MOBU'S MUSIC MAZE

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2月21日生まれのジャズパーソン タッド・ダメロン ニーナ・シモン クリス・ハンター

2023-02-21 21:28:37 | 音楽夜話(ジャズ)
2月21日生まれのジャズパーソン タッド・ダメロン ニーナ・シモン クリス・ハンター




Tadd Dameron (Composer, Arranger) was born in Cleveland, OH, 1917–1965.  生誕106周年 没後58年




「ホット・ハウス(Hot House)」「アワ・デライト(Our Delight)」「グッド・ベイト(Good Bait)」「レイディ・バード(Lady Bird)などの諸作があり、
ピアニストだけでなく作編曲でも著名だった。確かに、ほかのミュージシャンがダメロンの作品を演奏していることも多く、その意味では貢献度も高いのだろうな。


The Magic Touch [Mono Version]
https://www.youtube.com/watch?v=5k4pA32rJkI&list=OLAK5uy_nTYB1k0AcLKN8D83sQJM7nWr7ZbRxgCqY


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Nina Simone (Vocals-Lead) was born in Tryon, NC, 1933–2003.  生誕90周年 没後20年

1曲目から、「誰のせいでもありゃしない みんなおいらが わるいのさ~」という尾藤イサオ氏だったかの
日本のカヴァーが頭の中を駆け巡った。ニーナ・シモンは聴いたことなかった。それでも、耳に残る歌声。


Nina Simone: Broadway - Blues - Ballads Nina Simone
https://www.youtube.com/watch?v=xIf2ZC2KslI&list=PLg4blegEv8ZfQrXSmvknrRiZXBYgwEh2-&index=1


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Chris Hunter (Alto Saxophone) in 1957. 66歳おめでとう。


同い年のイギリスのアルト奏者。今もステージに立ってリるのだろうか。あまり名前は聞かないけれども。


Gil Evans Centennial Celebration "Goodbye Pork Pie Hat"
https://www.youtube.com/watch?v=-Uw6oZ_6310

2月20日生まれのジャズ・パーソン ナンシー・ウイルソン ボビー・ジャスパー ルー・ソロフ

2023-02-21 19:41:32 | 音楽夜話(ジャズ)
2月20日生まれのジャズ・パーソン ナンシー・ウイルソン ボビー・ジャスパー ルー・ソロフ




Nancy Wilson (Vocals-Lead) was born in Chillicothe, OH, 1937–2018. 生誕86周年 没後5年
エネルギー感のあるヴォーカルが魅力。お茶目な歌い方も、しっとりしたバラードも、はねたリズムの曲も
何気に自分のものにしている感がある。うまいよなーと思わせるところがやはりプロだと思う。


Nancy Wilson Golden Jazz Hits (All Tracks Remastered)
https://www.youtube.com/watch?v=oquFc4WLZnY&list=OLAK5uy_nD1oje2jzotrZ4mxUnf6gHM0918lniwRo&index=1


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Bobby Jaspar (Saxophone) 1926–1963. 生誕97周年 没後60年
ベルギー生まれのサックス&フルート・プレイヤー。セッションではよく他のアルバムジャケットに出てくる人。
バップを経過している人だけれど、なにかつかみどころがなくて、聴いていてもうーん、どうしたものか・・・、と思ってしまう。
不思議なミュージシャンだ。サックスもフルートも器用にこなしているように見えて、聴き手にガツンと来るものがないというか、
ウエストコーストみたいな乗りのプレイのほうがあっているのではないかと思ったりする。ある種の器用さはあるように思う。
下のアルバムは、ライブかと思ったら、スタジオ録音だった。フランスのミュージシャンとプレイしている。55年12月、29歳のころの録音。


クラブ・サンジェルマンで
https://www.youtube.com/watch?v=zPniXxTdW48&list=OLAK5uy_nrAlox2CrLR72Y028ZwMXMFLTbZLzFhE8&index=1


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Lew Soloff(Trumpet) 1944–2015.  生誕79周年 没後8年
ニューヨークのファーストコールだったと思う。もう一つのMJQのメンバーだったし、マンハッタン音楽院と
ジュリアードでトランペット学んでたとは知らなかったけれど、優等生だったのだな。
道理でうまいわけだ。83年のリーダーアルバム。のりよく聴きごたえがあった。


ハナレイ・ベイ 
https://www.youtube.com/watch?v=O7PvYuW6aak&list=OLAK5uy_lI5eEO6BBAsh7hrO4z9_A5r5W9adfARS0&index=1

2/19 Carpenters Road~『Voice of the Heart』sideB/平松愛理&森俊之

2023-02-21 15:04:20 | 音楽夜話(音楽一般)
Carpenters Road~『Voice of the Heart』sideB/平松愛理&森俊之
リチャード、悲しみと愛おしさ、つらさをこえたとところに作品があった。


1. At The End Of A Song (ジ・エンド・オブ・ソング)/Carpenters
ベースとドラムしかトラックになかったのではないかと思われる曲。マリンバが使われている。あとからダビングされたのではないか。
リズムトラック(ベース・ドラム・ピアノ)を入れた後にダビングされたのではないか。ハープ・アルパート、マリアッチ・・・。そのあたりの
風景があり湿度を感じるとか。ふわっと優しさが香る。


2. Ordinary Fool / Carpenters
スタンダードかと思った。ポール・ウイリアムスのジャジーな感じの曲。エラやメル・トーメもカヴァしている。
チャック・デルモニコのウッド・ベースを使い、ジャジーに演出。バラードの歌い方に乗りを感じる。ロング・トーンに
グルーブが感じられる。ドラマーのカレンの資質が感じられノリが伝わる。出演者の深堀が深い。


3. Prime Time Love/ Carpenters


AORサウンド(フュージョン系)磨き上げて世に出した作品。フェンダー・ローズ・ピアノの良さがよく出ている。
おしゃれなサウンド。オズボーンのベース。シンコぺで、カレンのVoとぴったり合っているという技。
よくよく聞いてると、やはりこの方のベースはセンスあると感じる。昔からそうだったように、
リズムが弾み歌う。弾き方にもよるのだろうけど、チョッパー(それより前の時代の人)だけがベースでは
ないといういい見本だと思う。


4. Your Baby Doesn't Love You Anymore (ユア・ベイビー)/Carpenters
65年に世に出ている。80年に基本トラックができていた。棚上げの1曲。ブラコン、R&Bの影響ありか。
ソウルフル・バラード2番目のシングルカット。カーペンターズがまだ求められていることを証明した。
チャートインした時期が長かった。こういうタッチが受けた。70年代とは違うサウンド。
カレンの声が張って歌っているようなところがある。温度を感じる。


5. Look To Your Dreams (愛は永遠に) /Carpenters
こころ優しいエンディング。幕引きは兄が・・・。きっとコアなファンには涙亡くしては聴けない曲なのかもしれない。
永遠の歌姫。10代から聴いていたけれど、あの頃のスーパースターは背伸び感があったけれど、このアルバム
などは等身大の彼女がいる。無理がない。うまく言えないけれど、カレン自身がそこにいる。
歌に一生身をささげてしまったけれど、それはそれで彼女は納得していたのではないかとも思う。
稀有な才能を与えられ精一杯羽ばたいた彼女。感謝。