ニホンミツバチの四季

2010年5月から、ニホンミツバチの飼育開始
そのふしぎな生活を記録します

モリアオガエルの卵

2012-06-27 22:03:45 | 四季の日記

モリアオガエルの卵。

池など水辺の上にある木などに泡で包まれた卵塊を産みつけます。

(クリックすると拡大)

これまでも、6月に山のお寺などにいくと、見ることがありましたが、

こんなに高い位置に卵を産んでいるのをみるのは、初めてです。

全部、画面に入れようと、離れた位置から撮りました。

小さくなってしまいましたが、赤い丸で囲ったところに、卵塊があります。

右の小屋の高さと比較すると、どれほど高い位置なのかということがわかります。

1~2週間で孵化すると、オタマジャクシは泡の塊の中で雨を待ち、

雨で溶け崩れる泡の塊とともに下の水面へ次々と落下します。

不思議な生まれ方をするカエルです。

比叡山 延暦寺で見ました。


みつろう 作りました

2012-06-25 23:15:25 | 採蜜

先月に採蜜したのこりの巣でみつろうを作りました。

今回は前回、前々回より、うまくいきました。1回で結構きれいなみつろうになったのです。

このゴミネットに巣くずを入れて              

  

熱湯に入れてガスの火をつけて溶かしました。   前回はお湯をかけてからガスに火をつけた、ということが違う点。

 

結果だけからみると、上記左のやり方の方がよかったのだろうか。

鍋の中の湯を、水をはったバケツにいれるだけ。 結構 分厚いですよ。

 

 

コアジサイと

 

ウツギです。

 

どちらもミツバチはよく訪花するようです。


アカメガシワ 観察 その2

2012-06-23 21:42:20 | 蜜源植物

昨日、アカメガシワに訪花するミツバチを見に行ったのは、夕方でした。

夕方で10匹くらいいたのだから、昼間に来たらきっとたくさんいるに違いない、と考えて、

今日は、10時ごろに観察に行きました。

我が家から200メートルくらいのところ。

あの正面の木が茂っているところです。

ここ、ここ、いるかなぁ。うちのミツバチさん。

いたいた、いたいた。やっぱりたくさんいる。

  

(クリックすると拡大)

木の下に入ると、すいぶん大きな羽音がします。

蜂からみた花の世界」に、優良な蜜、花粉源と書いてあったとおりです。

アカメガシワは、あっちにも、こっちにも、いっぱい生えているので、うれしくなります。

まだ、まだ、つぼみもたくさんありました。


アカメガシワに訪花していました

2012-06-22 21:47:45 | 蜜源植物

あの道端にいっぱい生えているあの木がアカメガシワと分かって

良い蜜源だとわかったので、あちこち、見に来ました。

ミツバチが来ていないかと。

みつけました。

 (クリックで拡大)

 

花粉だんごの色がおしべの印象より、オレンジが強い感じがします。

でも、よく見ると、おしべの先は黄色くなっていますね。

蜂からみた花の世界」で調べたら、この色でした。

 

こちらが、雌花(雌株)でしょうか。今後、花が咲いていくとわかりますね。

 


1群(元巣)も継箱しました  アカメガシワ

2012-06-21 22:20:26 | 里山のニホンミツバチ

今日は、1群(元巣)の継箱をしました。

           9段から                      10段へ

 

観察窓がある段の上に新しい箱をいれます。

夫が持ちあげている間に私が、入れるのですが、巣箱の背が高くなって、持ち上げるのが大変です。

ブロックの上に乗って少しでも背を高くして、作業をしました。

 

今、私の家の周りには、アカメガシワがたくさん花を付けています。

あちこちの空き地に生えています。実生で増えていくのでしょうね。

アカメガシワ  蜂からみた花の世界」から抜粋

蜜・花粉源 きわめて優良。頻繁に利用される

梅雨の最中から梅雨明けにかけて咲き、越夏用蜜・花粉源として重要。

雌雄異株で雄木にのみ訪花するから、雌木を植えても無駄だ。

かなりの大木になり、成長も花が付くのも早い。花期も比較的長い。

葉柄の付け根近くに一対の花外蜜腺があるが、これはもっぱらアリ用。

本州から九州の山野に普通に自生する。

 

 


2群(分蜂群)継箱しました  ナンテンに訪花していました

2012-06-20 22:50:14 | 蜜源植物

2群(分蜂群)、2回目の継箱をしました。

before                                                       after     (クリックすると拡大)

 

