モーリの切り絵を楽しむ!!

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男の介護職は無力か??

2013年04月21日 | 日記
自分が休職中に、1人の82歳の男性利用者さんが、取り下げになりました。

ご夫婦でにお住まいでしたが、家が狭く車いすに乗るのに時間が掛かり、奥様一人ではかなり難しい。
さりとてヘルパーさんを利用すると経済的な負担が増える。
その方は週4日ほどディサービスを利用されています。

自分が添乗の時は、男手で何とか身体を保持し、車いすへ移乗する事が出来ましたが、玄関も狭く
女性の添乗員では、ご主人を支える場所もなく、腰を痛めるケースが3度程有ったようです。

奥様は添乗員よりも高齢でひ弱な人なので、家族での移乗は無理です。
古い家では玄関の上り框との段差が40cm程あり、室内の車いすから降りて外の車いすに移乗する時に
玄関の上り框から車いすが落ちそうになり「危険」だと・・・。(本人が立つ意識が無いので・・)

施設の方でも事情が有るのでしょうが、何か他に手立てが無いのかと、自分の無力さを強く感じました。
施設では男性の介護職が少ない現状が、取り下げの一つの要因で有る事は間違いない様です。

1人の職員が目立ってはダメ、介護はチームケアでやる・・。(誰でもできる様に・・)
最近どんどん介護職としてのレベル(意識と技量)が下がってる様に感じます。

今後男性の利用者が増える事になりますが、若い男性職員の採用が待たれます。
施設では確かに女性の職場で、自分達男は殆ど無口になります。
まして自分ら非常勤ですから、日頃から意見や提案を言う事を嫌われています・・。


儲ける事ができない、介護現場では人の育成に時間をかけられない、限られた予算の中で効率良い入所者を選び
収益確保して、悪い人は切り捨てる。

これはどの施設でも言える事ですが、男性職員の増加が急務ですね・・。(殆ど応募も有りません)
多くの意見を聞きながら施設運営を出来る器量と力量が、今の介護施設には必要ですね・・。

若い人が夢や希望を持てる介護現場が強く望まれます。
介護職が家族を養える生活出来る給料が望まれますネ!

コメント
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