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ジャン=イヴ・ティボーデ(ピアノ)マリン・オールソップ指揮アメリカ合衆国ナショナル・ユース・オーケストラ バーバー・ガーシュイン・リムスキー=コルサコフ

2024-08-06 21:12:41 | 音楽夜話(クラシック)
8.6
08:00-10:30 19.00-21.30 WQXR


バーバー:交響曲第1番 op.9
ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
ソリスト・アンコール ジェームスPジョンソン ヴィクトリー・スライド

リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」 op.35
オーケストラ・アンコール:曲目聞き取れず

ジャン=イヴ・ティボーデ(ピアノ)マリン・オールソップ指揮アメリカ合衆国ナショナル・ユース・オーケストラ
2024年8月5日 ニューヨーク、カーネギー・ホールから生中継


バーバーの交響曲第一番初めて聴いたが、なかなか興味を惹く曲だった。
表現もアメリカ的というか良く鳴らしているようで、パンチがあった。
オルソップはバーバーの管弦楽作品の全集を編んでるし、読みも正確
なのだろう。
ガーシュインはジャズ的アプローチも得意な、ティボーデ。指も良く回り、
オケも良くつけていた。
しかしながら、カーネギーホールで公演を打てるような、アメリカのトップ
ユースオケの実力はすごいものがある。感動とは別な感心してしまう。
ある意味上手い。音はずさないし、アンサンブルも緻密だし、
プロオケも真っ青か。そんなメンバーがプロオケに行くのだから
大したものだ。プロの指揮者が振るのだからそれだけ注文も厳しく
それに通らなければならないから、それくらいの実力は
要求されるのだろうけれど、いやいや大したものです。


トリのリムスキー=コルサコフのシェエラザード。ある意味圧巻。
ユース・オケってこんなにすごいの?的な。プロの定演のテンションより
高いのではないか・・・。プロのルーチンワークとは、立場が違うのかも
しれないけど、テンションは高い。熱い。惹きこまれる。
恐れ入りました。