お彼岸には間にあった 宮代町で彼岸花の花茎が伸びる

開花が遅れている彼岸花だが、宮代町ではどうやらお彼岸に彼岸花が見られそう。このところの朝夕の秋らしい気配を感じてか、山崎山の彼岸花が花茎を伸ばし始めたのが確認されている。



宮代町地域は7日に37.3度と今年の最高気温を記録して以来、6日連続で猛暑日から開放され、朝夕は25度を下回るなど、暑い中でも、秋めいた感じもそこここに感じられるようになっている。



こうしたなかで、昨年9月9日に開花した宮代町の山崎山の彼岸花は、今年は全く花茎が伸びず、お彼岸に彼岸花が見られないのではなおかと心配されたが、このほど、花芽が出て花茎が伸び始めたもの。



花茎を伸ばしているのは、まだちらほらといったところで、宮代町の、もう一つの彼岸花の植栽地である宮代町町商工会横の中須用水沿いの彼岸花は、13日現在、花茎の伸びは確認できていない。



山崎山の花茎を伸ばしている彼岸花を良く見ると、鱗茎（りんけい）が露出していたり、露出しかかっているものが多い。これが、他に先駆けて花茎を伸ばしている要因かどうかは不明。



いずれにしても、現在の花茎の伸び具合からすると数日のうちには開花が見られそうで、お彼岸には間に合ったことになりそう。