経営技法を究める: システム, デザイン, データ,機械学習

経営技法に関する雑感,エンジニアリングとマネジメントの融合
クオリティとリスクの考究,システムズ・データとAIの構成

帰納的推論と人々のココロ

2012-05-06 12:22:08 | 日記
データだけど,やはりココから情報を探るのって大切.で,人々が何を感じているのかだけど,もちろん,個々は様々.でも,全体として捉えると,特徴が見えてくるの.

帰納的推論だけど,イチブからゼンブから探る,を実現する概念でもあるの.で,最近,少し参考にしているのが,自然言語からの帰納的推論.要は,ネットでどういう言葉に反応するのか,これだけでもゼンブを知る参考になるの.

エンジニアリングで言えば,システム応答の考え方.例えば,建物などの大きなものだけど,どんな動特性があるのかを調べるときに,ポンっと叩くや,振動を与えるの.そのときの建物からの微妙な振動を拾って,それで特徴を探るの.

ただし,微小な動きは線形の理論でしかないの.もっと振幅が大きくなると非線形....ネットでの人々の応答だけど,非線形の複雑系でしょうよ.でも,単純なワードだけで特徴を読み取るのは線形理論で考察,そんな位置付けかなーと.

で,やりたいことは,人々の複雑系としての特徴.ここいらは,明らかに社会情報の分野だけど,その基盤は帰納的推論の方法論.人々のココロがわかる,そんなこと.

情報だけど,これを広く捉えて,しかも方法論と組み合わせて考えると,いろいろ展開が可能.

製造業の回帰

2012-05-06 04:20:42 | 日記
人件費が高騰している,そんなことが聞こえてくるの.実は,海外に工場を持つ日本の企業からなの.

アメリカの製造業が回帰していて,アメリカ国内での生産に戻す,そんな情報も伝えられていて,原因は先の日本の企業から聞こえてくる話とぴったり一致,そんな印象.

ただ,日本の場合,機械・金属系などの加工は,国内での生産がなんとか付加価値を強めながら堪えてきた,そんな状況.でも,こういった加工は大元の重工系が活性化しないと仕事が来ない,という構図でしょ.機械系のものづくり,要はすりあわせ型の産業が伸びないと,どうしても全体に活力が生まれない,そんなこと.

モジュール型だけど,実は製造装置は機械で,ここの精度・性能が伸びると,電子部品の生産も国内に回帰.....と,そんなストーリーも描けないわけじゃない,という具合.

その一方で,生産体制として今の日本は.....やはり,エネルギーの問題が....

厳しい状況下でもエンジニアリングで解決する,これが基本.だけど,この問題が横たわっている基盤はビジネス.

経営工学の技法が必要,そんなこと.

がんばりましょう.