『(宙のまにまに)天体観察「超」入門(機材ゼロでも大丈夫!) 』
柏原 麻実 (著)
講談社 (発行)
新書版、ソフトカバー、162ページ
2009/08/21発行
ISBN-13 978-4-06-364783-9
NDC分類: 442
定価 :860円(税込み)
内容(「BOOK」データベースより)
美星や朔と一緒に、“星見”しよう! 月刊アフタヌーンで連載中の天文部青春グラフィティ漫画『宙のまにまに』から飛び出した、世界一わかりやすい天体観察入門です。イラスト満載、予備知識ゼロでOK、誰でも楽しく読める! 「夜空を観るにはまず30分目を慣らして」「虫除けは必携」などなど、従来の入門書では詳しく解説される事がなかった基本の基本からご紹介。機材なんて無くても、夜空の美しさと物語を楽しむ秘訣を、現役の天文ファンである『宙のまにまに』作者自らがガイドします。
内容(下記出版社の紹介ページより)
イラスト満載、非理科系のための天文入門!
『宙のまにまに』作者の柏原麻実氏が語りおろし。自身の趣味でもある観望のノウハウをイラスト豊富にわかりやすくお伝えします。ファンアイテムとしても必携!
カラーイラストギャラリー p.01
中表紙 p.05
目次 p.08
『宙のまにまに』って? P.12
ウェルカム、スターウォッチング! P.16
星見、基本のキ目を慣らそう! P.20
市街地で星を見たら次は郊外へ p.28
月はいつ沈む? P.32
必携アイテム&服装のコツ p.36
屋外観察の持ち物は? P.40
冬の夜の長時間観察、防寒対策は? P.44
プラネタリウムへ行ってみよう! P.48
とりあえず、一つ星座を見つけよう! ~星座の覚え方~ p.54
春の夜空を見よう! P.58
夏の夜空を見よう! P.66
秋の夜空を見よう! P.76
冬の夜空を見よう! P.86
北極星の見つけ方 p.100
星座早見盤に載ってない、明るい星がある!? ~惑星や人口衛星の見分け方~ p.102
一眼レフでなくても写真は撮れます! P.110
彗星って頻繁に見られるもの? P.114
流星群を見よう! P.118
宇宙を感じる、それが食! P.124
月だって楽しんで p.128
秋でも夏の大三角が見える? P.132
天文台って一般の人も入れるの? P.138
星を見る感動を味わって! P.141
あとがき p.146
参考文献 p.148
巻末便覧1:便利なWebサイト p.155
巻末便覧2:全国の主要な公開天文台 p.153
奥付 p.157
萌え本分類:解説本型。
ナビゲーター:漫画版「宙のまにまに」の登場人物たち。
カバー表紙:タイトルは横書き。タイトルの字色は赤~黄色のグラデュエーションに青、黒。星空の背景に漫画の登場人物の集合イラスト。
中表紙:なし。
折込ポスター:なし。(原作漫画由来のカラーイラストギャラリーが4頁)
本文:縦書き、一段組み。
構成・設定:漫画の描き手ご本人が、天体観測を基礎の基礎から解説し、星見(ほしみ)の楽しさを知ってもらおうという、文字通りの「超」入門書。準備も知識もゼロの状態から、「まずは目をならして」「星がみえやすいところに移動し」「その時に相応しい服装に着替えたら」「あると便利な道具をそろえ」「プラネタリウムで知識をつけてから」、さあ天体観測にでかけよう!っていう導入部を単行本で読めるのは結構新鮮。現代の入門書らしく、巻末には参考Webサイトや天文台のサイト集が並ぶ。
広義の「『宙のまにまに』ファンブック」といえない事もない。
評価:
萌え絵度: 原作漫画からの転載カットが主体。原作者がカットを選定しているので、内容との関連性や相性は良好。
テーマ萌え度:天文漫画を連載していた著者の天体観測の楽しさを皆に知ってもらおうという「星萌え」「星座萌え」っぷりは充分伝わってくる。内容も一般向けでわかり易い。
萌え本的意義:2009年の4月から10月までに16冊が刊行された、講談社「アフタヌーン新書」のNo.12。同社の「 現代新書」や「 +α新書」、「 ブルーバックス」とは異なり、月刊漫画誌「アフタヌーン」編集部が独自に立ち上げた新書シリーズ。他の編集部ではすぐに没になるような、時流に乗った内容や軽い内容、Webサイトをまとめたものなど新分野に挑戦した(ITメディアニュース、2009年4月10日付け)。
本レーベルの表紙カバーは、「アフタヌーン」の頭文字「A」を青色で大きく配置し、Aの部分にその本のテーマとなるイラストや文字が描かれているのが一般的だが、本書のみは「漫画版のタイトルを配した集合イラスト」となっている。
編集意図も含めて「萌え本として造られたものではない」のは明らかなのに、本書が「萌え本としての要件」を満たしており、しかも非常に水準が高いのは興味深いことである。
総合萌え度 :★★★★★
講談社の紹介ページ:
著者、柏原 麻実さんの公式サイト:
はらっぱ商店街
Amazon.co.jpの紹介頁
オンライン書店bk1の紹介頁
楽天ブックスの紹介頁
セブンネットショッピングの紹介頁
紀伊国屋書店BOOK WEBの紹介頁
付記:
Amazonでの発売日は20日。
原作となる漫画版は、講談社刊の漫画雑誌『月間アフタヌーン』2005年11月号より2011年9月号まで連載。単行本は全10巻が2011年9月に完結。
TVアニメ版(全12話)は、2009年7月から9月にかけて、AT-Xおよび独立UHF各局にて放送され、DVDも発売されている。
柏原 麻実 (著)
講談社 (発行)
新書版、ソフトカバー、162ページ
2009/08/21発行
ISBN-13 978-4-06-364783-9
NDC分類: 442
定価 :860円(税込み)
内容(「BOOK」データベースより)
美星や朔と一緒に、“星見”しよう! 月刊アフタヌーンで連載中の天文部青春グラフィティ漫画『宙のまにまに』から飛び出した、世界一わかりやすい天体観察入門です。イラスト満載、予備知識ゼロでOK、誰でも楽しく読める! 「夜空を観るにはまず30分目を慣らして」「虫除けは必携」などなど、従来の入門書では詳しく解説される事がなかった基本の基本からご紹介。機材なんて無くても、夜空の美しさと物語を楽しむ秘訣を、現役の天文ファンである『宙のまにまに』作者自らがガイドします。
内容(下記出版社の紹介ページより)
イラスト満載、非理科系のための天文入門!
