MOBU'S MUSIC MAZE

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ヘルベルト・ブロムシュテット指揮バンベルク交響楽団演奏会 シューベルト・ベルワルド

2023-02-17 06:27:26 | 音楽夜話(クラシック)
2.16
04:05-06:00 20.05-22.00 BR-KLASSIK


シューベルト:交響曲第4番 ハ短調 D417「悲劇的」   91037
聴きごたえのある作品だった。彼の交響曲は8番くらいしか懇意にしていないので、
こういう作品があると入りやすくありがたい。「力強さ、情熱、明るさ、素朴さ」。
シューベルトの持つ特質が出てきている作品になってきている。最後は盛り上がって終わる、
カタルシスが得られてよかった。


ベルワルド:交響曲第2番 ニ長調「カプリシューズ」(気まぐれな)


シューベルトより後に出てきた作曲家で、スカンジナビア方面の方だったから
直接の関係はないものの、この曲などは、シューベルトライクなところも感じられたりして、
ブロムシュテットも選曲にこだわったのではないかと思う。同じように30分くらいの作品だけれど、
気まぐれを名乗るには、きちんとできているではないのかなと思う。ある意味聴いてて楽しかったりする。
オケの鳴りもよく、バンベルグの音がしてるのではないかとも思っていたり、3楽章形式だけれど、聴きやすい作品だと思う。


ヘルベルト・ブロムシュテット指揮バンベルク交響楽団
2022年12月16,17日 バンベルク、コンサートホール



リッカルド・フリッツァ指揮ハンガリー放送交響楽団演奏会

2023-02-17 06:25:33 | 音楽夜話(クラシック)
2.16
04:05-05:15 20.05-21.15 BartokRadio


ドビュッシー(カプレ&クロエ編): ベルガマスク組曲
第1曲 前奏曲 第2曲 メヌエット 第3曲 月の光 第4曲 パスピエ
ピアノ版はお世話になったが、管弦楽版があるのは聴いたことがなかった。
色合いもピアノとはちょっと違うような気もする。いい悪いではなく、そのような
ドビュッシーになっている。


ロドリーゴ: アンダルシア協奏曲(4台のギターと管弦楽のための)
1Tempo di bolero II. Adagio - Allegro - Allegretto - TempoI III. Allegretto
ロドリーゴはアランフェスとある貴紳だけではない。今回は4台もソリストを使うギター協奏曲があったとは知らなかったけど、
なんかアランフェスみたいな音型とか聴きやすく楽しみやすい音楽が流れてきて、さすがロドリーゴは一味違うと思った。
まず、実演では難しいだろうなと思ったけど、YOUTUBEに、日本の錚々たるギタリストたちが演奏している動画もあったりして、
ところによっては実演もある。


プロコフィエフ: 交響曲第1番 ニ長調 op.25 「古典」
軽めの名曲集のようなプログラムだけれど、プロコフィエフを持ってくるところが一ひねりしていると思う。
ロドリーゴの古典回帰も含めて、この曲が生きてくる。軽く流している感じでも演奏は集中している。


Csáki András, Girán Péter, Fellegi Dávid, Pavlovits Dávid(ギター)
リッカルド・フリッツァ指揮ハンガリー放送交響楽団
2023年2月15日 ブダペスト、ハンガリー音楽の家から生中継