MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

大野和士指揮ブリュッセル・フィルハーモニック演奏会

2023-02-03 09:33:51 | 音楽夜話(クラシック)
2・2
21:03-22:59 13.03-14.59 Musiq3


モーツァルト: ファゴット協奏曲 変ロ長調 K.191
マーラー: 交響曲第5番 嬰ハ短調
マルソー・ルフェーヴル(ファゴット)
大野和士指揮ブリュッセル・フィルハーモニック
2022年10月1日 ブリュッセル、フラジェ


マーラーの5番はある意味人気曲。
マーラーでは終演後にブラヴォーが飛んだ。集中した、濃いいい演奏だった。
第4楽章もたっぷりした長い息に守られて、旋律が展開していたし、
ほかの楽章でも、マーラーの音楽とは何かということを提示していたように思う。



2月2日生まれのジャズマン スタン・ゲッツ ソニー・スティット 

2023-02-03 09:28:34 | 音楽夜話(ジャズ)
2月2日生まれのジャズマン スタン・ゲッツ ソニー・スティット 
 
Stan Getz (Tenor Saxophone)  1927–1991.生誕96周年  没後32年


ストレートアヘッドなジャズをやったり、ボサノバを流行らせたり、話題の多い人だった。ゲッツ・ジルベルトなどはやはり名盤だと思うし、うまく作られている。
長いジャズ人生の中で、麻薬に関係した服役や、それらに関する中毒症状・飲酒癖、苦渋をなめているし、それらの中で彼のジャズは出来上がっている。


Sweet Rain
https://www.youtube.com/watch?v=8wKTZmCEizc&list=PL0_C7flBc-D_nArNFor3dIYbHojuz_JJF


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Sonny Stitt (Tenor Saxophone) 1924–1982. 生誕99周年 没後41年


スティットもパーカーと比べられて、一時期アルトを置いている。その中で彼が見出した活路とは・・・。
アルトとテナーを必要に応じて吹き分けるという凄技。アルトとテナーは基本的に運指の違いはないとのこと、アルトが吹ければ、
基本的にテナーも吹けるようになるとのこと。スティットはこれを使ってパーカーのイミテーションの域を払った。


Sonny Stitt & The Oscar Peterson Trio
https://www.youtube.com/watch?v=gUsEkXIB7XY&list=OLAK5uy_mbePwhSz02PuEquk2wVJ5vCRaY_eCQim8&index=1



ホリア・ミハイル指揮ルーマニア国立放送室内管弦楽団演奏会

2023-02-03 09:26:02 | 音楽夜話(クラシック)
2/2




02:00-04:00 19.00-21.00 RadioRomania


バッハ:ブランデンブルク協奏曲第5番 ニ長調 BWV1050 2932
同:フルートとヴァイオリンのための協奏曲 ハ短調 BWV1060
メンデルスゾーン:交響曲第1番 ト短調 op.11
ガブリエル・クロイトル(ヴァイオリン)
ボグダン・シュテファネスク Bogdan Ştefănescu(フルート)
ホリア・ミハイル指揮ルーマニア国立放送室内管弦楽団
2023年2月1日 ブカレスト、ルーマニア国立放送コンサートホールから生中継


チェンバロでなくここではピアノを使っていた。今時ある意味珍しい。上記3曲以外にも番組中
ほかの曲も入ってきたので、結構煩雑なものだったけれど、見つけものは、メンデルスゾーンの
交響曲第一番だった。弦楽のための交響曲を1ダースも書いて、その後は5曲の交響曲を
仕上げたけれど、みな副題がついていて、1番のみついていない。個人的には1番は聴いたことが
なかったことに気が付いた。そして今回聴いてみたところ、旋律の巧みさに驚いた。
メンデルスゾーンの面目躍如。



2月1日生まれのジャズマン ジョー・サンプル 渡辺貞夫 ジョシュア・レッドマン

2023-02-03 09:22:33 | 音楽夜話(ジャズ)
2月1日生まれのジャズマン ジョー・サンプル 渡辺貞夫 ジョシュア・レッドマン




Joe Sample (Piano, Keyboards-Various) 1939–2014. 生誕84周年 没後9年


ジョー・サンプルといえば、個人的には「虹の楽園」の中に入ってた、「メロディーズ・オヴ・ラブ」一択だった。フュージョンという言葉が
独り歩きしてた頃、この曲が巷に流れて、彼の名前のネームバリューが上がった。哀愁のある旋律は日本人弱いし、
電子楽器やストリングスの使い方が今風だし、フェンダー・ローズのようなエレピの音色が誘うよね。
虹の楽園
https://www.youtube.com/watch?v=LWmFC8SsN0U&list=OLAK5uy_nj4kckx6lRukFRI0KtvcPtieS-Gc4Iku8&index=1


