白山の南麓、岐阜県 郡上市石徹白(いとしろ)の「いとしろ大杉」に会いに行きました。
正面から
森の中にすくっと立っていました。
長い間、白山に登る修験者を見守ってきた杉です。
こちら側は、枯れていましたが、反対側は緑の葉をたたえています。
長い時間がこの杉に凝縮されたような気がします。
ずっと会いに行きたかった杉です。
信仰の山、白山。その西のふもと、石川県白山市、白峰温泉。
「樹齢400年のトチノキ」を見つけました。
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堂々としたトチノキです。
この地は豪雪地帯で、昔はトチの実が重要な食料。今も名物「とちもち」を売っていました。
トチノキの足元のウバユリにハナアブが訪花していました。
白い花粉だんごを付けてお仕事中でした。
花はつぶれた筒状。開かないと書いてあります。上の写真は手で花弁を広げて写しました。
山にはクルミもたくさんありました。
初夏の蜜源植物。うす紫色の小さな花をつけるセンダン。
秋には、たくさんの実をならせて、ムクドリやヒヨドリが寄ってきます。
香川県琴平町に「天然記念物 琴平町の大センダン」があると聞いて、見に行きました。
天然記念物のセンダンはこの木と徳島県にあるものの2本だけと書いてあります。
高さ18メートル、幹回り6.85メートル 樹齢300年
確かに大きいです。
暖地に自生し、アカシアの後、梅雨前のちょうどカキの花と同時期に咲く。
ハチは比較的好んで訪花するが、群がるほどではない。
果実や樹皮は苦味成分を含み、駆虫剤などに用いられる。
この場所は、今は観光バスの駐車場。大切に守られている様子がうかがえました。