成・設定: 全ページモノクロ印刷。 カクテルを構成する酒類・ソフトドリンクを(すべて男性で)擬人化。それぞれの飲料を象徴するキャラクター化されたキャストのイラストとともに、各種のカクテルについて解説する。
第一章はカクテルベースとなるスピリッツ9種を各1頁で、第二~十章では各々のアルコールをベースとするカクテル42種類を各1~2頁で紹介。各項目は、カクテル名、(レシピの飲料分の)擬人化イラスト、カクテルのレシピ、文書解説、エピソードなどを含み、2頁の項目では更に、そのカクテルで使用される他のドリンクの擬人化イラストと解説、アイコンつきの会話集などが追加される。各章末のコラムは、カクテルに関する知識を4コマ漫画と文書で解説。
巻末の11章は、カクテル製作にかかわる道具や材料、作り方のテクニックなどの図解入り解説集である。
巻末の索引は、五十音順とアルコール度数順の二種類を掲載。
評価:
萌え絵度: イラストレーターの総数は19名。カバーイラストは(BL界ではMajorな)宝井理人さんが担当。婦女子向けの萌え絵度はかなり水準高め。イラスト、会話集ともカクテルの味わいや性格に即した内容で工夫が見られ、擬人化間の絡みはソフトな路線で一般人でも取り付きやすい。
テーマ萌え度:解説の内容は一般的なものだがレシピや役割、名前由来やエピソードなど内容はかなり豊富。カクテルを構成飲料で擬人化する。というネタを個々まで膨らませた編集の努力は買える。
萌え本的意義: 一迅社発行の萌え本は、
『萌える戦艦(MOE-SEN) 』(07/07)、
『鉄道少女百景』(10/07)、『萌えダイエットクイズ(脂肪を萌やせ!) 』(10/07)、
『スク水だいすき! 』(10/07)、『袴っ娘だいすき! 』(10/12)、『おんなのこの髪型カタログ 』(11/08)。
『ゆめみる日本神話(~あたらしい古事記~神代編) 』(11/07)、
『結婚しよっ!(~同棲から結婚まで~) 』(12/01)、『(~「ぼっち」にならないために~)合コンなんてこわくない! 』(13/01)などの(ほぼ)一般向けと、
『30歳の保健体育- 』シリーズ(08/01~)4冊、『 -少女絵巻 』シリーズ(11/01~)6冊、『いじめられっこ少女コレクション 』(11/07)などの大きなお友達向け、
美形化イラストを添えた男児キャラが特徴の「 -男子 」シリーズ3冊『哲学- 』(10/07)、
『美術- 』(10/10)、『文学- 』(11/07)の3種に大別され、この中で本書は第3グループに属し、刊行時期もほぼ同時。
婦女子向けの擬人化萌え本は各種刊行されているが、飲料擬人化の商業誌は、多分本書が唯一と思われる。
腐向けの萌え本なので本館では総合評価が低くなりがちだが、その手の分野としてはもっと高評価なのではないだろうか。
総合萌え度 :★★☆☆☆
紹介ブログ記事:
腐女子の情報サイト ちるちる
>作品データベース
カクテル・ラヴァーズ 【感想】
http://www.chil-chil.net/goodsDetail/goods_id/31167/
本書のレビュー二件を掲載。レビュー自体よりも本サイト自体の「BL系書籍の系統分類」が、分類を「攻め・受けのタイプ分類」から開始する点など部外者には非常に興味深い。
カバーイラスト担当、宝井理人さんの公式サイト:
Licht
>Works
http://g-t.main.jp/?page_id=5
>そのほか・イラスト寄稿 >2011年の中に、本書の記載あり。
一迅社 の紹介ページ:
http://data.ichijinsha.co.jp/book/booksearch/booksearch_detail.php?i=75801210
ほぼ基本情報のみ。
イラストレーターの一覧あり。
Amazon.co.jp の紹介頁
honto(旧bk1) の紹介頁
楽天ブックス の紹介頁
セブンネットショッピング の紹介頁 (当該記事なし)
紀伊国屋書店 の紹介頁
付記:
Amazon、公式サイト上の発売日は01月27日、その他のサイトでは2月との記述が主。
ポストメディア編集部 (編、著),

一迅社 (発行)
A5判、ソフトカバー、112ページ
2011/02/05発行
ISBN-13 978-4-7580-1210-2
NDC分類: 596.7
定価 :1,260円(税込み)
内容(「BOOK」データベースより)
カクテルで、BL、カクテルの材料を擬人化した、オトナの貴女へ捧ぐ禁断のカクテル解説本。
男子×男子のさまざまな「愛の形」とカクテルの豆知識が両方楽しめる!レシピや専門用語紹介もしっかり収録!カクテル初心者にもオススメの1冊です。
内容(下記出版社の紹介ページより)
男子×男子のさまざまな「愛の形」でカクテルを表現!
