MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

今日の「4分休符」8・24

2019-08-25 11:21:17 | 音楽夜話(ジャズ)

仕事終わりの夕方「4分休符」による。
今日はJAZZ STATION A-37

アイス・コーヒーをすすりながらボーッとする。

PLAY List
Wholly Cats / Buddy DeFranco
If I Should Lose You / Joan Monne Trio
.Lee Tchee / Lee Konitz
.Put On A Happy Face / Guy Lafitte/Hank Jones/
Roland Lo bligeois/Bobby Durham
.Azure Te / Junior Mance Trio
.Cabin In The Sky / David Hazeltine/Ron Carter/
Al Foster
.Ghoti / George Shearing & Don Tompston
.Time Will Tell / Claudio Roditi/Klaus Ignatzek/
Jean-Louis Rassinfosse
.The Good Life / Tizian Jost Trio
.Blue Lester / Smith Dobson Quartet
.Imno A La Familia / Manuel Ochoa Trio
.The Way You Look Tonight / Art Pepper And
 George Cables
.Ornithology / Red Mitchell

新しいアーティストはほとんど知らないけれど・・・今日はここまで。

Cafe 4分休符
https://tabelog.com/kanagawa/A1408/A140802/14070219/

Kissinger Sommerフェスティヴァルでの、ウラル・フィルハーモニー管弦楽団

2019-08-25 02:29:20 | 音楽夜話(クラシック)
Leitung: Dmitry Liss
Peter Tschaikowsky: Symphonie Nr. 4 f-Moll
Philharmonische Orchester Ural
Aufnahme vom 28. Juni 2019  2019年 6月28日

ドミトリー・リス
https://de.karstenwitt.com/dmitry-liss

1960年生まれ1995年ドミトリー・リスはウラル・フィルハーモニー
管弦楽団(1936年設立)の芸術監督・首席指揮者に就任。
同オーケストラの評価を飛躍的に高めている。

近年のラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンに来日し演奏したり、
naxosレーベルなどからアルバムをリリースしている。

Kissinger Sommerフェスでの演奏の一部を聴いた。

チャイコフスキーの交響曲は、6→5→1→2→3の順できいていった。
そして今回が4番。
クラシック・リスナーの先輩が、口笛で4番の印象的な旋律を吹いていた
ことがあった。短調の旋律が曲の大方を占めていて、独特な雰囲気の
曲だという事は知ってはいたが、ピアノや、ヴァイオリンの協奏曲程には
交響曲は聴き込んでいない。

今回、フェスの放送録音で、ウラル・フィルという、ロシアのオーケストラで
あったことなどで、聴いてみようと思った。
ある意味結果オーライだった。
苦悩から歓喜へというような造り、民謡一辺倒でないとか、彼の作風に
変化のあった時期。
ドミトリー・リスはこの曲を昨年オランダの手兵オケと録音していて、
それをロシアの方の常任のオケで振ったものだった。
ある程度作り込んでいるし、後半に向かって、オケをより鳴らしていく手腕は
常任とはいえ大したものだし、作り込んでリハしているのではないかという
感じだった。ある意味ロシア的なオーケストラと言ってしまえばそれまでなのでけれど
個人的には、久々、感じるものがあった。短調が支配する曲だけれど、名曲なのでは
ないかとおもう。チャイコフスキー再発見かもしれない。

第20回 Midnight Jammin’

2019-08-24 19:15:02 | 音楽夜話(ジャズ)
第20回 Midnight Jammin’

エアコンが直りました。
エアコンに頼る・・・。

ジム通いを始める。10年以上ぶり。走る・泳ぐ。
軸がゆがむ?感があった。大人の階段上る。

8/20 配信開始

M1 Sarashina STEREO CHAMP  「更科」

小学校の頃の宿題。「カビの研究」。
食べ物を放置して、毎日写真を撮る。まとめる。
学校で認められる。現状のカビ対策教えてください。

ロンドンの話。 アルフィーでLIVE
youtubeに音源UPしている。
ジュリアンさん。面白いひと。
スタイルは違うが、人間的に合う。

M2 黒いオルフェ(生演奏) 井上 銘

同時配信
M3 Rakugaki STEREO CHAMP  「らくがき」
パソコンで下地を打ちこんで、その後DS・Bと入れていくやり方をした。
音の落書きというイメージ。