『宙のまにまに』作者の柏原麻実氏が語りおろし。自身の趣味でもある観望のノウハウをイラスト豊富にわかりやすくお伝えします。ファンアイテムとしても必携!
カラーイラストギャラリー p.01
中表紙 p.05
目次 p.08
『宙のまにまに』って? P.12
ウェルカム、スターウォッチング! P.16
星見、基本のキ目を慣らそう! P.20
市街地で星を見たら次は郊外へ p.28
月はいつ沈む? P.32
必携アイテム&服装のコツ p.36
屋外観察の持ち物は? P.40
冬の夜の長時間観察、防寒対策は? P.44
プラネタリウムへ行ってみよう! P.48
とりあえず、一つ星座を見つけよう! ~星座の覚え方~ p.54
春の夜空を見よう! P.58
夏の夜空を見よう! P.66
秋の夜空を見よう! P.76
冬の夜空を見よう! P.86
北極星の見つけ方 p.100
星座早見盤に載ってない、明るい星がある!? ~惑星や人口衛星の見分け方~ p.102
一眼レフでなくても写真は撮れます! P.110
彗星って頻繁に見られるもの? P.114
流星群を見よう! P.118
宇宙を感じる、それが食! P.124
月だって楽しんで p.128
秋でも夏の大三角が見える? P.132
天文台って一般の人も入れるの? P.138
星を見る感動を味わって! P.141
あとがき p.146
参考文献 p.148
巻末便覧1:便利なWebサイト p.155
巻末便覧2:全国の主要な公開天文台 p.153
奥付 p.157
萌え本分類:解説本型。
ナビゲーター:漫画版「宙のまにまに」の登場人物たち。
カバー表紙:タイトルは横書き。タイトルの字色は赤~黄色のグラデュエーションに青、黒。星空の背景に漫画の登場人物の集合イラスト。
中表紙:なし。
折込ポスター:なし。(原作漫画由来のカラーイラストギャラリーが4頁)
本文:縦書き、一段組み。
構成・設定:漫画の描き手ご本人が、天体観測を基礎の基礎から解説し、星見(ほしみ)の楽しさを知ってもらおうという、文字通りの「超」入門書。準備も知識もゼロの状態から、「まずは目をならして」「星がみえやすいところに移動し」「その時に相応しい服装に着替えたら」「あると便利な道具をそろえ」「プラネタリウムで知識をつけてから」、さあ天体観測にでかけよう!っていう導入部を単行本で読めるのは結構新鮮。現代の入門書らしく、巻末には参考Webサイトや天文台のサイト集が並ぶ。
広義の「『宙のまにまに』ファンブック」といえない事もない。
評価:
萌え絵度: 原作漫画からの転載カットが主体。原作者がカットを選定しているので、内容との関連性や相性は良好。
テーマ萌え度:天文漫画を連載していた著者の天体観測の楽しさを皆に知ってもらおうという「星萌え」「星座萌え」っぷりは充分伝わってくる。内容も一般向けでわかり易い。
萌え本的意義:2009年の4月から10月までに16冊が刊行された、講談社「アフタヌーン新書」のNo.12。同社の「 現代新書」や「 +α新書」、「 ブルーバックス」とは異なり、月刊漫画誌「アフタヌーン」編集部が独自に立ち上げた新書シリーズ。他の編集部ではすぐに没になるような、時流に乗った内容や軽い内容、Webサイトをまとめたものなど新分野に挑戦した(ITメディアニュース、2009年4月10日付け)。
本レーベルの表紙カバーは、「アフタヌーン」の頭文字「A」を青色で大きく配置し、Aの部分にその本のテーマとなるイラストや文字が描かれているのが一般的だが、本書のみは「漫画版のタイトルを配した集合イラスト」となっている。
編集意図も含めて「萌え本として造られたものではない」のは明らかなのに、本書が「萌え本としての要件」を満たしており、しかも非常に水準が高いのは興味深いことである。
総合萌え度 :★★★★★
講談社の紹介ページ:
著者、柏原 麻実さんの公式サイト:
はらっぱ商店街
Amazon.co.jpの紹介頁
オンライン書店bk1の紹介頁
楽天ブックスの紹介頁
セブンネットショッピングの紹介頁
紀伊国屋書店BOOK WEBの紹介頁
付記:
Amazonでの発売日は20日。
原作となる漫画版は、講談社刊の漫画雑誌『月間アフタヌーン』2005年11月号より2011年9月号まで連載。単行本は全10巻が2011年9月に完結。
TVアニメ版(全12話)は、2009年7月から9月にかけて、AT-Xおよび独立UHF各局にて放送され、DVDも発売されている。