ニホンミツバチの四季

2010年5月から、ニホンミツバチの飼育開始
そのふしぎな生活を記録します

3日連続 分蜂  キンリョウヘンに来ました・・・・でも

2012-04-30 21:28:59 | 分蜂

13:45 分蜂始まりました。    一旦は分蜂板に集まったのですが、キンリョウヘンを見ると、来ています。

 

(写真はクリックすると大きくなります)

その後、分蜂板の蜂球は解散。 そして、ミツバチの飛行がどんどん、キンリョウヘンへ寄って行って、

キンリョウヘンに付きました。

  

蜂のかたまりはどんどん巣門へ近付いて、いよいよ入るのかと思ったのですが、

 

13:59  ミツバチのかたまりが、巣門と離れて、落ち着いてしまいました。

困ったなぁ。巣箱を嫌ったということだけど、何が「お気に召さなかった」のだろうか。

ここでは、我が家の新案特許「自走式入居誘導はしご」までも持っていけないし。

 一応セットはしたけど。

夫の帰りを待つことにしました。その間、霧吹きで水をかけて、飛んで行かないようにしました。

16:09 「自走式」でとり込むように、この上に巣箱を置きました。

そして、下から、トントン、トントンと巣箱をたたいて、上に昇っていくようにしました。

 

ミツバチのかたまりは手ですくって入れます。

これで、やっとおわりです。

16:49  40分、気長に、入ってもらいました。完了!

あまりに体力を消耗したのでしょうか。死んでしまったミツバチが何匹もいました。

 

そして、心配なことに、今、庭にいる 元巣群、分蜂の1、分蜂の2の3つの群からたくさんミツバチが出て混乱していました。

元巣群では、門番が緊急事態のときの態勢(頭を巣門に向けて)集合フェロモンを出して、みんなを集めていました。

その後、今日の分蜂群を見ると、今日、蜜を吸って出たとは思えないほど、痩せていました。

定着のためと給餌の意味で、くず蜜を与えました。

 

これで落ち着いて、巣箱の周りを舞っていたミツバチも巣に戻ってきました。

お疲れ様。このまま、この巣箱に定着してね!


続いて 3回めの 分蜂がありました

2012-04-29 11:05:47 | 分蜂

昨日、2回目の分蜂があったばかりですが、今朝は、7時台から、分蜂板に来ていました。

私は今日一日留守にするので、分蜂が見られないなと、後ろ髪を引かれる思いで出かけました。

夫の記録によると。

9時35分  不穏な動き。

( ?   )  分蜂 開始。

10時15分  分蜂終了。分蜂板に付く。

(クリックすると大きくなります)

11時の蜂球

 

11時20分  とり込み終了。

今日の出来事で興味深かったことは、キンリョウヘンについていたハチのことです。

昨日から、キンリョウヘンに他のところのミツバチが、さかんに来ていました。

今日、うちの群が分蜂したとき、キンリョウヘンに行きました。

それで、戦争が始まったのですが、うちの群が強くて、

前からきていたハチはひとたまりもなく、一掃されてしまったということです。

キンリョウヘンを置いた巣箱の前には、ミツバチの屍がたくさんありました。

 

夫は一人で、「自走式入居誘導はしご」を使って、トントン、トントンと分蜂板から巣箱に移動させました。

(これは昨日の写真)

その際、移動の様子を鏡で見ながら、やっていたとのこと。

暑い中、ありがとう。

 

友人から苗をいただいたオドリコソウが咲きました。

玄関前は、半日陰で、山野草に適しているようです。どんどん増えています。

(ヨーロッパ原産の黄花のもの)

オドリコソウ (「蜂から見た花の世界」より抜粋)

蜜・花粉源 補助的、ときどき利用される

山野に自生し、マルハナバチ類はよく行くが、ミツバチはたまに花粉を集める程度。

花色はピンクが普通だが、日本海側で白花のものが多い。


自走式 で 巣箱に取り込みました  自宅群 2回目の分蜂

2012-04-28 23:48:13 | 分蜂

ピーカンの分蜂日和。多くの場所で分蜂したことでしょう。

我が家も、分蜂しました。

9時半くらいから、巣覚え程度の飛行をしていましたが、10時になって、いよいよ分蜂始まりました。

おなかいっぱい蜜を吸って、出て来る、出て来る。

(写真はクリックうると大きくなります)

ぐんぐん、出てきます。でも、やっぱり2回目だね。ちょっと少ない。

 

真っ青な空にミツバチが飛び回っています。

分蜂が見たいと来てくれた女性。飛び回るミツバチの中に座って、楽しんでいました。

2つの分蜂板と梅の木に蜂球をつくりました。

  

