地球に飛来した火星の隕石から、火星内部のマントルに豊富な水が存在することが分かりました。
なんでも、「海」っと呼べるほど大量にあるようなんですねー
調査に使った隕石は2つ、火星内部を起源とするシャーゴッタイト隕石です。
この隕石は玄武岩のため、地下深くのマグマが火山噴火で地表に運ばれて形成したと考えられています。
これが、小惑星の衝突により宇宙に放出、そして地球にたどり着いたということです。
研究チームが隕石を調査したところ、驚くほどの量の含水鉱物(結晶構造の中に水分を含む鉱物)を発見しています。
このデータを基に含水率を“二次イオン質量分析法”という新手法で測定。
その結果から、隕石のふるさとである火星のマントルには、70~300ppmの水が含まれていることが分かりました。
液体にすれば、火星全体を深さ200~1000メートルで覆うことができる量です。
これは地球の上部マントルに存在する量と同等以上になるんですねー
ちなみに地球の上部マントルは50~300ppmの水が含まれています。
また、現在の火星マントルに大量の水が存在する場合、火星の形成時期に水が取り込まれた可能性が高いんですねー
後から彗星や小惑星が水を運んでくる必要はありません。
つまり、火星では大規模な火山噴火があるたびに、大量の水が地表に運ばれてきたことになります。
火星で最も古い地質年代区分“ノアキス紀”は温暖だったので、火山噴火後には地表に液体の水が存在してのかもしれません。
“ノアキス紀”以降の噴火でも一時的に生命に適した領域が出現したかもしれないんですよねー
なので、火星で生命の痕跡を探すなら、火山地帯がおすすめです (^^
なんでも、「海」っと呼べるほど大量にあるようなんですねー
調査に使った隕石は2つ、火星内部を起源とするシャーゴッタイト隕石です。
この隕石は玄武岩のため、地下深くのマグマが火山噴火で地表に運ばれて形成したと考えられています。
これが、小惑星の衝突により宇宙に放出、そして地球にたどり着いたということです。
研究チームが隕石を調査したところ、驚くほどの量の含水鉱物(結晶構造の中に水分を含む鉱物)を発見しています。
このデータを基に含水率を“二次イオン質量分析法”という新手法で測定。
その結果から、隕石のふるさとである火星のマントルには、70~300ppmの水が含まれていることが分かりました。
液体にすれば、火星全体を深さ200~1000メートルで覆うことができる量です。
これは地球の上部マントルに存在する量と同等以上になるんですねー
ちなみに地球の上部マントルは50~300ppmの水が含まれています。
また、現在の火星マントルに大量の水が存在する場合、火星の形成時期に水が取り込まれた可能性が高いんですねー
後から彗星や小惑星が水を運んでくる必要はありません。
つまり、火星では大規模な火山噴火があるたびに、大量の水が地表に運ばれてきたことになります。
火星で最も古い地質年代区分“ノアキス紀”は温暖だったので、火山噴火後には地表に液体の水が存在してのかもしれません。
“ノアキス紀”以降の噴火でも一時的に生命に適した領域が出現したかもしれないんですよねー
なので、火星で生命の痕跡を探すなら、火山地帯がおすすめです (^^