ニホンミツバチの四季

2010年5月から、ニホンミツバチの飼育開始
そのふしぎな生活を記録します

B群のこと

2013-06-11 18:01:35 | 飼育日記

B群は、体が小さめで、とっても穏やかな群です。

先月A群を採蜜したとき、幼虫が少しいたので、その部分だけ切って、

発砲スチロールに立てて、B群の巣箱に入れました。

「そろそろ出した方がいいんじゃない?」と聞くと、

夫は「まだ蜜を吸いとっていないみたいだから」と言っていました。

「いくらなんでも、もう出さないと」と、今朝、ちゃんと見たら

わ~~、発砲スチロールに立てておいた巣を本当の巣と思って

それらを元にして、巣を大きくしていました。

3枚の巣の一部切ったものを立てておいたのですが、

発砲スチロールにもくっつけていますし、元の形がわからないほど、新しい「巣」を作っています。

なんだか、オブジェのようです。

持ってみると重いので、垂れ蜜をとったら、100CC以上採れました。

右側の透明な蜜です。(左は5月に採蜜したB群)  さらっとしていて、これはこれでおいしいです。

このB群、本当に穏やかで、おりこうです。

くず巣の蜜をなめさせていて、

「さっ、もう、お家にはいるよ~~」と言ってくず巣をどけると

はいはい、と次々巣箱に入って行きます。

分蜂のときのように、頭を巣箱に向けて、旋風行動をします。

「さ~~、みんな、はいるよ~~~」と言っているように。

もちろん、どんな群でもこのように動くのですが、

ただの1匹も私たちに向かってこないし、よく統率が取れています。

どんどん、どんどん、入っていきます。

B群を扱うときは、何の心配も防備もいりません。

++++++++++++++

そうそう、LAでもミツバチを見つけました。

あのジャカランダの散った花に来ていました。

花のつけ根から蜜を吸っている様子でした。

花が筒状ですが、筒が長すぎて、木に付いているときには、蜜が吸えないのでしょうか?

それとも、ジャカランダが散った後でも、たくさんの蜜があるということなのでしょうか?

 

 


自宅に4群元気です

2013-06-02 16:45:26 | 飼育日記

長く、ご無沙汰、失礼しました。

冬の間、徘徊していた群や元気のなかった群が、4月から5月を経るととても元気になりました。

5月に留守をして、帰宅すると、自宅の庭には元気な群が4つも待っていてくれました。

そのなかのひとつは、昨年里山で捕獲した群です。

夏に強群になり、移動大作戦で自宅に持ってきたのですが、その後、不調になったので、

また里山に置いておいたら、とっても元気になりました。

以来、里山のことを「リハビリセンター」と呼んでいます(笑)

             ここに2群と                              こっちに2群             

 

みんな元気にお仕事に行ってくれます!!

 

              +++++++++++++++++++

5月のロサンゼルスは<ジャカランダ>という名前の紫色の美しい花が満開でした。

たいていの木は桜のように花が先でその後葉がでるようです。それで、その美しさが一層引き立つのでしょう。

 

街路樹や公園。いたるところで咲いています。

  

葉っぱはねむの木のようで、やわらかです。実が残っている木を見ると、花とは不釣り合いで扁平なものです。↑

花は筒状で3~5センチほどありました。

アルゼンチン原産で中南米に多いく、大きく育った木にしか花が咲かないということ。

確かに花をつけている木は大きなものばかりでした。


う~~ん、4匹目のドジョウが来ない!

2013-05-06 19:52:21 | 飼育日記

先輩から分けていただたキンリョウヘン。

花芽が2本あったので、1本は切り花にして里山へ。1群捕獲。

もう1本は自宅で、2群捕獲。

その後、3つ目の箱を用意したのですが、2~3度、探索バチが来だけで、分蜂群は来ません。

何か箱が気に入らないのかもしれないので、

今日だめだったら、箱を変えようということになりました。

それで、この箱からキンリョウヘンをはずして、

こちらの箱を待ち箱にして、

4匹目のドジョウをまつことにしました。

それから、4月25日に入った「チビ・デカくん」はこれくらいまで蜂球ができています。

4月29日に入った「新米くん」はこれくらい。

多分、両方とも第1分蜂だったのだと思います。大きかったですから。

 

そうそう、Eテレで、ミツバチの生態を子ども向けに、よくわかるように作られた

番組をやっていました。9日(木)に再放送があります。

モリゾー・キッコロ森へいこうよ!

