ニホンミツバチの四季

2010年5月から、ニホンミツバチの飼育開始
そのふしぎな生活を記録します

毎日、猛暑日です

2012-07-28 21:00:24 | 飼育日記

全国的に、猛暑日が続いています。

ミツバチも暑くて、暑くて。

暑さ対策に、すだれで屋根をつくったり、巣箱にかけたりしています。

直射は当たらないようにしてありますが、なにしろ暑いです。

こんなに外に出ています。(夜~朝)

こんなにミツバチが巣門にいたらどうやって、出入りするのかしらと見ていました。

 

満員電車に「どうしてものるぞ」の意欲で、人をかき分け乗って行く人のようです。

ミツバチの上を通ったり、上手に間をすり抜けたり。

写真の眼を見ると、ミツバチのやる気が出ています。

暑さでミツバチが、逃去しないよう、朝に、晩に水撒きを心がけています。


シオヤアブ 撮った!

2012-07-26 20:16:21 | 天敵

次々、天敵はやってきます。

メンガタスズメの幼虫に続いて、シオヤアブ。

前から来ていましたし、1匹、1匹とミツバチが取られてしまうのも、目撃はしていましたが、

カメラには収めるのは、難しい。

今朝、お庭ウォッチャーの夫から、「物干しの先に、シオヤアブがいるよ」と報告。

まずは、遠くから。

だんだん、近づいていきます。

もうちょっと、もうちょっと、と近づいて行っても、逃げません。

こうやって、見晴らしの良い場所で、獲物を狙うハンターです。動きません。

お尻に白い毛束。オスです。(どの写真も、クリックするともっとよくわかるよ!)

鋭くて、太い口が見えます。この口でとらえた獲物の体液を吸うのだそうです。

(カマキリのように、バリバリ食べるのではない)

太くてがっちりした脚と毛。

獲物の的中率が高く、虫の世界のチーターと言われているそうです。


メンガタスズメの幼虫

2012-07-25 22:45:50 | 飼育日記

今年は大成功しているトマト。

昨日の朝、起きたら、葉っぱがなさけないことになっていました。

(クリックで拡大)

手前の1本の葉っぱがほとんどなくなっていました。

大きなフンが落ちてるし。

何かいる!と探してみました。いたのは、メンガタスズメの幼虫。

去年も書いたのですが、これは、こんなおぞましい成虫にまります。

(去年・9月12日撮影)

キーキーと女王バチの鳴き声を真似して、巣に入り、蜜をドロボウするのですよ。

今朝、見たら、またいます。

幼虫は本当にきれいなのですけどね。

背中も細かく色どりされています。

空き箱に入れて、夫の友人の「蛾博士」のところへ。

「メンガタの幼虫はまだ?」と聞いていらしたので。

昨日に続き、2匹目。さぞや喜んでいただけることと思います。


還暦内祝い の ラベル

2012-07-24 23:28:30 | 採蜜

夫の還暦の内祝いに、5月採蜜のハチミツをお届けしました。

そのラベルに「『カンレキ』と書いてね」という夫の要望を受けて、

5月のハチミツのラベルをアレンジしてこんなふうにしました。

  

真ん中に赤い文字で[Knreki  Uchiiwai]と書いてあります。

元気に今日を迎えられたことに感謝です。

 

我が家の庭にこんなクモの巣がありました。

せっかく張ったクモの巣ですけど、取らせてもらいました。

すると、クモがさっと逃げて行きました。

クモの巣の中心部に何か見えるのですが、それがクモでした。

別のところに同じようなクモの巣です。

こちらは主がよく見えますね。


ニホンミツバチ 百花蜜に”星2つ”の記事

2012-07-23 21:20:28 | 四季の日記

昨日、中日新聞県内版に

<「ニホンミツバチ百花蜜」が世界の食品の味を審査する国際味覚審査機構(ITQI)から2つの星の

評価を受けました。>

という記事がありました。

「本物の味を広く発信したい」というサブタイトルに共感。

若い方がニホンミツバチの味に魅せられてがんばっている様子がわかります。

記事の下のプロフィールの部分に「1グラム30円で販売」、という記述を見て、

その自信と取り組みの意欲を感じました。


2群継箱しました

2012-07-22 20:40:09 | 飼育日記

2群(自宅・分蜂群)の継箱をしました。

4月30日に分蜂捕獲して以来、1ヶ月に1回のペースで3回目です。

我が家の重箱は高さが9センチなので、何度も継箱をすることになります。

                   before                                                     after

        

