MOBU'S MUSIC MAZE

音楽のこと好きなことなどよしなにほどほどに・・・

スマホに変えてから。

2019-06-21 08:30:13 | 旅は道連れ世は情け
スマホに変えてから。


スマホに変えて時間が経っている。
いまだ、通話とメールは出来るようになったが、
LINEの使い方もおぼつかないし、くりかえし使う
事をしてないので、覚えも悪い(>_<)。

マンウォッチングをしていると、やはり、スマホを常時
携帯し、見ている人の多いこと。歩きスマホは、時折前を
ちらっと見て安全を確認しながら、見ながら歩いている。

何をそんなにチェックするものがあるのだろう。立ち止まる
所作もない。危ないなぁ。とは老婆心に思う。

電車に久々に乗っても、スマホをみているか寝ているひとが
多かった。ゲームだったりメールだったり、検索だったり
LINEだったりそのほかだったり、情報操作にいそがしい。
スマホ閉じてる時あるのだろうか。

ここまで見せられると、正直げんなりしてしまう。
ガラケイのときより、電話機というかスマホを見なくなったし
それでは覚えないよなとは思うものの、気力がなえてしまっている。
いずれ、歩きスマホはないにしても、電車でスマホをするように
なるのだろうか。電車に乗る機会もあまりないのだが・・・。



ケニー・バレル(g) アット・ザ・ファイヴ・スポット・カフェ

2019-06-21 08:17:13 | 音楽夜話(ジャズ)
ケニー・バレル(g) アット・ザ・ファイヴ・スポット・カフェ

どこで、聴き始めたか忘れたけれど、たぶんブルー・ノートとか、
プレステッジあたりのレーベルのアルバムで、サイド・メンで参加の
アルバムで音を聴いたのかもしれない。

まさに、ジャズ・ギターの音というような音がしていて、ちょっと太めの
ゲージ使っていて、巻き線はフラット・ワウンドかもしれない。
雑音があまり聞かれない。

ブルージーではあるけれど、ホンカーの様な粘りはなく上品。
深追いしすぎない感じがまた琴線に触れる。バランスの取れてる
中庸感が彼の持ち味。

彼の良さを知ったのは、ブルー・ノート・レーベルではなく、もしかすると、
ヴァーヴとか、コンコードあたりの、アルバムからかもしれない。

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今日はBN4021「アット・ザ・ファイヴ・スポット・カフェ」。
ケニー・バレル・ウイズ・アート・ブレイキー。

当時、デビューより時間は経っているものの、ギターの知名度はそれほど
高くなく、アート・ブレイキ-をかませたり、テナー・サックスを入れて
みたりと、音を膨らまして、聴かせる方向で考えられていて、
「ギター・トリオ」という概念がなかった。その後、ケニーバレルは
カデットというレーベルからギター・トリオのアルバムを出した。
そのような経過の前夜祭みたいなアルバム。

◇1 Birks' Works 0:00
◆2 Hallelujah 9:44
◇3 Lady Be Good 21:30
◇4 Lover Man 31:38
◆5 36-23-36 39:51

◇6 Swingin' 43:37
◆7 Beef Stew Blues 53:27
◆8 If You Could See Me Now 58:06
6-8ボーナストラック

Personnel

ケニー・バレル(g)、ボビー・ティモンズ(p)、ティナ・ブルックス(ts)、
ベン・タッカー(b)、アート・ブレイキー(ds)

ケニー・バレル(g)、ローランド・ハナ(p)、ベン・タッカー(b)、
アート・ブレイキー(ds)

別のCDでのセット・リスト。
夜の部
1. Birk's Works
2. Lady Be Good
3. Lover Man
4. Swingin' - (bt)
昼の部
5. Hallelujah
6. Beef Stew Blues - (bt)
7. If You Could See Me Now - (bt)
8. 36-23-36

Tina Brooks (ts, 1~4)
Kenny Burrell (g)
Bobby Timmons (p, 1~4)
Roland Hanna (p, 5~8)
Ben Tucker (b)
Art Blakey (ds)

