百畳敷の大凧が五月の空にふわり だが・・・ 埼玉県春日部市

恒例の春日部市（旧庄和町）の大凧あげ祭りが3日、春日部市西宝珠花の江戸川河川敷で行われ、日本一とも言われる百畳敷の大凧が五月晴れの空にふわりと浮いた。



3日の春日部地方は暑い一日となり、久喜アメダスによると午後1時半には25.5度と夏日を観測した。江戸川河川敷には心地よい風も吹いて、気候的には絶好の凧揚げ日和とみられた。



午前中は、この風に凧揚げを楽しむ子どもたちや、



腕慣らしの姿などが見られ、



大凧も静かに出番を待つ。



昼過ぎからは、小凧などを揚げて風の動きをみたり、



午後2序頃に予定されている大凧あげに備える。



揚げる凧も徐々に大きくなり



あげ手も増えてくる



風の状況が良いのか、すんなりと揚がる凧が多い。



観客も、凧が揚がるたびに拍手と歓声



近くの軽飛行機場の飛行機も激励に・・。



午後3時前、観客の興奮も高まったところで、



大凧あげに



縦15メートル　横11メートル　重さ800キログラム、竹と和紙で作られた大凧がふわり。歓声が上がる。だが・・・、



滞空時間約5秒。歓声が悲鳴とため息に変わる。久喜アメダスによりると大凧の上がった午後3時風速は5ｍを記録した。



気まぐれな風は大凧と仲良く遊んではくれなかった。



なお、大凧あげ祭りは5日も行われる予定。



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