「あま~い味わい 森の極上スイーツを探せ!」

59日(木)  午後3時45分


しっかり働いています

2013-05-02 22:10:51 | 飼育日記

キンリョウヘンで捕獲できた2つの群はどちらも大きな群でした。

どれくらい大きいかは、またのお楽しみ。(まだ、写真は撮れないから)

 

4月25日捕獲群は「チビ・デカくん」と呼んでいます。

やってきたとき、大きなミツバチと小さなミツバチが混じっていたからそういう名前になりました。

4月29日捕獲群は「新米くん」です。

アップが遅れていましたが、4月29日の写真です。

「チビ・デカくん」(捕獲5日目)とっても元気に仕事に行きます。

 

「新米くん」(捕獲2日目)

2日目にして白い花粉を運んでいたのに、削除してしまいました(涙)

 

真っ白で、数が少なく、大きな花びらのぼたん(島根蓮鶴)とその木から出てきた白ぼたん。

それぞれに、とても大きく、立派な花で楽しませてくれました。

ぼたんの花もチューリップのように、咲いたり、しぼんだりします。

しぼんでいるぼたん↓

日が沈むと、こんなに、くしゃって、なります。

そして、お日様がでてくると、咲きました!  ↓

 

 

<白牡丹といふといへども紅(こう)ほのか> 高浜虚子

本当に白牡丹は白いのだけど、なぜか紅色が感じられるのです。

ほらね!ぼたんの中心部分に注目!!

 

 


キンリョウヘンをセット ブロッコリーに訪花  子だし続く

2013-04-16 21:10:31 | 飼育日記

暖かい日が続きます。分蜂の情報も次々に。

キンリュヘンをセットして、自宅と里山に置きました。

里山は、今日30~40匹のご来店だったとのこと。明日には!と期待しています。

 

B群の子だしが続きます。

ハチ数も減っている。心配は尽きません。

 

このアフロヘヤーのような菜の花はブロッコリー。

小さな花にもミツバチがやって来ました。

ハナアブもやって来ました。

 


女王バチの死骸が運び出される

2013-03-10 21:32:25 | 飼育日記

徘徊で、全滅寸前の1群を観察していたら、

大きなミツバチの死骸が巣箱の中から外へと運び出されてきました。

え~~!これって女王バチじゃないの??と、持ってきて写真を撮りました。

(クリックで拡大)

ちょっと乾燥していて19ミリメートルだから、女王バチだと思います。

とっても強群でたくさんのミツバチがいた1群ですが、いまでは、もうほとんどいません。

女王は最後まで、生きていたのですね。


1群と2群で、徘徊。もう、残りは少ししか・・・

2013-03-06 21:21:14 | 飼育日記

1群と2群がもはや全滅となります。

天気が良くて、暖かくなっても、巣門の前にこうしてたむろしていますが、

飛び立つことがほとんどありません。

そして、滑走台から下へ落ちて、巣の周りを徘徊して、巣箱から遠くへと

ヨタヨタと歩いていきます。

こんなふうに、徘徊しています。

アカリンダニではないか、と言う意見をいただいています。

今、検体をしかるべき機関に送って調べてもらうようにしています。

3群あるうちのB群は今のところ、元気です。

ただ、ミツバチ仲間のところでは、8群全滅、5群全滅という人が出てきています。

症状も同じです。

原因がなかなかわかりませんが、我が家だけではないようです。


B群で何がおきたのでしょうか?!!

2013-03-02 19:34:54 | 飼育日記

2月28日 朝、7時前です。気温は3~4℃。

夫が「たいへんだ!!」と庭で呼びます。

飛んでいくと、なんとB群が巣箱の前の壁面にまるで、分蜂のときのように塊になっています。

(午前7時)

こんな寒いときに、いつからこんなことになっているんだろう???

上のふたをとってみると、ふたの中にもいます。

しばらくすると、塊は下に向かって行き、巣門から中に入って行く様子です。

なんとかこのまま入ってくれないかと、祈るような気持ちです。

先輩から、巣門をねらう鳥から守るために金網をつけなさいと教えてもらっていたことを思い出して、

急いで、金網を付けました。(午前9時)

だいぶ、中に入ったようです。

あと少しです。(午前9時半)

お昼に先輩が来てくださいました。

そのときはちゃんと箱の中におさまっていました。

原因は不明です。

女王がいなくなって、探していたのか、という意見もありましたが、定かではありません。

それよりも1群の徘徊が問題だ、ということになりました。

今年の冬は、なんだか、最後になって、うまくありません。

 


寒い夕方 1群の動きが不穏??

2013-02-20 21:09:29 | 飼育日記

夕方の5時過ぎ。日が長くなったとはいえ、もう日は西に傾いています。

帰宅して、「みんなおうちの中だよね」と巣箱を見回ると。

1群の巣門の前が不穏です。

気温は2℃。

それなのに、巣門の前はミツバチたちが、巣箱に入ろうとして、かたまっています。

滑走台には、数匹の死骸も。

巣箱の中はどうなっているのかと、後ろの観察窓からのぞくと、

他の群のように、蜂球になっていないで、巣箱の下にも、側面にも、観察まどの金網にも

いっぱいいます。

まるで、暖かい日の昼間のように。

これは、どんな意味があるのでしょうか。

今年の冬は分からない、初めてのことばかりです。


体重測定をしました

2013-02-16 22:00:26 | 飼育日記

体重測定をしてみました。

蜜がちゃんと残っているのかどうか、知りたくて。

一番大きな元巣の1群。                       32キロでした。(箱は9キロ)