刷毛で払うと、簡単に大きな蜂球に集まり1つになりました。

キンリョウヘンに集まるのを待とうかとも思ったのですが、キンリョウヘンの周りでは、戦争が始まっていました。

うちの分蜂群ともう一つ、他の分蜂群がキンリョウヘンを狙ってきたようです。

そうなると、キンリョウヘン付きの巣箱はこの分蜂群にとって、必ずしもよい住みかとはいえないと判断して、集まらないかもしれない、

という心配があったので、分蜂板から直接、巣箱にとり込むことにしました。

 

ここで、今年の新案特許「自走式入居誘導はしご」の登場です。

巣箱の底が取ってあります。

分蜂板を取り外して

それを、はしごに付けた巣箱の下に置きます。

巣箱の側面に分蜂板をくっつけて、巣箱の奥へ、自分で歩いて入らせます。

ゆっくり、ゆっくり。

正午の熱い日差しの中、なかなか疲れます。

入っていく、入っていく。

分蜂板をトントントンと叩きます。振動を嫌って、ぞくぞく上がって行きます。

あと少し、がんばれ!

入っていく、入っていく。増えてきました。

う~~ん、もう、完了かなぁ、と点検する夫です。もう、汗びっしょり。

今年は、分蜂群を刷毛などで、強引に巣箱に落とすというやり方をやめました。

自走式で入れば、逃げにいくと考え、ハチマイッターは付けないことにしました。

ご褒美の蜜をあげました。

 

一方、キンリョウヘンですが、けんかをしていた相手の群を捕獲しようと、別の巣箱を設置しました。

早速、探索バチが来ています。

つづきは、どうなるでしょう。明日のお楽しみ!

 


キンリョウヘン 自宅分蜂用に設置しました

2012-04-27 21:19:56 | 分蜂

我が家にはキンリョウヘンが1鉢しかありません。

里山に置いてあったのですが、先日、我が家の分蜂捕獲に失敗したので、心配になり、

自宅に設置しました。(朝、設置)

(写真はクリックすると大きくなります)

先輩に教えていただいたとおり、次の注意点を守りました。

・巣箱の台は空間のあるP箱などにしない。

(空間があると巣箱の下に蜂球をつくることある→去年その失敗をしました)

・キンリョウヘンは巣箱の底板の上に置く。

10時過ぎから、はや探索バチがやってきました。

元巣(右)とキンリョウヘン設置の巣箱(左)の距離は、こんなに近い。(敷地ギリギリ)

午後1時過ぎ。やってくる探索バチも増えてきました。

巣箱に出たり、入ったり。探索バチの動きは素早く、せわしない。

明日は来てくれるかな。


里山設置 巣箱に2群目 入りました

2012-04-25 21:21:25 | 里山のニホンミツバチ

里山設置(キンリョウヘン付き)巣箱で、2度目の捕獲、できました。

 

2度目の捕獲群(里山B群)

23日(月) 午後  探索バチが飛んできました(2~3匹)

24日(火) 午前  探索バチがいなくなりました。(来るかな??)

        午後 1時半  分蜂群が入っていることを確認。

      今回は、1回目の群の1/3くらいの大きさです。

 

1度目の捕獲群(里山A群)の記録に追加

18日(水)11時半に最初の群が入りました。その後、「3時半くらいに、たくさんのミツバチが

キンリョウヘンに付いていた」と、見ていた人が教えてくださいました。

それで大きな群になったのかと思います。

 

我が家のドウダンツツジ(満天星)とアセビ(馬酔木)に マルハナバチがやってきました。

ブンブン、大きな音がしているけれど、花の中に隠れて、なかなか上手く写せません。

ドウダンツツジに 訪花  (写真はクリックすると大きくなります)

 

アセビにもやって来ました。

 

どちらも花がベル状で深いので、ミツバチは苦手のようです。

マルハナバチは長い舌で上手に吸っていました。


第1回 分蜂 捕獲失敗  気付いたのは夜のこと

2012-04-24 20:36:38 | 分蜂

思いもよらないこと。

反省点いっぱの第1回分蜂でした。

8:52   分蜂開始

(写真はクリックで大きくなります)

8:56  分蜂板に付くものと信じていたので、2つある分蜂板ばかり見ていました。

でも、つかないので、へんだなぁとおもいつつも、他の場所は探しませんでした。

8:58

8:59  撤収を始めたので、「今日は練習だったのかな」など、のんきなことを思っていました。

9:16  こうやって収束していきました。

で、夜になって、巣箱をのぞいたら、ミツバチがグンと減っていました。

そこで、「やっぱり分蜂したんだ」と認識。

先輩に電話をして、お聞きし、今日の反省点をまとめました。

(1)分蜂するときは、巣箱がからっぽになる。全面に出ているハチ(この巣箱に残るハチ)

