MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

石丸 寛氏のブラームス

2019-06-19 11:49:33 | 音楽夜話(クラシック)
ブラ-ムス交響曲第4番ホ短調作品98
石丸 寛指揮 九州交響楽団(RCA)1999


泣きのホ短調。

石丸氏の最晩年の演奏会での録音。
亡くなる前の演奏で、楽団自体も
彼の意思を汲んで全体が一つになって、
何かに向かって進んでいくような、
そんな伝わり方がある。
何か持ってるものがあるものは強い。

石丸のブラームス。
これはいい悪いとかではなく、
彼が伝わるのであり、彼のフィルターを
通してのブラームスなのだけれど、
久々聴いて、涙腺が緩んだ。

好きで聴いてきた4番だけれど、この様な
4番はなかなか出会えない。特別な
一期一会での4番だ。

もし、九州にいけたら「オーディオ道場」の
リスニング・スペースでこの1枚を聴くことが
出来たらいいなと思ったことがあった。
この一期一会はまだ果たせていない。、

タイム・リメンバード ビル・エヴァンス (ネタバレあり)

2019-06-19 09:14:26 | 音楽夜話(ジャズ)
タイム・リメンバード ビル・エヴァンス

映画見てきました。
ビルの生涯が描かれていました。
ある意味、音楽と向き合いながら生きる
という事は、並大抵の事ではなく、また、
それを任された音楽家は、それ以上の
結果を生まなければならず、そのほかの事も
十全にできないことになるものの、それのために
生きる事は否定されないし、自分でやめない限り
一生続く。

彼は一生その道を選んだ。

彼のピアノの平均値が若い頃から高く、それが
一生続いたように思う。
私がジャズを聴き始めたころは、まだ、彼は現役で
ピアノを弾いていたし、亡くなった年も、色々
報道されたが、後半の彼の活動を良く知らなかった。

死後発売されたライブ10枚組を購入したのは、
後になってからで、ピアニストとしての
彼の凄さは認識していたものの、50~60年代の名盤を
聴いてのものだった。

それを映画で再認識させてもらった形になった。
彼の演奏はある意味独特なのかもしれない。
右手と左手があまり離れない。和音の構成が
密な感じがして、それが彼のスタンスなのかと
改めて動画をみて思った。丸っこい手をしており、
以前も書いたが、サインの丸っこい文字はある意味
女子文字のようなカワイさがある。
その手でピアノを弾かれたら、参ってしまう(笑)。

クラシックの素養があり、ミストーンなく弾ける
技量があり、たぶん彼の頭の中では常に、音が鳴って
いたのかもしれないと思った。

改めて彼のアルバムを聴き直そう。

「エブリバディー・ディグズ・ビル・エバンス」を
聴いている。

世界のアコギスト21人衆(パート1)

2019-06-19 08:07:23 | アコースティック・ギター・トリップ
Best Fingerstyle Guitarists In The World | Part 1 | Guitar Got Talent
https://www.youtube.com/watch?v=YVoffoKpEZM

動画前書きより引用。

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Thank you.

免責事項

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次のビデオ編集。すべての著作権
尊敬アーティストとその制作会社に属します。
このビデオは教育用です。削除しないでください。
私は著作権を尊重し、各アーティストの公演のうちの
数秒を使用しました。ありがとうございました。
引用終了

1 Trace Bundy(USA)
JANGOで良く出てきます。
自分のラジオ・カテゴリーも持ってたりしますが、
良さは叩きだけではないですね。

2 KAKIKING(USA)
すっかりアーティストになっています。
デビュー・アルバムを持っていました。
ヘッジス以降のギタリストをお手本に
していましたが、独立独歩で行きましたね。

3 Estas Tonne(RUSSIA)
この動画は初めて見ました。路上ですが、
堂々としてますね。

4 押尾コ-タロー(JAPAN)
我が国からは、一人目の紹介です。
アジア圏にもコンサートに行き、その意味では
ネームバリューも上がってきていますね。
ネットの影響も大きいでしょうか。

5ジャスティン・キング(USA)
なつかしい、この曲、ラリビー・ギターか
なにかのPVで弾いていた記憶があります。
ここではGIBSONの上位のアドヴァンスト・
ジャンボを使って弾いていますね。
ジャキ・ジャキもまたいいもんですね。

