MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

ピアノカフェ・ショパン。

2019-08-06 23:09:55 | 音楽が流れる喫茶&BAR
ピアノカフェ・ショパン。


「ぽつんと一軒家」ではないが、町田の里山に瀟洒な建物が静かにたたずんでいる。
そのスペースを始めて15年になるという。ピアノの生演奏や歌声喫茶等での
社会貢献に近い活動をされている。儲けようと思ってやってない。
若い演奏家は、演奏する場が少ない。ホテルのラウンジ等では、ノルマがあったり
言うに言えない苦労もあるらしい。

練習しなくてはうまくならないし、人前で弾かないことにはある意味話にならない。
それはそうだろうと思う。舞台度胸を付けるには、その舞台に上がらないことには
話にならないだろう。人を育てるにも、ある程度目をかけてサポートして10年の歳月が
流れたという。そういう人材を演奏家から連絡がくると、そこで弾いてもらい
オーナーの耳にかなえば、その後、人柄とかコミュニケーションを図りながら育てていき
ステージに上げていく。ここに集う演奏家は、それだけでなく、教室を持っていたリ、
後進の指導にあたったり、サポート・メンバーをしたり、作曲からアルバム制作をしたり、
自分の身の丈にあった活動をされているという。そうして流れていく。

オーナー的にも身の丈にあった活動をぼちぼちされているという。
以前アマチュアのかたのピアノ演奏も聴いていただいていたこともあったが、
やはり聴き手にはつらい弾きてもいたようで、リスナーから提案いただいて、
それからは、アベレージ以上の演奏家を呼んでのコンサートにしたとのこと。
チャージは1000円程度だが40分位のプログラムを組むらしい。

ネットもフェイスブックやブログを持ち、自店の情報発信もされている。
オーディオも40年物だとおっしゃっていたが、ラックスマン?の真空管の
パワーアンプで鳴らしていた。スピーカーは小型のブックシェルフの様な
モデルを使っている。BGM風に鳴らしていた。
オーナーが私と話をしているので、音量を上げることが出来ない。私はもう
少し上げてもらっても良かったが、ステレオ音像も知りたかったが、ある程度の
空間があって、鳴らしても大丈夫なのに、個人的にはもったいなかったな。
ピアノとチェロのソナタだった。

次にCDトレイに乗ったのは、 オーナーの押しで、桃瀬 茉莉 さん
ニューエイジ・ミュージック系のピアノを弾く。

何枚かアルバムを出している。ジャズ風のアプローチもとれる。
サポートメンバーもする。譜面を書きアレンジもこなす。マルチな音楽家だった。

アルバムを聴かせてもらって、インターネットラジオのJANGOの「ニューエイジ」
ジャンルのピアノを聴いてると、このようなパターンはいくらでも出てくる。
一ひねり欲しいところでひねりが来た。まだ、作品に伸びしろは有りそうだ。
今後の活動が興味深くなるかも。

そんなようなアルバムを聴かせてもらい、里山の話を聞き
アイス・コーヒーをすすった。

定休日は無いらしいが、午前中は医者に行ってたりして、帰ってきてから
開けることもあるので、時々、営業中と札があっても閉まってることはあるらしい。
私が行った時も、営業中だが、電気はついてない。ドアのかぎは開いているので
開けて入り、「すみませ~ん」と声かけると、返事があり、マスターが出てくる。
それから、電気付けて、エアコン入れてと・・・。のんびりしている。

それでいいのだ。ここは、そういう空間なのだ。ゆったりくつろぎの場。
飲み物しかないのは、以前、出していたが、食物の匂いが残るので、
演奏空間になじまないと思われたのか、飲み物だけ。食べ物持ち込みは
OKらしいが。
里山歩きを楽しんで、ここでおべんとう広げる常連さんもはそのようなことして
楽しまれてるらしい。
閉店時間はその日の都合。お客様がいなければ、16時くらいには閉めてしまいそう。
開店は毎日10時。

ピアノカフェ・ショパン
http://pianocafechopin.web.fc2.com/index.html
食べログ
https://tabelog.com/tokyo/A1327/A132702/13133049/