8月末で介護職を辞める事に・・・・、30日はその最後の務めでした。(31日は有給です) 3年7カ月のディサービスでした。
いつも通りに送迎の添乗から一日の業務が始まり、ドライバーさんから「今日で最後だね」との声掛けを受けて出発。
いつも通りの利用者さんや家族とその日の状態の確認と今日は暑くなりそうですねと話しながら利用者さんの状態を確認する。
1人・2人と乗りこんで来て、いつも通りの利用者さん達で満席になり施設へ定時到着する。
それぞれのユニットにお送りして少しの休憩後2便で違うルートを走り、いつも通りの確認をして無事施設へ定時に到着する。
自分のいるユニットではいつもの学習療法(塗絵、算数の掛け算・割り算・足し算、漢字の読書き等)、その人に合わせた物を提供しています。
10時30分頃に、学習療法を片付けて、朝の会の準備をする。
朝の会で、日付と曜日・・、今日は何の日・・、お昼のメニュなどを大きな声で一緒に読む・・。
今日は先生になる若者の研修と介護学校の生徒の体験で二人の参加です。
20歳と21歳と若くて可愛いお嬢さんに、利用者さんも「若くて綺麗で、良いね」との声が発せられる・・。
若い人達が安心して働ける環境と待遇改善を図って欲しいですね!
自己紹介の後、自分担当の健康体操が45分から30分程身体を動かす・・。
この健康体操で利用者さんの状態確認ができます、いつもと違う動きや言動の有無をチェックしながらラジオ体操の第1からスタート・・。
首・肩・腰・手・足等の運動をゆっくりと進める・・。
流石に毎日体操してるので、若い二人よりも腹筋などでは利用者さんの方がしっかりしています。
歩く基本が腹筋ですから、少しでも転ばずに元気で長く過ごして欲しいです・・。
その後トイレ誘導して手を洗い、お昼の準備です。
ここで自分達も昼食に入ります、正職員が食事の配膳と介助をします。
職員食堂で、他の職員とやっと「今日でお終い・色々お世話になりました」と各職員と話す・・。
「いえこちらこそいつも助けて頂き有難う・・」 「寂しくなりますネ・・」 「ボラさんで又来て下さいね」
「身体に気を付けて下さい・・」 「作品持ってきて展示して下さいね」 「モーリさんの話し方が参考になりました」
「いつも黙って仕事を処理されていたのが印象的です・・」 「モーリさんの姿を見てると自分ももっと頑張らなければと・・」
お互いに健康に気を付けて過ごしましょう、いつでも会えますとお別れの挨拶をする。
午後はユニットに戻り、清拭の折りたたみ等を済ませ、クラブ活動前のトイレ誘導をする。
クラブはその日のよって違いますが「貼り絵」 「歌(カラオケ)」 「フラワーアレンジ」 「書道」 「囲碁・将棋」等です。
自分の担当はフラワ―アレンジと絵手紙そして茶道等です。
高齢者の人達は耳が遠く1人で自分流で勝手に進めようとしますので4人の傍で1人1人に対応してハサミで花をカットし、オアシスに活けて貰う・・。
これが結構大変で各々勝手に進めるので目配りしながら進行状況を確認し、ハサミを使ってるので気を使います。
オアシスが綺麗に埋まる様に横に広がりと高さに変化を付けて花の特徴で活けて貰うお手伝いをします。
その後喫茶ルームで紅茶と珈琲を楽しんで貰い、人によってはカラオケなどに行きます。
各ユニットに戻りお茶して、夕方の帰る時間になり、送迎の準備が始まります。
こちらの施設では、職員が辞める事は利用者さんには一切話しません・・。
無言で心でサヨウナラと伝えるだけです。
最後のミーテングで本日の利用者さんのユニット内での状況や問題点などが報告されます。
そして最後の自分の挨拶を・・、「前立腺ガンの手術やバイク事故による左肩靭帯の損傷で介護を続ける事が体力的に困難になりました」
「皆さまも怪我等しないように健康に気を付けて介護職にをお励み下さい」 「今後、剪画(切絵)の講師の資格を取り切り絵教室を開けるようにしたいです」・・・。
そして最後に一番若い職員から花束を贈られ、1人1人と握手してお別れを惜しむ・・・。
事務部門で、タイムカード・名札・ロッカーの鍵等を返却して本当にお別れして来ました。
実際には施設で自分の剪画(切絵)や鉛筆画等の展示をして頂いていますので、その交換にお伺いします。
又秋の施設祭でも「剪画(切絵)の展示即売会」も実施されます・・。
自分が講師の資格が取れればこの施設でボラさんとして教える事もできますね・・。
自分には新たな出発でもあります!