自宅の玄関前のナンテンに訪花していました。

 

しかし、なかなかカメラにはおさまらない。

ナンテンの花も近くに寄って、よく見ると、なんてかわいらしいこと。

 

ナンテン  蜂からみた花の世界」から抜粋

蜜・花粉源 補助的・時々利用される。

梅雨時の花が少なくなったころに咲くせいもあって、ミツバチは好んで訪花する。

蜜も花粉も供給する。


台風4号上陸   

2012-06-19 20:55:06 | 飼育日記

6月だというのに、台風4号が上陸。 みなさまの地域は大事ないですか。

昨日から台風の準備はぬかりなかったのですが、

午後6時ごろ巣門が小さくしてなかったのに気付きました。

大雨が降っているのに、けなげに、巣門を守っています。

あわてて、小さな巣門にします。

「ちょっとごめんね。巣門閉めるから」というと、

「はい、わかりました。よろしく」と言って、安心したように、くるりと巣箱の中に入って行きました。

でも、やっぱり小さな巣門を内側で守ってるんだよね。ごくろうさま。


ラベル&ラッピング 完成

2012-06-17 21:08:22 | 採蜜

5月26日に採蜜したハチミツ。 採蜜しました

糖度測定は済んだのですが、ラベルがなかなか作れず、ビン詰めが遅れていました。

やっと完成。

(クリックで拡大)

去年の秋は、和風だったので、今回は、趣向を変えて。

ラッピングして、リボンを結んで、お世話になっているご近所にお届けしました。


テレ朝「人生の楽園」~民宿 はちみつの木~ 見ました

2012-06-16 20:11:01 | 四季の日記

今日の夕方、テレ朝「人生の楽園」は ~里山の恵み ミツバチの宿~ というタイトルで

糸魚川の古民家で民宿と養蜂を営む佐藤清さん夫妻を題材にした番組でした。

番組では、ニホンミツバチが画面いっぱいに写しだされたり、

佐藤さんの「ハイブリッド 巣箱」が出てきたりして、大喜びで見ていました。

以前、信州日本ミツバチの会で、佐藤さんが「ハイブリッド 巣箱」を披露されているのを見たことがありました。

これが「丸胴と重箱のハイブリッド巣箱」。

(クリックで拡大)

信州でお聞きしたとき、「丸胴はミツバチが入りやすくて、重箱は管理がしやすい。

それぞれの利点を合体させた」と説明してくださいました。

「1週間でこんなに、巣をつくりました」

それから、画面いっぱいにニホンミツバチが写りました。

やっぱり絵になるのは、扇風行動をするミツバチ。

 

見ていた夫は、「う~~ん、かしこそうなニホンミツバチだなぁ」と感心しきり(!?)

次は重箱を1段切って、採蜜の場面。その画像を見ていて「あっ!スムシだ!!」と夫。

あとで、録画を見たら、確かにいました。夫の目利きにはちょっと脱帽。

ほんの瞬間だったのですから。

(やはりどこにもスムシはいる。それに負けない強群に育てなければ。)

さて、スムシはどこにいるでしょう?

答え・・画面中央 「花粉」の「花」の字の少し左です

 

自然豊かな田舎暮らしの風景と、ミツバチへの愛情いっぱいの制作姿勢でつくられた

素敵な番組でした。


テントウムシのさなぎがいっぱい

2012-06-15 23:23:02 | 四季の日記

昨日まで、巣箱のそばにテンソウムシの幼虫がたくさんいました。

(写真撮っておけばよかった)

今日見たら、みんな丸っぽくなっていました。

知らなかったのですが、これはさなぎでした。

模様が面白い。人面みたいなのもあります。

 (クリックで拡大)

これ、なんだか、笑っているみたいな。

 

調べてみると ナナホシテントウムシ と ナミテントウムシのさなぎのようです。

「さなぎになるときは、葉っぱの表にいる、日当たりのよい場所を選ぶ」と書いてありました。

天敵に見つけられやすい場所でさなぎになるとは、何か理由があるのでしょうね。

1週間くらいで、成虫になるとのこと。


ミツバチが増えてきました

2012-06-14 20:56:08 | 飼育日記

天気の良い日には大規模な巣覚え(とき騒ぎ)をします。

それで、巣箱の中をのぞいてみると。

<1群・元巣>

夜、9段(11センチ)の巣箱の下から2~3段目の写真です。

下から見ると。

<2群・分蜂群>

 

スイレンがきれいに咲いていました。

蜜源、花粉源としてはそれほど、重要ではないようです。

こんなにりっぱなおしべがみえるのに。

 