忘備録






第10回 厚木JAZZ NIGHT 2019

2019-08-23 01:08:58 | 音楽夜話(ジャズ)
第10回 厚木JAZZ NIGHT 2019

もう10回になるんですね。始めの頃は行けてたのですが
数回経ってご無沙汰になり、たまたま仕事休みの午後だったので
久々、行ってみることになりました。

あの、学生のBIG BANDが、蝉時雨の中、陽が落ちる前に
出るところが好きなのです。聴衆は少なく、リタイアした方が大半で、
孫が吹奏楽やってて聴きに来てくれっていうもので・・・。
なんて会話が聞かれそうな客席です。
若い人や仕事人はまだオン・タイムなので、ほとんどいません。
開催日は毎年木・金曜日なので、出演者のスケジュールも有るので、
微妙なのかもしれないですね。

◆今年のトップバッターは、東農大のバンド

15時05分から15時25分【20分】 東京農業大学 Sunny Side Jazz Orchestra
彼らは厚木キャンパスでなく、ナント世田谷キャンパスからおいでです。
M1サンバ・デ・ルグリンゴ(よそ者のサンバ)東京から来たからよそ者です。
というようなMCでやってみました。ノリは良かった。
M2アフタヌーン ゆっくり目のマイナーバラード。
M3スゥイート・ルーシー。パンチの効いた曲だった。
M4グッバイ・イエロー・ブリック・ロード。エルトン・ジョンの作品の
ジャズ版だけれど、編曲がバラードなので、盛り上がらず終了。
プログラムの作りが盛り上げて終わらない進行になっている。どうして?

◆2番目の学生バンドは
15時35分から15時55分【20分】 北里大学 New Count Jazz Orchestra
相模原からというと、医学・看護・理学・医療系大学ですよね。
楽器もキラキラ高価なそれですね。
M1サミー・ネスティコ/カウント・ベイシーナンバーの様な
横揺れのフォー・ビートの曲だった。
アンサンブルも整っていて、よく練習している感じが出ていた。
M2サミー・ネスティコ/クイーン・ビー。
カウント・ベイシー風の曲。作曲・編曲のネスティコの作品だった。
破綻のないそつない演奏。
M3 ラリー・カールトン / ルーム335
フュージョン世代の代表曲。赤い335を持ったギタリストを
フューチュアした。この曲耳タコだったので、ビッグ・バンドだと
どうなるのかと思って聴いていたが、盛り上がらず、アレンジが
繊細でギターとのアンサンブルが微妙で、あれっと思っているうちに終演。

◆山野楽器の音楽教室の講師さんたちが組んだカルテットでの演奏。
16時05分から16時25分【20分】 ヤマノミュージックサロン本厚木
トランペットをフロントにしたカルテット。普段は生徒さんを
ステージに立たせる仕事だけれど、今日ばかりは、勝手が違うかも。

M1サマー・タイム。
時期的にやりたくなる曲と言ってたが、夕方にも映えるかも。
M2フィール・ライク・メイキン・ラヴ。
ロバータ・フラックが、オリジナルだと思いますが、ベースが
エレベなので、(弦)バスの良さが感じられないのが残念です。
M3チュニジアの夜。
ガレスピーのオリジナルか。ラテン系の盛り上がりがあり、
さすが、仕事で音楽やる人の音になっていました。音量もきちんと
でてたし、そのところがアマチュアと違うところですね。

◆17時10分から17時40分【30分】 Jimmy and The Soul Mate Bros
ジミー・中山(as)、堀尾和孝(ag)、中司和芳(b)
自称ハートフル・サックス。アコースティックで暖かいジャズ。
角の取れたアルト・ソロ。歌心があり、伝わってくる。
堀尾和孝氏はお名前は聞いていたが、お耳にかかるのは初めて。
以前大磯のライブハウスで聴きそこなって以来、この様な形で
耳にするとは意外だった。プラグドした(MATON製)アコギを
弾いている。叩く事もしていて、伴奏系なんでもありだった。
県内のLIVEHOUSEでも定期で出てるところもあるらしい。
ベースの中司氏はきちんとした音を出されていたが、留学されて
もう一回り成長してきてほしいとおもう。

