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水曜どうでしょうとお買い物の依存症。

やっと『サマーウォーズ』を見たっていう話

2010年04月01日 | Weblog

少し前のニュースで『サマーウォーズ』
ブルーレイディスクの売上1位になったとかそんな感じのニュースを見かけて
前々から気になっていた映画だった事もあり、ツタヤでレンタルしてきました。

自分はなぜだか分からないけど
「青い空」「田舎」「大人数」「無茶展開のバトル」のキーワードがあるだけで
めちゃくちゃワクワクして大好きに思えてきちゃうんですよ。
なので「紅の豚」とかは正直言ってストーリー的にはそんなに興味はないけど
見た目だけは異常に好きだったりするし
「ラピュタ」では最後の竜の巣が晴れて
ムスカが「ゴミのようだー」とか叫んでる頃に
アドレナリン出まくって急激にテンション上がるんだよねー

そんなわけで、CMを見た時からサマーウォーズにはそれに通じるものを感じていて
結構面白そうだなぁって思っていたんだけど・・・

えっと、
主人公の男の子って中盤くらいから大オチ直前まで出番少なくね?
仮想世界の設定は嫌いじゃないけど、何であなたが急に出てきて○○で戦うの?
大バアちゃんは軸となるキャラなんだから
もう少し後半まで話を引っ張っても良かったんじゃね?
最後の最後までさんざん騒いで盛り上げたくせに、オチがあれなの?
っていうか、このポスターの絵が好きだったのに、このシーン無いのかよ!
などなど言いたい小言は沢山あるが
前半の盛り上がりの割には後半に肩透かしを食らった感じにグッタリ。

途中のわけわからんスーパーコンピュータを持ち出してきたり
新潟から漁船持ってきて庭の池に浮かべてみたり
大ばあちゃんが意外な人脈を持ってて騒ぎの鎮静を裏で仕切ってたり
こういう意外な話の展開はかなり好きだったんだけどなぁー

こんな風に起承転結の承のところでブワッと伏線と小ネタをまき過ぎて
転でうまく展開・回収できずに無理やり尻すぼみ的に伏線を処理するだけに終わり
結で残った本スジを盛り上げて締めようと思ったら
予想以上にオチが小さくまとまって人工衛星ドーン、温泉出ただけみたいな。
普通、爆発&温泉出たの流れはストーリーの途中で使うレベルのベタなネタじゃんよ・・・

うーん、サマーウォーズの絵とか設定は嫌いじゃないんだけどなぁー
映画作品としたら「時をかける少女」の方が全体的に綺麗にまとまってるよなー
うわぁ~、ホント「おしい!」の一言が出る作品だよ。

そんなサマーウォーズの感想でした。


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