つぼみも見つけました。まだまだ、咲きますね。


隙間から出てくる、出てくる

2012-06-10 23:39:34 | 飼育日記

今日は30度の夏日になりました。一日中良い天気でした。

巣覚え(とき騒ぎ)も大規模で、群が大きくなってくるのだと感じました。

2群(分蜂群)の巣をふっと見ると、後ろの扉の隅っこの隙間から、ミツバチが出てくる、出てくる。

(クリックすると写真が拡大します)

小さな子どもがいたずらをしているみたいに、楽しそうに見えます。

明るい日差しに向かって、うれしそうに飛び出していきます。

一段落したところで、小枝をはさんで、隙間をふさぎました。

その後、またのぞきにいくと、今度は、右の方にできた隙間から、飛び出して来ていました。

なんだか、おかしくて、笑ってしまいました。

 

クリの花が満開になってきました。

早めにカメラを持って、観察に行かなければ。


クロガネモチ キウイフルーツ

2012-06-09 21:53:13 | 蜜源植物

蜜源も花粉も豊富なときです。

いろいろな色の花粉を付けてきますが、なかなかその花の特定はできません。

今日は、近所を歩いて見つけた、蜜源植物2つです。

 

クロガネモチ

蜂からみた花の世界」から抜粋

蜜・花粉源  きわめて優良・頻繁に利用される

関東以南の常緑樹林内に自生するが、養蜂家の努力もあり

近年街路樹として多く植栽されるようになった。

花期は6月で雌花(雌木)からは良質の蜜が採れ、雄花も花粉源として優良。

愛知県一宮市ではこのクロガネモチを市の木とし、蜜は「福来蜜」として売り出している。

この木がフクラとも呼ばれることからで、味はとても良い。

 

 

キウイフルーツ

蜂からみた花の世界」から抜粋

花粉源 良い よく利用される

雌雄異株で、雄花が咲いているときには、ハチが早朝の5時ころからこぞって

花粉を集めている。

雄花の花粉の色は薄い黄な粉色。花が下向きで雨に当たる心配がないため、

油分が少なくサラサラしている。

一方、雌花の方は花粉は少量あるものの粘性がなく、訪花もずっとすくない。

しかしこの訪花により結実が約束されるので、ミツバチの貢献度は大きい。

雌雄どちらの花も蜜は出さない。


2群(巣箱移動群)の巣覚えも 歪んでいます

2012-06-08 21:01:56 | 飼育日記

巣箱の移動をした群(2群)が巣覚え(とき騒ぎ)を始めました。

ここのミツバチが元の巣箱の位置にこだわるのは、世代交代によって解消されるかと思っていました。

しかし、今日、巣覚え(とき騒ぎ)の様子を観察していると、

赤の位置で巣覚えをしていました。

黄色・・元、巣箱があった場所  青・・普通、巣覚えのエリアと考えられるところ

赤・・今日見た巣覚えのエリア

やはり、元の位置に影響されていますね。

 

今日のかわいいミツバチです。

底板の上に落ちた花粉にこだわってしまいました。

「あらあら、こんなところに、花粉が」

(クリックすると写真は拡大)

「板の目に入って、なかなかとれないわね」

「ちょっと向きを変えてみようか」

「あ~~ら、残ったのは私一人??」「腰に力を入れて、さっさと片付けよぉ」


オオヤマレンゲ たくさん咲きました

2012-06-07 20:35:49 | 四季の日記

オオヤマレンゲ。5月の初めに咲き始めて、20数個の花を咲かせ、最後に3つになりました。

(クリックすると写真は拡大)

6月4日のブログに

「ミツバチはタイサンボクの花弁に積った花粉の中を転げまわって、ダンゴに丸める」と 書きました。

糖度測定しました 78.1  タイザンボク が咲いています

タイザンボクの花の中はなかなか見られませんが、写真でみると、オオヤマレンゲとたへんよく似ています。

(↓上を向いて咲いているように見えますが、これは我が家のオオヤマレンゲです)

 

タイザンボクの場合、このおしべが花弁の上に積って、そこにミツバチが訪花するようです。

我が家ではオオヤマレンゲへの訪花は見られませんでした。

蜂からみた花の世界」にもオオヤマレンゲは掲載されていません。

オオヤマレンゲはつぼみがとってもかわいい。今年、最後のつぼみです。

うつむき加減に咲きます。

 

そして、この大きなめしべは、こんな実になります。