「恐いけど、かっこいい」 東武動物公園で2頭の雄ライオンを歓迎 宮代町・須賀小の1年生

東武動物公園で18日、宮代町立須賀小学校の1年生50名が、同園にこのほどやってきた雄ライオン2頭を「人気ものになってね」と歓迎した。



ライオンは、最初はあまりの熱烈歓迎にきょとんとした表情だったが、



口をあけて「よろしくね」と挨拶。



子どもたちの前でポーズをとったり、肉をぺろりと平らげたりのパフォマンスを披露した。



今回、東武動物公園にやってきた雄ライオン2頭は、ストーム君とバラッド君。平成１８年７月１１日生まれの４歳の双子の兄弟。



飼育係のお兄さんに子どもたちから「どんなライオンですか」との質問があったが、



お兄さんによると「バラッド君は、眉間の一本じわが凛々しいが、実際は優しくて、ちょっと寂しがりや」




一方の「ストーム君は、胸からお腹まで伸びたたてがみがすごい。また、好奇心が旺盛で、どちらかというと兄貴っぽい性格」とのこと。



子どもたちは、歓迎セレモニーの後、ライオン者「ＰＲＩＤＥ ＯＦ ＬＩＯN」の中央にある地下観察室からまじかにライオンの姿を見たり、他の動物を見たりして一日東武動物公園を堪能した。



ライオンは１～６頭のオス、血のつながりのあるメス４～12頭とその仔らで構成される、ネコ科には珍しい群れ（プライドという）をつくって暮らす動物。



東武動物公園では、今回の雄2頭の加入によって、プライドの形をよりはっきりと楽しんでもらえるものと期待している。