 

分蜂した2群は。                            23キロ。(箱は5.5キロ)

 

それから、里山から来た小さい方のB群は。    19キロ。この群が一番ミツバチが減っていません。

  

どれも、蜜は十分あるように思います。

寒い日が続いて、やっと暖かくなると、たくさんのミツバチが出てきて、

脱糞するので、箱に巻いた発泡スチロールに付いていました。

こんなに脱糞をみたのも、今年が初めて。

寒さが厳しかったことと、関係あるのでしょうか。


1群で たくさん 死んでいく

2013-02-14 21:19:43 | 飼育日記

今日は 暖かい。

昼には、12℃になりました。

午後3時ごろ。一番大きな群の1群の前は、出てきたミツバチでいっぱいです。

 

滑走台の下では、ミツバチが塊のようになっています。 (クリックで拡大)

 

夜、1群を見たら、随分少なくなっていました。

私は、こんなに大量に、死んで行くのを見るのは、今年が初めてです。

これは、冬越しのときの、当たり前の風景なのでしょうか?

それとも、何かよくないことの兆候なのでしょうか?

 

その後シジュウカラが飛んできて

枝から、地面に降りて、ミツバチをくわえると、すぐに枝に戻ります。

 

また、降りて、急いで枝に戻ります。そして、獲物を食べています。

 

木の下にあるブロックの上には、食べ散らかしたミツバチの死骸がありました。

 

こうして循環しているのですね。


暖かい日 巣から出てくる  死んでいくミツバチ

2013-02-04 21:37:46 | 飼育日記

いよいよ立春。春がやって来ます。

2月2日、3日と暖かい日が続きました。

2日の午後3時ごろ。温度は12℃。

(クリックで拡大)

すでに午後1時過ぎから、ミツバチは順々に出ています。

2時間たっても、まだまだ出てきます。4時過ぎまで、こんな様子。

そのとき、巣箱の周りを見ると、あっちにも、こっちにも死んでいくミツバチがいっぱいいます。

 

 

わかりますか?

よたよたと巣箱を背にして、遠くへ、遠くへと歩いて行きます。

冬を越すミツバチの中で、寿命が来たミツバチだということです。

梅が咲くまでのあとひと月が、待てなかったのですね。

そのミツバチを食べようと すぐそこで ヒヨドリが待っています。


鳥が来る、来る    左義長(さぎっちょ)

2013-01-13 21:05:37 | 飼育日記

鳥が来ます。

外出から帰ってくると、シジュウカラ、ヒヨドリがまるで我が家のように来ています。

うちの子たちはと言えば、巣門で警戒していたり、巣箱の裏側までスクランブルしています。

そこで、夫は以前、ツバメにやったように、巣箱の周りにネットを張りました。

 

気休め、にもならないでしょうが。

 

今日は左義長。全国どこでも、行われるようですが、私たちの地域では「さぎっちょ」といいます。

私の住んでいるところは、住宅地なのでそういう場はないのですが、

すぐ隣の旧来の地域ではこんなに背の高いものを作られます。

 

うちは、〆縄やお鏡もちの下に敷いたウラジロなどを持って行って焼いてもらいます。

 


10.5℃ 午後のとき騒ぎとヒヨドリの襲撃

2013-01-07 20:56:07 | 飼育日記

午後2時40分。温度は10.5℃

(クリックで拡大)

一番大きな群、1群がとき騒ぎを始めました。

 

出てくる、出てくる。

 

何かとっても鋭い目をしている(気がする)。

 

見る見るうちに巣門は満員。

と、気づくと、「キェ~~。キェ~~」とヒヨドリの声。

あっちから、こっちから、10羽以上。庭の前の林に集まってきました。

ここにもいる。

素早く旋回して、ミツバチを食べている。

う~~ん。


お椀の中の紅白亀甲

2013-01-02 16:02:20 | 飼育日記

今日の朝食。

お椀の中には、楽しい仕掛けがあります。

蓋を開けると

おめでたい、紅白の亀甲が並んでいます。

京都の宗禅の紅白亀甲餅です。お正月用に頂戴しました。

最初は、亀甲の模様が刻まれた板状の餅です。

(ちょっと焼いて、あわてて写真のために取りだしたので、少し膨らんでいます)

オーブントースターで2~3分焼くと、ぷくっ~と膨らんで、亀になります。

横からみても、立体感があります。

おめでたい、楽しい朝になりました。

 

今日は、天気も良いので、巣箱の巣くずの掃除をしました。

B群は静かにしていてくれて、成功!

次に、1群の裏の扉を開けて、掃除を始めた途端、次々、上からポタポタ落ちるように

ミツバチが下りてきて、飛びはじめました。

写真どころでなく、退散、退散。

しばらくして、巣門を見に行きましたが、まだまだ厳戒態勢を解いていませんでした。

1群の精鋭たちです。

2群の掃除が残ってしまいましたが、今日は、ここまで。