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MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

ヤングピープルズコンサート バッハのTransmogrified (変容した)

2019-06-09 13:25:33 | 音楽夜話(クラシック)
Transmogrified 変容した

ネットを何となく徘徊していた。
バーンスタインの青少年のためのコンサートのシリーズは
知っていた。以前もいくつかネットで見たのは覚えている。
改めて見て、割と面白かった。
今回はバッハの変容について。
バッハの原曲は、演奏される楽器やアレンジでどう変わって行くのか
というような企画らしい。

最近個人的に出てくるストコフスキー氏も登場したのにはちょっと
驚いたが、ありだろう。ムーグシンセサイザーと言えば富田 勲氏だけれど、
それの原形はウォルター・カーロス氏のスイッチト・オン・バッハだと思う。
当時のシンセは出始めだろうから大きく、このようなものからあのような音が出るのは
不思議だったが、今だったら、キーボードサイズで表現出来てしまうのではないか。
技術の進歩は恐ろしいものだ。
会場のピアノはボールドウイン。スタインウェイでないところがおもしろかった。
色々時代を感じるところがあって、見ていて面白かった。

オルガン:トッカータとフーガ二短調BWV565 マイケル・コーン(org)

ストコフスキー編曲 小フーガト短調 ストコフスキー指揮
バッハ編曲と言えばこの方になろう。

ムーグ・シンセサイザー:小フーガト短調 ウォルター・シーア(ウォルター・カーロスではないのか?)
シンセサイザーの初期のモデルなのか、大きくすさまじい。

PHORION  lukas Foss作曲
バッハの旋律を元に、いくつかのパートに分れた楽器群が
それぞれ演奏され、まとめられていく現代曲。

ブランデンブルグ協奏曲第5番ニ長調 第一楽章アレグロ
デビット・ナディアン(Vn)ジュリアス・ベイカー(fl)
レナード・バーンスタイン(p)
バーンスタインっていくつもの顔があり、限りなくカッコいいよね。
弾き振りも暗譜だし、演奏は熱があってちょっとアメリカ的で派手な
所で見せたりするけれども。

ニューヨーク・ロックンロール・アンサンブル。
ブランデンブルグ協奏曲第5番ニ長調
この画にはある意味なつかしさと、今になってみると何かのコントの
様で面白い。やってる人は大真面目なのだろうが。
番組つくりも飽きさせないように、子供の表情なども入れて、
見せている。製作側の苦労もあろう。よく考えられていると思う。
ここにきている子供さんも、今なら私の年齢以上かも。
音楽の本物を子供の頃から聴けて、やはりアメリカは凄いものがある。

Leonard Bernstein: Young People's Concerts Vol. 2 | Bach Transmogrified
https://www.youtube.com/watch?v=p-IPAYjvdxw




ラジオ深夜便で、プログレを聴く。

2019-06-09 09:52:54 | 音楽夜話(ロック)
ラジオ深夜便で、プログレを聴く。

深夜便リスナーって、70年代青春の方がたも
多いからなのか、時々、この様な企画を
ぶつけてくる。オタクにならない程度の
ビンテージ扱いのプログレのさわりも
いいものだった。DJもNHK風の「解説」で
当時を懐かしんだ。

ビンテージロック。

「プログレッシブロック」

60年代イギリスで起こる。
ジャズ・クラシッックの要素を融合。
アルバムを通して一つの物語やテーマが
表現される事が多い。、
インスト曲が多い。シンセ・メロトロンと
行った楽器が使われる。
「長い重い難解」という印象。
国によるグループの違い

イギリス
キング・クリムゾン
1クリムゾンキングの宮殿/キングクリムゾン1969
グレッグレイクのVoが印象的。ここでのアコギはグレッグだろうか。
クレジットでは、Voとbになっていて、ギター関係は、ロバート・
フィリップが受け持ってはいるが。

EL&P(エマーソン・レイク&パーマー)
2「タルカス」より噴火~ストーンズ・オブ・イヤーズ(1971)
日本では2012年にNHKの平清盛で使われた。
タルカスは聴いたなぁ。カッコよかったし。

イタリア
PFM(プレミア-タ・フォルネリア・マルコーニ)
3幻の映像より「人生は川のようなもの」(1973)
サード・アルバムで世界デビュー盤。EL&Pのレーベル、
「マンティコア」からリリース。力入っている。
それだけの力量のあるグループなのだろう。名前は聞いたことが
あった。音源は初めて聴いた。

オランダ
フォーカス
4「ハンバーガー・コンチェルト」より
「ストラスブルクの聖堂」(1974)
初めて聴く。この曲は、クラシック寄りのアプローチかな。

ドイツ
クラフトワーク
5「ヨーロッパ特急」(1977)
時代も変わって、テクノの要素が強かった感じの
グループだったな。

イギリス
ジェネシス
6「静寂の嵐」~「まどろみ~静寂」(1976)
フィルコリンズは入ってるけど、路線変更する前、
まだプログレしている頃のナンバー。

YES
7「こわれもの」より「ラウンド・アバウト」(1971)
これはシングル・カットされたのではないかな。キャッチーなナンバー。

「長い重い難解」の極みである「ピンクフロイド」がないのは、
番組の構成上長編のものが多く、他の国のものも紹介したため
という事だった。製作上の方針の様だ。

ピンクフロイドと言うとベタだけれど「狂気」だろうと思う。
これは当時聴き込んだ。たぶんマイ・ベスト・ピンク・フロイドだろうな。

Dr.john 逝く

2019-06-09 09:50:18 | 音楽夜話(ロック)
Dr.john 逝く

ネットの情報から77歳心臓発作だったとか。
南部の香を振りまいて、音楽していたのが
印象だった。レオンラッセルとはまた違う切り口
だと思うけれど、ニューオリンズJAZZが聞こえてきそうな
曲調も好感が持てた。ザ・バンドの「ラスト・ワルツ」にも
出ていたな。     合掌

ネットにあった動画、デビット・サンボーン(as)ハイラム・ブロック(g)
オマー・ハキム(ds) マーカスミラー(b)。座って弾いてる
ギタリストも何気に凄い。皆さんノリがイイ。


Dr.John -IKO IKO- (with Sunday Night Band)
https://www.youtube.com/watch?v=DDUAk1dWWiE

調べてみると、ジェフ・ヒーリーというカナダの盲目のギタリストで、
この方も故人ではあるが、以前の画像があったので張っておく。
ギター演奏の可能性を感じる。


The Jeff Healey Band - While My Guitar Gently Weeps (live)
https://www.youtube.com/watch?v=NCaL_v2EHvc