ニホンミツバチの四季

2010年5月から、ニホンミツバチの飼育開始
そのふしぎな生活を記録します

蜜源の本「蜂からみた花の世界」

2011-01-03 20:33:14 | 蜜源植物

蜂からみた花の世界680種類の花が豊富な写真で紹介されています。写真は1600枚。

蜜源としての位置づけ、花と蜂の関係など、ひとつひとつの花について、丁寧に説明されています。

どの花もミツバチが訪花している写真であることに驚きます。

とっても便利なのが、花粉ダンゴの色見本があること。付けてきた花粉の色で花を特定することができます。

さらにその色をでPhotoshopで再現できるようにRBGの数値の表がついています。

また、第2部の解説ではミツバチの生態が詳しく書かれています。

さらに、282種の蜜源、花粉植物について、花期を示した表も掲載されています。

ミツバチの生態を知り、訪れる花々のことを知ることができる、本です。

 


巣覚え(とき騒ぎ)とは

2011-01-02 21:17:05 | ニホンミツバチの習性

ミツバチの幼虫から成虫になったばかりの若いハチの仕事は、幼虫への給餌や蜜の移し替え、そしてお掃除、などの「内勤」です。

一定期間「内勤」をして、それを終えると、いよいよ「外勤バチ」として、外界に出て、蜜や花粉を集める役割を担います。

その「内勤バチ」が「外勤バチ」へ昇格するときに、自分の巣箱を覚えるためにするのが「巣覚え(とき騒ぎ)」です。

巣門から出たハチは、すぐにUターンして巣へ戻ってきます。そして巣門の前でホバリングをします。

こうして、巣を覚え、蜜を採りに行って、ちゃんと帰って来られるようになるのだそうです。

たいてい、決まった時間(午後1時前後)に行われますが、これまでの観察から、夏などは夕方の涼しいときにするようです。

写真にとるのは、難しいですが、こんな感じです。


扇風行動とは・・・

2011-01-01 21:51:17 | ニホンミツバチの習性

ミツバチは、一年中巣の中の温度を33度~36度に保ちます。

そのために、夏の暑いとき、ミツバチは巣門(入口)に出て、羽根を震わせ、巣の中に風を送って温度を下げます。

この行動を「扇風行動」と言います。

扇風行動がニホンミツバチとセイヨウミツバチでは、違います。

ニホンミツバチは頭を外にお尻を入口に向けて扇風行動をします。

セイヨウミツバチはその反対に頭を入口の方に、お尻を外に向けて扇風行動をするという違いあります。

ニホンミツバチの扇風行動・・・・お尻を入口の方に向けています