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マリア・ドゥエーニャス(ヴァイオリン) 陳依琳指揮ベルリン放送交響楽団 ヴェーヴァー・ブルッフ・チャイコフスキー

2024-07-15 19:28:04 | 音楽夜話(クラシック)
7・15


03:03-05:00 20.03-22.00 DeutschlandRadio


ヴェーバー:歌劇「魔弾の射手」J277 op.77~序曲

ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番 ト短調 op.26
ソリスト・アンコール:曲目不明


チャイコフスキー:交響曲第2番 ハ短調 op.17「ウクライナ」


マリア・ドゥエーニャス(ヴァイオリン)
陳依琳指揮ベルリン放送交響楽団
2024年6月30日 ベルリン、コンツェルトハウス

ブルッフは基本的に「スコットランド幻想曲」推しなのだけれど、
久々聴いてみた。集中力あり、終盤の追い込みが素晴らしかった。
指揮のエリム・チャンは音楽に対する集中度が高く、それで構成して
いく感じがあり、ゆるみがない。かといって固い感じがするわけではない。
マリア・ドゥエーニャス。スペインの女性ヴァイオリニスト。
2002年12月4日スペインのグラナダ生まれ。
21歳の俊英ヴァイオリニスト。グラモフォンと契約している。
コンクール歴も多く、賞も十分受賞している。逸材だ。


チャイコフスキーの2番、以前は「小ロシア」という副題が
ついていたものの、最近では「ウクライナ」と狙ったように
この副題をつけている。そうなると聴いてみようかという感じになる
から不思議。以前、クラシックリスナーの先輩から、レコードを何枚か
進呈されたものの中に入っていた。若いころの作品は、チャイコフスキーが
まだまだのころのものだろうから、今一はいりが悪い。
でも、エリム・チャンの指揮ぶりはなかなかで聴かせる技を持っている。
集中力が高く、引き込む要素がある。知らずのうちに引き込まれている。
2番はこんな曲だったのかと分かった気にさせるところがすごい。
こういうところはなかなかなかったりするから、気になる指揮者の一人になる。




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