も一旦は外に出てくることを知らなかった。

(2)去年は100%分蜂板についたので、当然に分蜂板に付くと思って、

他の場所を確認しなかったことは、一番の失敗(涙)

(3)なぜ、去年付いた分蜂板に今年は、見向きもしなかったのか不思議でした。

夫に聞くと「去年付いたからいい」という理由で、蜜蠟を塗っていなかった(怒)

という3点が重なって、あの大きな群の第1分蜂を取り逃してしましました。

 

しかも、取り逃したのだということに気づいたのは、夜のこと。

まだまだ、修行がたりませんね。


オスバチ がいっぱい!

2012-04-23 23:20:38 | オスバチ

昨日からの雨で、巣門を小さくしたままでした。

午後、雨が上がり、日が出てきました。2時半すぎのこと。

あら~~、たいへん!小さな巣門で、押すな押すなで、満員になっています。

(どの写真もクリックすると大きくなります)

まってね~~、今、開けるから。

午後3時過ぎると、オスバチがいっぱい出てきます。

ブンブン、ブンブンとってもうるさいです。

オスバチとハタラキバチの大きさは、こんなに違います。

桜が終わったら、次々に他の花が咲きはじめました。

一重のやまぶき

満天星(どうだんつつじ) ミツバチが訪れる花です。


飯田 一本桜(安富桜 麻績の舞台桜)

2012-04-22 20:24:39 | 四季の日記

昨日(21日)の記録です。

昨日(21日)の朝、天気予報は、曇天から雨。

こんな日は分蜂はないだろうとふんで(それでも心配しながら)

大急ぎで、信州の一本桜を見に行こうと、早朝、高速道路を走りました。

途中、ラジオが「内陸部だけは晴れ」と伝えていました。

なんと、幸運なこと。ほんとだ!晴天だ!

 

長姫のエドヒガンザクラ(安富桜)

(どの写真もクリックすると大きくなります)

満開は過ぎていましたが、その堂々とした、驚くほどに立派な姿に、見とれました。

樹齢450年。周囲6・4メートル。長い生命力が、見ている私にも力を与えてくれます。

今は美術博物館の庭ですが、もともとは飯田城の二の丸でした。

こうして見ると、その風情が感じられます。

 

急いでもう一か所。

麻績(おみ)の舞台桜です。

この日が散り始め。飯田を見下ろす丘の上に、満開の桜が光っていました。

5弁から10弁の花が混じり合って咲く姿から「半八重枝垂れ紅彼岸桜」と呼ばれていると

書いてあります。

 

 

同じ敷地に、「石塚桜」もありました。

 

石塚古墳の上に植えられた桜です。

こちらから見ると、古墳ということがよくわかります。

石室が見えます。

友人からの「日が差してきましたよ」というメールに、急いで、岐路につきました。

12時半に帰宅しましたが、分蜂はありませんでした。


里山のニホンミツバチ 元気です。

2012-04-21 20:08:05 | 里山のニホンミツバチ

4月18日(水)に、キンリョウヘンに誘われてやってきた里山の群。

私は、今日、初めて見に行きました。

大きな群です。去年のうちの分蜂群の倍はあります。

元気に通っています。

始めまして。これからもよろしくね!

(写真はどれもクリックすると大きくなります)

花粉も運んでいます。

  

白い花粉を運んでいます。

巣箱の前には、大きな桜の木がありました。

「これからもよろしく」とごあいさつの蜜をあげると、早速、なめに来ました。

 

キンリョウヘンはもうこんなに咲いてしまた。

来週、火曜日、水曜日は晴れて暑くなり、分蜂日和になる予定。第2群、第3群の用意もしました。

 


ユリノキのあかちゃん

2012-04-20 22:15:01 | 蜜源植物

最大の蜜源といわれるユリノキ。

そのユギノキから あかちゃんのような かわいらしい葉が出てきました。

この葉の出てくる真ん中に花芽がつくのではないかと思います。

 

(どの写真もクリックすると大きくなります)

ハンテンボクという別名はその葉っぱが袢纏の形をしていることからです。写真を大きくしてごらんください。

 

オスバチもたくさん出てくるようになりました。

ヨタヨタという歩き方は後ろ足が長すぎるからではないかとみています。

春のハチになって、みんな黄色くなってきました。

あと、数日で分蜂だと思います。


里山設置 キンリョウヘン付き巣箱に入りました!

2012-04-18 22:32:46 | 分蜂

里山に設置した キンリョウヘン付き巣箱に入りました!!

