昔の春の田んぼというと、レンゲの花が咲き競い、花の蜜を求めてミツバチたちが飛び交うのが見られた。
田植え前の一時期、田んぼが華やぐのである。
レンゲをめでながら春を楽しみ、子どもたちは寝転んだり、レンゲを摘んで色々なものを作ったり、一つの遊び場であった。
それがいつしか消え、ひところまでは、田の畦などにレンゲが咲き残っていたが、今ではそれも消えてしまった。
隣市の久喜市ではレンゲの田が保持され、レンゲまつりを開催して春の風物を残している。
宮代町を散歩していると偶然、レンゲ畑(?)に出会ったのでカメラを向けた。