M1スマイル チャップリンのです。
M2エメラルド・ハンター(JIMMYオリジナル)
M3(JIMMYオリジナル)
M4スター・ダスト
M5イズント・シ―・ラヴリー(S・ワンダー)

ジミー中山 HP
https://www.jimmynakayama.com/
堀尾和孝HP
https://holiokazutaka.wixsite.com/kazutakaholio/home

◆19時00分から19時40分【40分】
 佐々木秀尚Group(Mac Arthur Garage Special)
地元出身のギタリスト佐々木氏を有するグループ。
本日は歌手も入れて幅を広げている。地元のライブハウスに
でているバンド。さすが、演奏能力は高く、今時のフュージョン系の
面目躍如。音もしっかり出ているし、キーボードは、バークリー主席卒業。
今時の優等生バンド的な音。リーダーの佐々木氏も指は良く回り、曲想も
しっかりしているし、まとめも出来ている。客相手がわかっている。
佐々木秀尚(gt)Ayaki(pf)古屋ひろこ(tp)カワノアキ(Vo,Ba)渡邉シン(dr)
tpの古屋も健闘していた。ベースでフロントで歌取る。なかなか
チャーミングだった。指板見ないしプロだと思った。
4曲目のインストも、トリの神保氏(元カシオペア)を意識してか、
「弾き切ること」と言葉に力が入ていた。その通りのいい演奏だった。

M1フィール・ライク・メイキン・ラヴ
M2 歌入り曲名不明
M3 この素晴らしき世界(サッチモ)
M4 /佐々木氏
佐々木氏 オリジナル・インスト

◆19時55分から20時40分【45分】
 神保彰(本厚木 Cabin Special)

さて、初日のトリは、元カシオペアのドラマー、
今ではいくつもの「博」がついた神保 彰氏

神保彰・ワンマン・オーケストラ Setlist

M1We Will Rock You - QUEEN
M2Mission Impossibleのテーマ - Lalo Schifrin
M3ディスコメドレー アース・ウインド&ファイアー
・Boogee Wonderland ~September~Get Away
M4Mambo No.5
M5マイケルジャクソンメドレー


準備とセッティングに時間がかかった。
どんなことが起こるのか、ドラム1台から
メロディー・リズム・ハーモニーがでてくる。
マジックを見ているような気になる。
確かに太鼓叩いてるのだけれど、他の音源は
見当たらない。
当人は涼しい顔して脱力してドラム叩いている。
狐につままれた感じ。「カラオケに合わせて
叩いているのではない」とご本人が言った。
厄介な問題。選曲は、ポピュラー名曲から
組まれており、普段ジャズを聴かない聴衆の好みを
わきまえている。
マンボNO5では、ブレイクの時に掛け声は「ウー」と
「アキラ」お決まりなのだそうだ。掛け声がそろっている。
もしかすると追っかけのファンが来ていて、その方たちが
県外から来ているのかもしれない。ご足労なこと。
今年もし生きてたら還暦であるマイケルをしのんでのメドレー。
途中で、雨が落ちてきた。
マイケルのうれし涙か。帰ることにする。あと20分位だけれど
傘なしなのだ。なかなか、楽しかった地元のJAZZフェス。
明日は仕事なので不参加。これで私の夏も終わる。


「ワンマンオーケストラ」について。
https://blog.shimamura.co.jp/entry/20100823/1282533245

引用開始

黒く丸い物体は打面がゴム製でできているパッドで、
神保さんのドラムセットには計6個のパッドが
組まれております。神保さんは曲に合わせて
あらかじめトリガーモジュールの内蔵音源から
プログラムを組んでおり、パッドの一つはその
プログラムを切り替えるスイッチの役割も兼ねています。

神保さんが組んでいるプログラムは様々なタイプのものがあります。
例えば・・・
•ド・ソ・ミ・ソ・ド・ソ・ミ・ソ・・・と音階が一定の流れで変化したり
•曲のメロディが順番に流れたり
•雷音や笑い声などの効果音が鳴ったり

このようなパターンをリアルタイムに切り替えメロディを奏でながら、
ドラム本来のリズムを刻む演奏を行っているんですね。

神保さんのスーパーテクニックはもちろんのこと、
このモジュールの表現力、そしてコツコツとプログラムを
組む影の努力があってはじめて壮大な曲が完成するんです!

