MOBU'S MUSIC MAZE

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クロード・ドビュッシー 1862~1918

2019-08-22 10:39:25 | 音楽夜話(クラシック)

1862年8月22日生まれ、1918年3月25日没。
没後101年。

ドビュッシーが亡くなって100年が過ぎた。
彼の名前を音楽室で音楽の時間に習って、50年に
満たない。その中でいくつかの彼の作品を聴いてきた。

印象に残っているのは、交響詩「海」と
ピアノ組曲「子供の領分」。

不思議なのは、「海」を聴いてると、「海」の
様子がイメージされたりして、外国人が作ったものでも
そのイメージは不変なのかと思ったりした。

子供の領分はもっぱら「ゴリウォークのケークウォーク」だった。
これがラグタイムを聴くことやJAZZを聴くことに繋がった。
音楽の聴き幅を広げてくれた1曲だった。有り難き幸せ。

20世紀にも生きた彼は、自作自演の機会に恵まれ、ピアノロールに
録音し、自作自演を残した。彼はパリ音楽院でピアノを学んでいた。

現状それはCD化され聴くことも出来る。作曲者自身の解釈を聴くことが
出来る機会もそう多くないから、聴いてみても面白いかも。

Debussy Plays Debussy
http://www.stevepur.com/music/debussy_plays.html

The bulk of this CD is a modern recording of piano rolls
created by Debussy played on a 1923 Feurich-Welte
reproducing piano carefully restored by Ken Caswell.

In 1913, Debussy recorded several pieces onto piano rolls
using the Welte-Mignon reproducing piano system.
This system was capable of recording the pedaling and
dynamics of the performer as the performer played the
instrument. There were no corrections or editing after
the recording. This was the only technology at the time
with this capability. Debussy was very happy with the
reproduction quality of the Welte system.
He went so far as to write to Edwin Welte the following note:

Paris, 1 November 1913

Dear Sir,

It is impossible to attain a greater perfection of
reproduction than that of the Welte apparatus.
I am happy to assure you in these lines of my
astonishment and admiration of what I heard.

I am, Dear Sir,
Yours Faithfully,
Claude Debussy

1913年、ドビュッシーはウェルテ・ミニョンを再現したピアノシステムを使用して、
ピアノロールにいくつかの作品を録音しました。
このシステムは、演奏者が楽器を演奏したときに演奏者のペダリングとダイナミクスを
記録することができました。録音後に修正や編集はありませんでした。
これは、この機能を持つ当時の唯一のテクノロジーでした。 ドビュッシーは、
Welteシステムの再現品質に非常に満足していました。
彼はエドウィン・ウェルテに次のメモを書くまで行った。


パリ、1913年11月1日

拝啓、

Welte装置よりも完璧な再現を達成することは不可能です。
私が聞いたものに対する私の驚きと賞賛のこれらのラインで
あなたを保証してうれしいです。

私は、親愛なる、
敬具、
クロード・ドビュッシー

Debussy plays Debussy | Children's Corner (Le Coin des Enfants)
suite for piano, complete (1913)
https://www.youtube.com/watch?v=jqcKF-bp2IQ