一昨年2月の中旬で全く咲いていなかった河津桜を
今年は3月上旬に観に行くことにした。
3/3(日)熱海の駅を降りると暖かいと思っていただけに
その風の冷たさに持参した着替えを着こむほどでした。
坂をくねくねと登り予約しておいた
ドイツ建築家ブルーノ・タウトが設計した旧日向別邸の見学です。
アジア貿易で財を成した日向利兵衛の別邸
急傾斜に建てられた1階・2階は和風住宅で
土留めにした鉄筋コンクリートの地下室がタウトの設計
屋上を庭園にした。
低い塀の向こうに初島が浮かぶ(2回クリックで大画面になります)
室内は撮影禁止でしたのでこちらをクリックしてご覧ください。
桂離宮を模したそうですが日本家屋の規格とは並外れた設計です。
舞台に見えるのは談話室で椅子が置かれ
ひな壇のように見えるのはここに座り海を眺める場所
階段と違うのは均等の高さではなく背に当たる部分は面取りされていた。
ダンスホールには京都の夜店をイメージした照明器具がぶら下がり
壁の色もまるで遊郭の様、これでも建主の要望を受けて
タウトは納得できる建築ではなかったとガイドから説明を受けた。
熱海は固い岩盤で3.11の時でも壁にヒビの入ることが無かったそうで
熱海のマンションに移り住みませんかと勧められました。
3/4河津駅に着くと中高年の花見客でごった返していた。
河津桜はほぼ見頃で
桜のピンク色と菜の花の黄色そして空の青に
暖かい日差し前回の時とは雲泥の差でした。
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次は熱海の梅園へ・・・・