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スティーヴン・ハフ(ピアノ)ジョン・エリオット・ガーディナー指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団演奏会

2023-02-01 00:27:18 | 音楽夜話(クラシック)
スティーヴン・ハフ(ピアノ)ジョン・エリオット・ガーディナー指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団


1・29


22:00-24:30 14.00-16.30 NL_Radio4


ブラームス:ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 op.83
同:交響曲第4番 ホ短調 op.98
スティーヴン・ハフ(ピアノ)ジョン・エリオット・ガーディナー指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
2023年1月29日 アムステルダム、コンセルトヘボウ大ホールから生中継


ブラームスを2曲。ピアノ協奏曲は1番よりも2番のほうが、長調な分だけ個人的には聴きやすかったりする。
スティーヴン・ハフはイギリス生まれ(現在はオーストラリア住みの二重国籍)のピアニスト。ガーディナーもイギリスなので、
イギリスチームと、オランダのオケが渡り合う。
深い響きのコンセルトへボウ。世界3大オーケストラの一角を占める。あとは、ベルリンとウィーンだ。
ブラームスはよく音楽のことを知り、自分の作品に生かしている。かゆいところに手が届く様に、楽器が
歌っていたり、合いの手を入れてたりする。感覚的に感心してしまうことがある。
ブラームスもかなり上手なピアノの弾き手だったという話を聞いた。ピアノ曲もオルガン曲もあり、
鍵盤にはかなり精通していたのではないか。そんな彼が年月かけて作ったものだけに、風雪に耐え
残ってきたのだろう。ガーディナーのベートーヴェンが出たときは驚いたが、ブラームスはそれほど過激には
なっていなくて安心した。終演後ブラヴォーが飛んだ。
後半の4番。普通のテンポ感で進んでいく。大きな仕掛けは3楽章が少しアップテンポ終楽章の終わりの部分で
アクセルを踏み込む感じというのが受け取れた。フルートソロも優美。ガーディナーはモダンオケだとこういう表現も
取るのだという楽しみがあった。




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