何となくこれで当日の全貌がつかめた。
昼1st(5678)・夜2nd(1234)でピアニストが交代し、
夜の部でサックスが参加。ボーナス・トラックはオリジナル・
アルバムからすれば、追加したものの意味合いが問われる。
LIVEとは言え、クオリティーが悪ければ落とすというのは
ありだろうけど、それを入れての再構築だから、
流れとしては有りなのかな。

それでも、ギタートリオは無理としてもカルテットとして、
当時、昼の部のセットは成立している。

向かって左にBASSとGUITAR センターにブレイキーのドラム。
右にサックスとピアノ。オリジナルはモノラルのようですね。
とすると、ステレオに直した時に、楽器を左右に振ったのでしょうね。

MCはバレル自身だと思いますが、いい声ですね。マイクは右から声が出てます。
白熱のハード・バップ・プレイが堪能できます。ティナ・ブルックスのテナーは
軽めだけど、調子良くPlayされてるのがある意味印象的です。

CDプレーヤーのプログラム・プリセットを使えば、昼の部→夜の部とセットして
聴くこともできるので便利かな。そうすると、昼も夜も起承転結で曲が流れて
聴いていても違和感が少ないかもしれませんね。
ひと先ず、会場の席に座ってみました。

夜の部
1バランスよく組み立てられた曲ですね。哀愁ありながら、テナーやギターの訴求力もある。
2UPテンポで場を盛り上げるには十分。
3バラード。バレルのソロも白眉で泣けます。
4セットを〆るUPテンポ。まさにスインギン。

昼の部
5昼の部の1発目からこんなに指が回っていいのでしょうか。ブレイキーのドラムソロ1発が
効いていますが流石親分肌です。
6ミディアム・テンポのジャズワルツ。軽快にダンス。こういうのは、ローランド・ハナは
得意なのかもしれません。ピアノが歌ってます。ベースソロも音が深くていいですね。
7バラードテンポのこの曲は、ウエス・モンゴメリーの演奏が耳タコだったりするのですが、
バレルのギターも負けず劣らず気持ち持ってきますね。ハナのサポートもイイ。
8ミディアム・テンポのオリジナル・ブルース。渋く決めた演奏ですね。

Kenny Burrell with Art Blakey ?? At The Five Spot Cafe (1960/2011 SACD)
https://www.youtube.com/watch?v=1Y-kpN4lNNM



イメージの本 ジャン=リュック・コダール (ネタバレあり )

2019-06-21 08:00:05 | 旅は道連れ世は情け
イメージの本 ジャン=リュック・コダール


なぜか市内の映画館は継続してやっていた。
休みの関係で「コダール」を見に行った。
普通は音楽ジャンル以外の作品はこのところ
映画館ではほとんど見ないけれど、なにか
予告編でこれは観たいかなと思って見に行った。

スタッフは全取り換えで、サービスもそれなりに
なったし、活気はなかった。観客もやはり少なかったし。
でも上映が続いていることは救いか。

THE IMAGE BOOK 

「何ひとつ望み通りにならなくても希望は生き続ける」

「私たちに未来を語るのは”アーカイブ”である」
ジャン=リュック・コダール(88歳)

(アーカイブ (archive) とは、重要記録を保存・活用し、
未来に伝達することをいう。)

ブルース・リーじゃないけど、「考えるな、感じろ」的な
見方をする映画かな。各々の感想はあるにしても、それを
観た自分がどう感じるかがすべてだろうとおもう。

そういう事を改めて感じさせてくれた作品だった。
コダールが、この様な作品を作り世に問う。

どのくらいの人が見て感じられるかは、見た人たちに
寄ってしまうが、記憶に残った断片のイメージが、
語り継がれて、未来に・・・。希望は生き続ける。

THE IMAGE BOOK 

参考
フィルマークス(ネタバレあり)
https://filmarks.com/movies/79344