通常のドラムのようにリズムを刻みながら、メロディーを
奏でるのは至難の業!
パッドを叩く度に音が変化しメロディが進んでいくため、
万が一ミスがあると曲が破綻してしまう可能性があります。
神保さんはミスがあってもメロディラインをその場で変化させ
対応することで曲をまとめています。
そんな荒業をやってのけながらドラムを叩いている神保さんの
表情は非常に楽しそう。なんてすごいんでしょう。
引用終了。


クロード・ドビュッシー 1862~1918

2019-08-22 10:39:25 | 音楽夜話(クラシック)

1862年8月22日生まれ、1918年3月25日没。
没後101年。

ドビュッシーが亡くなって100年が過ぎた。
彼の名前を音楽室で音楽の時間に習って、50年に
満たない。その中でいくつかの彼の作品を聴いてきた。

印象に残っているのは、交響詩「海」と
ピアノ組曲「子供の領分」。

不思議なのは、「海」を聴いてると、「海」の
様子がイメージされたりして、外国人が作ったものでも
そのイメージは不変なのかと思ったりした。

子供の領分はもっぱら「ゴリウォークのケークウォーク」だった。
これがラグタイムを聴くことやJAZZを聴くことに繋がった。
音楽の聴き幅を広げてくれた1曲だった。有り難き幸せ。

20世紀にも生きた彼は、自作自演の機会に恵まれ、ピアノロールに
録音し、自作自演を残した。彼はパリ音楽院でピアノを学んでいた。

現状それはCD化され聴くことも出来る。作曲者自身の解釈を聴くことが
出来る機会もそう多くないから、聴いてみても面白いかも。

Debussy Plays Debussy
http://www.stevepur.com/music/debussy_plays.html

The bulk of this CD is a modern recording of piano rolls
created by Debussy played on a 1923 Feurich-Welte
reproducing piano carefully restored by Ken Caswell.

In 1913, Debussy recorded several pieces onto piano rolls
using the Welte-Mignon reproducing piano system.
This system was capable of recording the pedaling and
dynamics of the performer as the performer played the
instrument. There were no corrections or editing after
the recording. This was the only technology at the time
with this capability. Debussy was very happy with the
reproduction quality of the Welte system.
He went so far as to write to Edwin Welte the following note:

Paris, 1 November 1913

Dear Sir,

It is impossible to attain a greater perfection of
reproduction than that of the Welte apparatus.
I am happy to assure you in these lines of my
astonishment and admiration of what I heard.

I am, Dear Sir,
Yours Faithfully,
Claude Debussy

1913年、ドビュッシーはウェルテ・ミニョンを再現したピアノシステムを使用して、
ピアノロールにいくつかの作品を録音しました。
このシステムは、演奏者が楽器を演奏したときに演奏者のペダリングとダイナミクスを
記録することができました。録音後に修正や編集はありませんでした。
これは、この機能を持つ当時の唯一のテクノロジーでした。 ドビュッシーは、
Welteシステムの再現品質に非常に満足していました。
彼はエドウィン・ウェルテに次のメモを書くまで行った。


パリ、1913年11月1日

拝啓、

Welte装置よりも完璧な再現を達成することは不可能です。
私が聞いたものに対する私の驚きと賞賛のこれらのラインで
あなたを保証してうれしいです。

私は、親愛なる、
敬具、
クロード・ドビュッシー

Debussy plays Debussy | Children's Corner (Le Coin des Enfants)
suite for piano, complete (1913)
https://www.youtube.com/watch?v=jqcKF-bp2IQ