バスに乗り遅れるな…

2015-07-08 02:59:51 | Weblog
7月7日は、七夕にして小暑でした。
七夕に晴れた例なし、と思うのが毎年のお約束(苦笑)。
日付が変わる頃には、東の空の雲の切れ目から月が垣間見えましたが、天の川はとてもとても…苦笑。
やはり、月おくれの七夕が相応しいような気がしますね。



さて、火曜日は常の如く母から電話があり、今回は優待割引券が届いた駅前スーパーでの荷物持ち。
食料品を冷蔵庫にしまい、明日の打ち合わせ(8のつく日は5%引き!)の際に、「明日は銀行でお金をおろして、土曜日に例の商品券を…」などと言い出す(ーー;)
誰が買いに行くか、と言えば私になるのですよねぇ┓( ̄∇ ̄;)┏

母に自覚はないようですが、ニュースに煽られている様子。
ナンタラ商品券を買い求める行列や、何セットも購入した鼻息荒い人々のインタビュー映像を繰返し見せられるうちに、その気になってしまったようです。

購入することを、否定したり非難するつもりはありません。
ただ、その財源はどこから出ているのか、と…。
消費税を8%に上げる際に財政健全化が言われたにも関わらず、国債の赤字が膨れ上がっている現実。
福祉・医療・教育関係に加え震災復興予算までもとことん削る一方で、諸外国へのばらまきや五輪(国立競技場建設だけで2520億円!!)や防衛費など、将来への投資にならないばかりか逆に足を引っ張りそうなものばかり手厚く振る舞う…。
それに加えて、ソーリの妄想を文字化しただけにしか見えない戦争法案をどさくさ紛れに成立させるための隠れ蓑とするかのように、ホント、ありとあらゆるものから目を逸らさせるための地域振興ナンタラ商品券ではないのかしら。


勿論、何でもかんでも否定しようとは思いません。
例えば、群馬県では今週の土曜日に、額面5000円の「群馬プレミアム宿泊券」を2500円で販売(一人10枚まで購入可能)。
宿泊代の他、土産物などにも利用できるそうで、銀座のアンテナショップや楽天トラベルなどでも購入できるそうです。
同様の企画は、各地で試みられているでしょう。
それらについては、どのような効果があったのか、きちんと検証・報告してこそ、本当に活きた使い途になりましょう。

ただ、このタイミングでやらなくたってよかろうにねぇ、と。
結局は、目先のニンジンに惑わされるうちに、八百長試合が成立してしまうのだろうなぁと、思うばかりです。
惑わせるほうが悪辣に決まっていますが、惑わされる方も如何なものか。




七夕から日付が変わり、不粋な話になりました。
さて、休むとしましょうか(〃´o`)=3