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Sadao Watanabe (Tenor Saxophone) in 1933. 90歳おめでとう。


今でもきちっと練習し、楽器の調子を見たりするのもご自分でされるそう。音が生きている。
その人の音が出ている。この年齢でステージに立つには、よほどの健康と覚悟がいると思う。
人生の先輩として学ぶことは多い。


ジャズ&ボッサ~ライヴ・アット・サントリーホール 渡辺 貞夫
https://www.youtube.com/watch?v=dHkKvEsPXk0&list=OLAK5uy_mdoaI-GFgWWQ2lmeyP5qBLm5XDCAVro5c&index=1 


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Joshua Redman (Saxophone) in 1969. 54歳おめでとう。


父親のデューイ・レッドマンもほとんど聞いたことがない、息子のほうが聴いたことがあるかもしれないという現状。
サックスは音色も含めて好き嫌いが出やすい楽器かもしれない。個人的には泥臭いテナーのほうに軍配が上がることが
多い。ロリンズやコルトレーンは別だけれど、デューイはどうだろうか。その息子のジョシュアは・・・。
最近のアルバムを聴いた。2022年7月に実施予定だったツアーの延期公演として、ピアノソロと、東京フィルハーモニー
交響楽団との共演プログラムを披露するブラッド・メルドーがピアノだ。今時のストレートアヘッドなジャズなのかもしれない。
いい音で鳴らしていると思う。オリジナルの曲の作りもいい感じで、引き込まれた。


LongGone Joshua Redman Brad Mehldau Christian McBride Brian Blade
https://www.youtube.com/watch?v=gYWeS6tP7Yk&list=OLAK5uy_ndm0YfatACv8T672qoNm6dCDmlZ-F4rBg



ナレク・アフナジャリャン(チェロ)レイ・ホトダ指揮フレズノ・フィルハーモニック演奏会

2023-02-03 09:20:23 | 音楽夜話(クラシック)
2/1


ナレク・アフナジャリャン(チェロ)レイ・ホトダ指揮フレズノ・フィルハーモニック


13:00-15:00 20.00-22.00 KVPR


Siamak Aghaei & Colin Jacobsen:舞い上がる鳥 Ascending Bird
サン=サーンス:白鳥
同:チェロ協奏曲第1番
レスピーギ:交響詩「ローマの噴水」
ストラヴィンスキー:バレエ組曲「火の鳥」
ナレク・アフナジャリャン(チェロ)レイ・ホトダ指揮フレズノ・フィルハーモニック
2023年1月22日 フレズノ、ウィリアム・サローヤン・シアター


レイ・ホトダは在日アメリカ人で東京生まれのアメリカ育ち。ピアノと指揮を
こなす。25年まで、フレズノ・フィルハーモニーの音楽監督を任じられている。
チェロのアフナジャリャンは、若手ながら、チャイコフスキー国際コンクール優勝歴もあり、
活動域を広げている。


別日の録音だったのだろうか、ピアノとチェロのDUOで「白鳥」が演奏された。中学の音楽の時間
だったか、聴いたような記憶がある。
サン=サーンスのチェロ協は多分初めてか2回目か。男性的なチェロの音色。技術も
的確なのだろう。オケとのアンサンブルも巧みだ。
後半はレスピーギとストラヴィンスキー。オケの実力を見せる2曲。指揮のレイは鳴らすところは鳴らし、
丁寧に曲作りをしているように感じた。アンサンブルの組み上げも上手いのではないかと思う。
噴水が想像以上に盛り上がった。レスピーギは「リュートのための古風な舞曲とアリア 第3組曲」は
好きでオーケストラ版を良く聴いていた。ローマ三部作はあまり耳にしかなった覚えがある。
ストラヴィンスキーの「火の鳥」もどの版が演奏されたのかよくわからない。22分くらいで終わっている。
「火の鳥」組曲かもしれない。アンサンブルを盛り上げ、終曲終わってから聴衆の盛り上がりは結構あった。