MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

ザリーナ・シマンスカヤ(ピアノ)イヴァン・ルーディン指揮モスクワ国立交響楽団演奏会

2023-02-01 16:21:22 | 音楽夜話(クラシック)
2・1
01:00- 19.00- YouTube_Zaryadye Hall
ЗАКРЫТИЕ МОСКОВСКОГО ЗИМНЕГО МУЗЫКАЛЬНОГО ФЕСТИВАЛЯ | 31 ЯНВАРЯ 2023


プロコフィエフ:交響曲第1番 ニ長調 op.25「古典」
ラヴェル:ピアノ協奏曲 ト長調
リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」 op.35
ザリーナ・シマンスカヤ(ピアノ)イヴァン・ルーディン指揮モスクワ国立交響楽団
2023年1月31日 モスクワ、ザリャージェ・ホールから生中継
https://www.youtube.com/watch?v=rS_q0dCHGs4


ある意味すらすら流れて聞きやすかった、プロコフィエフの古典。
ラヴェルのP協は最近良く聴いているので耳馴染みはよい。ピアニストはあまり知られている感じでなく、検索かけても出てこない。
でも、演奏はしっかりしていた。2楽章がよかった。
シェエラザードは印象的な旋律もあり、昔、クラシック・リスニングの先輩が口笛でよく吹いていたのがこの曲の一部で、ロシアものそれほど好きだったかなと思いつつも
聴くとそのことを思い出す。いい曲ですよね。


スティーヴン・ハフ(ピアノ)ジョン・エリオット・ガーディナー指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団演奏会

2023-02-01 00:27:18 | 音楽夜話(クラシック)
スティーヴン・ハフ(ピアノ)ジョン・エリオット・ガーディナー指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団


1・29


22:00-24:30 14.00-16.30 NL_Radio4


ブラームス:ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 op.83
同:交響曲第4番 ホ短調 op.98
スティーヴン・ハフ(ピアノ)ジョン・エリオット・ガーディナー指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
2023年1月29日 アムステルダム、コンセルトヘボウ大ホールから生中継


ブラームスを2曲。ピアノ協奏曲は1番よりも2番のほうが、長調な分だけ個人的には聴きやすかったりする。
スティーヴン・ハフはイギリス生まれ(現在はオーストラリア住みの二重国籍)のピアニスト。ガーディナーもイギリスなので、
イギリスチームと、オランダのオケが渡り合う。
深い響きのコンセルトへボウ。世界3大オーケストラの一角を占める。あとは、ベルリンとウィーンだ。
ブラームスはよく音楽のことを知り、自分の作品に生かしている。かゆいところに手が届く様に、楽器が
歌っていたり、合いの手を入れてたりする。感覚的に感心してしまうことがある。
ブラームスもかなり上手なピアノの弾き手だったという話を聞いた。ピアノ曲もオルガン曲もあり、
鍵盤にはかなり精通していたのではないか。そんな彼が年月かけて作ったものだけに、風雪に耐え
残ってきたのだろう。ガーディナーのベートーヴェンが出たときは驚いたが、ブラームスはそれほど過激には
なっていなくて安心した。終演後ブラヴォーが飛んだ。
後半の4番。普通のテンポ感で進んでいく。大きな仕掛けは3楽章が少しアップテンポ終楽章の終わりの部分で
アクセルを踏み込む感じというのが受け取れた。フルートソロも優美。ガーディナーはモダンオケだとこういう表現も
取るのだという楽しみがあった。