オスバチの蓋が出たという昨日の記事 オスバチの蓋がでました!
ミツバチ飼いの人々には、分かり切ったこと。
でも、私のブログを読んでくれているミツバチを知らない友人には、全く伝わっていませんでした。
友人から「オスバチの蓋って?」と、問い合わせがありました。
そこで、もう少し、丁寧に、書きます。
1 女王バチは、巣房(六角の部屋)にオスバチとメスバチ(ハタラキバチ)の卵を産み分けます。
2 オスバチはハタラキバチより、体が大きいので、巣房も大きいです。
3 蛹もハタラキバチよりしっかりいていて、その繭の真ん中に小さい孔があいています。
そして、オスバチが出房するときに、その孔のあいた先端部分を破って出てくるので、それが床に落ちます。
これが、「オスバチの蓋」です。
4 オスバチの蓋を見つけたということは、オスバチが生まれたということ。
5 オスバチの蓋が出て2~3週間で分蜂です。(去年は、3週間でした)
昨日の巣門前の写真です。オスバチの蓋に印を付けました。
大きさがわかるように5mm四方の方眼の上に置きました。
大きさ比較のため、マッチ棒とマッチの先端部分(最上段の一番右)、ホチキスの針を置いてみました。
オスバチの蓋のイメージは伝わりましたでしょうか?
次の写真は去年のものですが、こうしてハタラキバチがオスバチの蓋をかじる姿をよく見ます。