(私は、遠くて見ていないので、伝聞です)

昨日、50匹くらいが様子を見に来ていました。

(どうもそのミツバチはそこに滞在したようです)

朝、見に行くと、そのミツバチは巣箱を出入りしていました。

そして、10時半には、1匹も居なくなってしまった様子でした。

そして、残念なことに一番劇的な場面を見ることなく、11時20分に見に行ったところ、

すでに入っていたということです。

本当にキンリョウヘンの力はスバラシイですね。

 

私の大好きな枝垂れさくら。(満開の4月7~8日に写した写真)

(どの写真もクリックで拡大)


五色椿

2012-04-17 22:01:40 | 四季の日記

<里山に置いた、キンリョウヘン付きの巣箱の報告>

今日は、50匹くらいの探索バチがやってきて、キンリョウヘンに付いたり、周りを飛んだり、

巣箱に出入りしていました。

いよいよ、明日かなぁ~~

 

今日は、うちの五色椿をご紹介。

(どの写真もクリックすると大きくなります)

1本の椿の木なのですが、いろんな色の花が咲きます。

 

 

 

不思議なのは、葉っぱも2種類あることです。

細長い、サザンカのような葉と              椿らしい、幅広の葉です。

 

白毫寺の五色椿と似ているかなと思っています。

この時期は、玄関にこうして、飾っておきます。

京都・法然院の手水鉢


スムシ対策 底板、下3段を交換しました

2012-04-16 16:45:09 | 飼育日記

先日、観察窓の枠にスムシがいるのを発見しました。

そこで、スムシ対策のため、底板と巣箱の下3段を交換しました。

底板は水分でべたべたです。(羽根を震わせて、蜜の濃縮のために水分を蒸発させているためでしょうか)

(どの写真もクリックすると大きくなります)

スムシが付いていた観察窓の部分、下2段を取って、3段を入れました。

(外した、下2段)

ブラスマイナスで、1段増設ということになります。(9段になりました)

というのは、ミツバチがギリギリまで迫っていたからです。

今日の巣                                      

同じ位置で3月24日に写したもの。

今日の写真は針金が1段見えなくなっています。ミツバチがそこまで迫っています。

もう、分蜂なので、迷ったのですが、1段増やすことにしました。


キンリョウヘン 付きの巣箱 里山に設置しました

2012-04-15 22:48:05 | 分蜂

昨日の恵の雨が上がり、今日は、20℃まで気温が上がるとの予報。

朝早く、キンリョウヘンを付けた分蜂捕獲用の巣箱を、里山に設置しました。

(写真はどれもクリックすると大きくなります)

キンリョウヘンに網をかぶせて、その網を画鋲で上に留めました。

(ミツバチが付いたとき、花に重みがかからないように)

周りは、こんな感じの自然があります。

 

入ってくれるといいなぁ。

 

長く楽しませてくれた桜ですが、いよいよ散り始めました。

公園は、美しいピンク色に染まっています。

 


キンリョウヘンとい不思議なラン 

2012-04-14 22:40:49 | キンリョウヘン

キンリョウヘンというシンビジウムの仲間のランがあります。

このランに、分蜂群が集まるという不思議な現象があります。

キンリョウヘンがミツバチを誘引する物質を出しているのだろうと考えられています。

それで、ミツバチを飼っている人は、このキンリョウヘンを分蜂の時期に咲かせて、

自然の分蜂群を捕獲しようとします。

でも、分蜂の時期にキンリョウヘンを開花させることは、なかなか難しいことです。

我が家のキンリョウヘンはお世話になっている先輩のお力添えで、

うまいことに昨日、開花しました。

 (どの写真もクリックすると大きくなります)

このキンリョウヘンを巣箱の前に置いて、里山で分蜂群を待ちます。

キンリョウヘンに集まってきたミツバチが、自然に巣箱に入っていくという段取りです。

 

そこで、このバランスの悪い鉢が倒れないように固定しなければいけないのですが、

夫がこんな上手に固定しました。

(キンリョウヘンでなく、シクラメンが入っていますが、驚かないでください)

鉢が入れてある金属ケースは、台所用のレートル立てる道具です。

キンリョウヘンは咲き過ぎないように、北側の玄関に置いてあります。

キンリョウヘンにタマネギ網がかけてあるのは、分蜂群がこれに集まって花の中に入ると

受粉して、花がすぐにだめになってしまうので、それを防ぐためです。

この、網のかかったキンリョウヘンをシクラメンが入れてあるレートル立てに入れて、

里山に置く、という計画です。

捕まえることができるでしょうか?

 

今日の「源平しだれハナモモ」2012年4月14日