初夏の蜜源植物。うす紫色の小さな花をつけるセンダン。
秋には、たくさんの実をならせて、ムクドリやヒヨドリが寄ってきます。
香川県琴平町に「天然記念物 琴平町の大センダン」があると聞いて、見に行きました。
天然記念物のセンダンはこの木と徳島県にあるものの2本だけと書いてあります。
高さ18メートル、幹回り6.85メートル 樹齢300年
確かに大きいです。
暖地に自生し、アカシアの後、梅雨前のちょうどカキの花と同時期に咲く。
ハチは比較的好んで訪花するが、群がるほどではない。
果実や樹皮は苦味成分を含み、駆虫剤などに用いられる。
この場所は、今は観光バスの駐車場。大切に守られている様子がうかがえました。