6Eric mongrain (Canada)
この動画は、抱えて弾いてますね。
ギターを置いて、ダルシマーのハンマーで
叩いていることもありますが、ユニークな
発想のキャラクターの持ち主だと思います。

7Don Ross(Canada)
髪切ったんですね(笑)。ヘッジスあとの世代では、
もう古株になるのかもしれませんが、
表現は素晴らしいものがありますね。

8Andy Mckee(USA)
アンディーと言えば一時期「アフリカ」でした。
わかりやすくも難しそう。
簡単に弾いてるようだけれど、この方も
ヘッジス通過しています。

9Mike Dawes(UK)
イギリスのプレーヤーですね。
この方は、初耳です。テクニシャンの類ですね。

10 Igor Presnakyov(Russia)
この方も初耳です。たぶんネットがない時代だったら、
知らないまま通期したと思います。
時代は変わりましたね。

11Antoine Dufour (Canada)
この方もJANGOでよくお見掛けします。
ネックから垂らした市松模様?の薄い生地が印象的ですが、
昔フォーク系のシンガーが、ギターのネックから
ぬいぐるみ下げたりしていたのを思い出します(笑)。
タッピングは当たり前なんですね。

12 Tbias Rauscher (Germany)
若者ですね。たぶんこの世代は当たり前の弾き方になって
いるのかもしれないですね。それも表現のうち。お初です。

13 Calym Graham(Canada)
この方も初耳です。サムピックをつけてますが、
先輩のプレイヤーがつけると、後輩がまねしたりします。
いい悪いは別として音も変わるので、練習もさることながら
出てくる音も違ってくるかもしれないですね。

14Marcin PatrZalek (Porand)
youtubeのおかげで、遠い異国の動画も近くで見られて、
感動もんですね。アルベニスのレイエンダを普段だったら
クラギの奏者が弾いてるところ、アコギの鉄線でバリバリ弾いて、
フラメンコチックだったりして、叩くは弾くはで、
耳と目をくぎ付けですね。表現者の意欲を買います。

15 Sungha Jung (SK)
小さいうちから弾いたものがUPされていましたね。
これも昔とは違うアプローチの仕方だと思いますが。
もうネットでは世界デビューになってもおかしくない
わけですから、下手なもん作れませんよね。
彼もサムピックしてますが、彼のフォロアーは
面白いようにサムピックはめてます。
誰の影響なのでしょうか・・。

16 Ewan Dobson(Canada)
動画の時は笠をかぶってますね。
独特のものがありそうですね。この方も初耳です。

17 Tommy Emmanuel (Australia)
チェットアトキンスの跡目を継ぐ第一人者。
この方の右に出る人はそうそういないかも。
エンタメ性もあり、簡単そうに弾いてるけどその裏には、
練習という努力が隠れているという事が感じられ、
ファンからは「神」扱いされています。

18 Luca Stricagnoli (Italy)
この方も表現者として、多弦の方向に向かった方なのかな
と思いました。これだけのフレットを管理できるんだと
思っただけでも凄すぎる。普通のギターの域を超えていますね。

19 John Gomm (UK)
伸び縮じみしそうなお名前ですが、演奏もそのように、
変化のあるもので、ちょっと前から御名前は拝見して
おりましたが、イギリスの方でしたか。アメリカとは、
一味違うかも知れませんね。ローデンも使い込まれてますね。

20Jimmy Wahlsteen(Sweden)
この方もお初です。年齢はいかがなものでしょうね。

21Alexander Misko (Russia)
この方もテクニシャンですね。聴くより、眼が画面に
吸い付いてしまう。どんなにして弾いてるのかな・・・。
演奏に対応できるように、楽器も改造されているようですし、
それにライトハンド。独特な世界を展開していますね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

youtube動画から、近年活動している方を切り取り、見せて
いただけたのは流石だと思いました。まだ、ここに登場されて
ない方もたくさんいられると思います。何せyoutube、全世界
規模ですから、どこにどんな人がいるかわかりません。
ネット・デビューで仕事が舞い込む時代ですから、何があるか
わかりませんが、世界には色々なアーティストがいらっしゃる
事はわかります。
(このヴィデオは教育用です・免責事項より)。
勉強になりました。

パート2に続きます。