ただのカクテル擬人化じゃない、美男子達の恋愛シチュエーションでこそ表わせる味わいや物語で、新たなカクテルの魅力を発見してみませんか?
カクテルそのものの説明や作り方、ちょっとした豆知識なども収録。
はじめに p.02
目次 p.04
この本の見方 p.06
第1章 ベースアルコール紹介 p.07
ウイスキー p.08
ブランデー p.09
(中略)
ビール p.15
リキュール p.16
第2章 ウィスキーベースカクテル p.17
マンハッタン p.18
ゴッドファーザー p.20
ニューヨーク p.22
オールドファッションド p.23
COLUMN NO.1 カクテルの歴史 p.24
第3章 ブランデーベースカクテル p.25
アレキサンダー p.26
ビトウィーンザシーツ p.28
ニコラシカ p.30
ブランデーエッグノッグ p.31
COLUMN NO.2 カクテルのTPO p.32
第4章 ジンベースカクテル p.33
ギムレット p.34
マティーニ p.36
(中略)
アースクエイク p.41
COLUMN NO.3 マティーニあれこれ p.42
第5章 ウォッカベースカクテル p.43
スクリュードライバー p.44
ロングアイランドアイスティ p.46
(中略)
ソルティドッグ p.51
COLUMN NO.4 誕生カクテル p.52
第6章 ラムベースカクテル p.53
キューバリバー p.54
ダイキリ p.56
ホットバタードラム p.58
X・Y・Z p.59
COLUMN NO.5 プースカフェ p.60
第7章 テキーラベースカクテル p.61
マルガリータ p.62
テキーラサンセット p.64
(中略)
モッキンバード p.67
COLUMN NO.6 カクテル言葉 p.68
第8章 ワインベースカクテル p.69
キール p.70
シャンパンカクテル p.72
ミモザ p.74
ペリーニ p.75
COLUMN NO.7 カクテルにまつわる名言 p.76
第9章 ビールベースカクテル p.77
シャンディガフ p.78
レッドアイ p.80
ブラックベルベット p.81
COLUMN NO.8 二日酔いに効く?カクテル p.82
第10章 リキュールベース、その他のカクテル p.83
スプモーニ p.84
ファジーネーブル p.85
カルーアミルク p.86
(中略)
フロリダ p.89
COLUMN NO.9 口当たりの良さにご用心 p.90
第11章 カクテルの知識 p.91
グラス p.84
道具 p.85
副材料 p.86
造り方 p.102
用語集 p.106
索引(50音順) p.110
(度数順) p.111
奥付け p.112
萌え本分類:解説書型。
ナビゲーター:なし。
カバー表紙:タイトルは横書き。タイトルの字色は影、金縁つきの藍色。ドット柄の背景にカクテルグラスを持つイケメン男性2名のイラスト
中表紙:モノクロのタイトルに、カクテルグラスのシルエットを配する。
折込ポスター:なし。
本文: 縦書き、四段組みが基本(囲み記事の解説は縦・横書きが混在)。
構成・設定: 全ページモノクロ印刷。 カクテルを構成する酒類・ソフトドリンクを(すべて男性で)擬人化。それぞれの飲料を象徴するキャラクター化されたキャストのイラストとともに、各種のカクテルについて解説する。
