迂闊だったか…

2015-06-26 12:59:35 | Weblog
午後からは雨の予報。
湿気が纏いつくような感じですね。





喉に小骨が刺さったような…。

「こちらに、御住所・御名前・御電話番号を御記入ください」とは、業務上でお決まりのセリフです。
先日のこと…。
母よりは気持ち若そうなご年配の女性に対し常のつもりでお願いしたところ、「目が見えないから書けない…」と。
杖は白杖ではなく高齢者が使うタイプのものですし、その杖に頼ることなく矍鑠とした足取りだったなぁと思いながらも、言われるままにこちらで代筆しました。
念のために御名前を確認できるものを、とお願いして、示されたものから、もしや、と思う始末。


久しく忘れていた言葉。
今は「識字」と表現するようですが、もしかしたら…と。
あくまでも、私の想像(妄想?)でしかありません。
ただ、必要最低限に学ぶ機会すらなかった人々がいると、知識として持っていながら、目の前の女性がそうであったかもしれないとは思いもしなかった自分の迂闊さを罵りたくなってくる…。

いつまで覚えていられるか自信はありませんが、戒めとして記しておきます。