ショウジョウトンボというと雄の真っ赤な体が特徴だが、宮代町の休耕田で9日、金色に輝くショウジョウトンボと遭遇、カメラを向けさせてもらった。
ショウジョウトンボ。「猩猩」とは伝説上の動物で酒を好み赤い顔をしているといわれる。その猩猩のような真っ赤な色をしたトンボということで、ショウジョウトンボの名があるが、実は、赤いのは雄。
(2006年8月撮影)
メスや羽化したてのショウジョウトンボは赤くないのだそうだ。度派手な色は敵に狙われやすい、でも、あえて突っ張って自己主張する、それが雄の特性。
(2008年8月撮影)
9日、休耕田を散歩していると、太陽の光を受けて金色に輝くトンボに出会った。
最初は、ショウジョウトンボと結びつかなかったが、その幅広なおなかを見て「ショウジョウトンボ?」と
羽化したてなのかメスなのかは分からないが、この金色に輝くトンボとひとしきり遊ばせてもらった。
宮代町は目的を持たないブラ歩きでも、こうした珍客が現れてくれて、自然豊かな町であることを改めて認識する。