第一章はカクテルベースとなるスピリッツ9種を各1頁で、第二~十章では各々のアルコールをベースとするカクテル42種類を各1~2頁で紹介。各項目は、カクテル名、(レシピの飲料分の)擬人化イラスト、カクテルのレシピ、文書解説、エピソードなどを含み、2頁の項目では更に、そのカクテルで使用される他のドリンクの擬人化イラストと解説、アイコンつきの会話集などが追加される。各章末のコラムは、カクテルに関する知識を4コマ漫画と文書で解説。
巻末の11章は、カクテル製作にかかわる道具や材料、作り方のテクニックなどの図解入り解説集である。
巻末の索引は、五十音順とアルコール度数順の二種類を掲載。
評価:
萌え絵度: イラストレーターの総数は19名。カバーイラストは(BL界ではMajorな)宝井理人さんが担当。婦女子向けの萌え絵度はかなり水準高め。イラスト、会話集ともカクテルの味わいや性格に即した内容で工夫が見られ、擬人化間の絡みはソフトな路線で一般人でも取り付きやすい。
テーマ萌え度:解説の内容は一般的なものだがレシピや役割、名前由来やエピソードなど内容はかなり豊富。カクテルを構成飲料で擬人化する。というネタを個々まで膨らませた編集の努力は買える。
萌え本的意義: 一迅社発行の萌え本は、
『萌える戦艦(MOE-SEN) 』(07/07)、
『鉄道少女百景』(10/07)、『萌えダイエットクイズ(脂肪を萌やせ!) 』(10/07)、
『スク水だいすき! 』(10/07)、『袴っ娘だいすき! 』(10/12)、『おんなのこの髪型カタログ 』(11/08)。
『ゆめみる日本神話(~あたらしい古事記~神代編) 』(11/07)、
『結婚しよっ!(~同棲から結婚まで~) 』(12/01)、『(~「ぼっち」にならないために~)合コンなんてこわくない! 』(13/01)などの(ほぼ)一般向けと、
『30歳の保健体育- 』シリーズ(08/01~)4冊、『 -少女絵巻 』シリーズ(11/01~)6冊、『いじめられっこ少女コレクション 』(11/07)などの大きなお友達向け、
美形化イラストを添えた男児キャラが特徴の「 -男子 」シリーズ3冊『哲学- 』(10/07)、
『美術- 』(10/10)、『文学- 』(11/07)の3種に大別され、この中で本書は第3グループに属し、刊行時期もほぼ同時。
婦女子向けの擬人化萌え本は各種刊行されているが、飲料擬人化の商業誌は、多分本書が唯一と思われる。
腐向けの萌え本なので本館では総合評価が低くなりがちだが、その手の分野としてはもっと高評価なのではないだろうか。
総合萌え度 :★★☆☆☆
紹介ブログ記事:
腐女子の情報サイト ちるちる
>作品データベース
カクテル・ラヴァーズ 【感想】
http://www.chil-chil.net/goodsDetail/goods_id/31167/
本書のレビュー二件を掲載。レビュー自体よりも本サイト自体の「BL系書籍の系統分類」が、分類を「攻め・受けのタイプ分類」から開始する点など部外者には非常に興味深い。
カバーイラスト担当、宝井理人さんの公式サイト:
Licht
>Works
http://g-t.main.jp/?page_id=5
>そのほか・イラスト寄稿 >2011年の中に、本書の記載あり。
一迅社 の紹介ページ:
http://data.ichijinsha.co.jp/book/booksearch/booksearch_detail.php?i=75801210
ほぼ基本情報のみ。
イラストレーターの一覧あり。
Amazon.co.jp の紹介頁
honto(旧bk1) の紹介頁
楽天ブックス の紹介頁
セブンネットショッピング の紹介頁 (当該記事なし)
紀伊国屋書店 の紹介頁
付記:
Amazon、公式サイト上の発売日は01月27日、その他のサイトでは2月との記述が主。