経営技法を究める: システム, デザイン, データ,機械学習

経営技法に関する雑感,エンジニアリングとマネジメントの融合
クオリティとリスクの考究,システムズ・データとAIの構成

先端の専門

2012-05-11 06:09:46 | 日記
金融だけど,計量分析なら高度な統計を身に付ける必要があるの.しかも,使う数学も高度で,確率解析まで....

こういう専門の基礎ってなると,基礎数学じゃなくて,高度な数学や統計学,情報学ってなるの.要は,高度な専門は金融の計量分析で,そのための基礎として時系列解析,それに確率微分方程式,確率解析,測度論とルベーグ積分,さらにシミュレーション学が必要,といった具合.

先端の専門をどう構成するのか?だけど,特に金融を扱う経済系の大学では世界的にいろいろな教育体系が組まれているの.何しろ,この分野,リスク解析をきっちりさせないと,世界的な経済の危機に.....今や使命でしょうよ.

金融だけど,リスク解析とさらにクオリティの追求が必要.だけど,基礎にあたる部分が,あまりに高レベルで,これの充実って,ホント,腕力ないとダメ.その大学全体の底上げがきっちりできていないと,先端でしかも社会的な使命として取り組まないといけない課題の追及ができない,そんな情けない状況に.

学問の怖さは,腕がなければ役立てない,ということ.

がんばりましょう.

遅れを考慮すると

2012-05-11 01:34:11 | 日記
同じようなことって,やはり,自分だけでなく他の方々も考えているの.ある論文誌の最新号なんだけど,狙っている分野の内容がいくつも出ていて......同じようなアイデアで研究しているんだって感じたのだけど......

でも,国際的なジャーナル誌の場合,投稿してから掲載されるまで3年はかかるから,研究そのものは2009年あたりにまとまたものが多いみたい.要は,査読の後に直しがあって(2,3回になることも),それで掲載決定して,その後,しばらく順番待って出版される,そんな流れで3年くらい.

と,言うことは,3年後に世に出る研究は,今,されている,そんなこと.そもそも,2年後に出る研究は昨年されたもの......最近,新しいネタがなくて,行き詰っているから,完全に水面下で進んでいる世界の研究から遅れている,と言うこと? そもそも,昨年も今も,自分のアイデアは古くて,これらは水面下では3年前にやられていたもの,だし....

と,まあ,遅れを考慮すると,自分のやっていることって古いし,既に最先端の研究はジャーナル誌の査読とその後の修正に.....自分のそんなネタって意味があるのか,と落ち込むの.

研究って厳しい世界でしょうよ.頭使ってアイデアで食べて行くって,まあ,甘くはないでしょうよ.捨てれば楽だけど.....論文書きは,止めてしまったら,意味がないの.遅れていても続けること.....そのうち最先端に.....そしてまた遅れて.....でも止めたら放棄なの.

がんばりましょう.