MOBU'S MUSIC MAZE

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PROMS35 イラン・ヴォルコフ指揮BBCスコティッシュ交響楽団 エリントン・MLウイリアムズ A・ブラクストン

2024-08-16 13:02:12 | 音楽夜話(クラシック)
8・16


03:30-06:00 19.30-22.00 BBC3 BBC Proms
Prom 35: Ellington, Braxton and Mary Lou Williams


エリントン(M.グールド編):ソリチュード
同:ムード・インディゴ
同:ソフィスティケーテッド・レディ
同:キャラバン


M.L.ウィリアムズ:黄道十二宮組曲(欧州初演)


ブラクストン Anthony Braxton:Composition No. 27 (+46, 59, 63, 146, 147, 151, LM)




イングリッド・ローブロック Ingrid Laubrock(サクソフォン)
ジェームズ・フェイ James Fei(サクソフォン)
キャサリン・ヤング Katherine Young(ファゴット)
クリス・ルイス Chris Lewis(サクソフォン/クラリネット)
ブランドン・リー Brandon Lee(トランペット)
ミカエラ・ベネット Mikaela Bennett(ソプラノ)
アーロン・ディール・トリオ
イラン・ヴォルコフ指揮BBCスコティッシュ交響楽団
2024年8月15日 ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホールから生中継




クラシック・メンバーが奏でる、ジャズ・ナンバー。プロムスのなかで、
このような企画は多分毎年あるのではないかと思われる。
モートン・グールド編曲のソリチュード。ある意味優雅で、聴き心地がよい。
書き譜のジャズも納得いくような編曲ならば、聴き手も入ってくる。
メリー・ルー・ウィリアムズはアメリカのジャズ・ピアニスト兼作曲家。
1942年から1945年にかけて作曲された。黄道十二宮組曲(欧州初演)。
英語名は「ゾディアック・スィート」とあった。クラシックとジャズの融合とあるが、
たしかにそれを試みているという感じはあるものの、ある意味どっちつかずみたいな
所に落ち着いているのではないかと思う。だから、欧州初演という感じなのかもしれない。


最後はアンソニー・ブラクストンの作品。これはオーケストラとの初期の現代音楽の様だった。
不協和音満載。ヨーロッパは、聴きみしりしないので、現代音楽なども、日本より演奏回数多いと
思われる。面白みを探すなら、このような音楽は日本人には不向きなのかもしれない。
聴いててどこがおもしろいのかわからないというのが本音なので、プロムスの様な場でも
聴きに来ている人はそれなりにわかる人か、好きな人なのではないかとも思う。
エンタメではない音楽だから聴き手に難しい面もある。




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