 

4群庭にあると、巣覚え(とき騒ぎ)のときはとっても賑やかで、見ている私は幸せです。

昨日は2時過ぎ、ほとんど同時に4群巣覚えでした。

今日のA群の巣覚えです。

 

それから、狭い庭に4群もいるので、巣箱を間違えての闘いがやっぱり起きていました。

 

巣箱の前に何匹かの屍が落ちていました。

「どんぶりいっぱい」でなかったことは幸いですが、やっぱり可愛そうです。


ミツバチをめぐる 生きものたち

2012-07-21 21:57:26 | 飼育日記

庭に張られたクモの巣は気を付けて取っていますが、次々、いたるところに張られています。

2群のすぐ前に張られてしまったクモの巣に、3匹のミツバチがかかってしまいました。

クモの糸でぐるぐる巻きにされています。

クモの糸巻きの過程がわかる3匹の写真です。(クリックで写真は拡大)

 

   

(クリックで拡大)

 

里山から持ってきたA群、B群はあちらにいるきから、子だし(幼虫を出す)をしています。

原因は特定できないので、見守っています。

その幼虫にすぐに小さいアリがたかります。

等間隔に放射状に幼虫にくっついているアリの様子は興味深いです。

このとき、アリは全く動きません。

ミツバチがいることで、虫たちの不思議を観察することができます。

もうすぐメンガタスズメ(蛾)やシオヤアブも登場することと思います。

 


引っ越し群 落ち着いたようです

2012-07-20 22:22:12 | 里山のニホンミツバチ

17日と19日に引っ越しした里山群。

他の巣箱のミツバチとけんかする様子もなく、落ち着きました。

4群を構えた我が家の庭は壮観です(と、私は思っています)

毎日が一層楽しくなりました。(このまま、自宅に置いておきたいなぁ)

  左から<A群・里山群・大><2群・自宅分蜂・小>     左から<1群・自宅元巣・大><B群・里山群・小>  です                               

 

A群の北側観察まどのミツバチさん。こんなところでサーカスをしています。  (クリックすると写真は拡大)

(手と手や足をつないでいるのがわかりますか)

ほら、こんな風にね。

 


巣箱引っ越し 大作戦

2012-07-19 23:08:12 | 飼育日記

一昨日のB群(小さい方の群)に続いて、今日は、A群(大きい方の群)の引っ越し。

巣箱が置いてある場所の近くで工事があるため この猛暑続きの中 どうしても引っ越しをしなければ

ならなくなったのです。

朝から、扇風機で風を送り、天井には、保冷剤。

巣箱の胴周りにも保冷剤でなんとか巣落ちしないように準備しました。

階段あり、坂ありなので、背負子で移動です。

大事に、大事に、ゆっくり、ゆっくり進みます。

先輩の軽トラは万全の備え。

箱の下には、マットレスが敷いてあります。

巣箱を段ボールに入れて、その周りには保冷剤を投入。(右端に見えるのが背負子)

このように、簡易冷蔵庫風になります。

しっかり紐をかけて、固定します。

軽トラはゆるゆると走ります。

到着

後ろの観察窓にちゃんとくっついて10キロの旅をしてきたミツバチが1匹。

よかったね。おりこうだったね。ちゃんと一緒に来られたんだね。

男性二人で持っても重い。

ふぅ~~。到着です。トマトとインゲンの間にS席を用意しました。

どうなることかと心配していましたが、先輩の豊富な経験と知識、

それにさまざまな備えのお陰で無事引っ越しができました。感謝。

庭に4群。明日から、よろしくね。新入りさんです。


里山群 自宅に移動しました

2012-07-18 20:12:36 | 里山のニホンミツバチ

春に里山で捕獲した群。そのうちの小さい方の群を昨日、自宅へ移動させました。

昨日は梅雨あけで、36度の猛暑日。

暑さと振動で巣が落ちないように、朝から巣箱の天井に保冷剤を置いて、冷やしておきました。

日が落ちて、涼しくなってから移動。

移動中も車の冷房を最大にして、巣箱の周りに保冷剤をまいて、ゆっくりゆっくり移動しました。

約30分で移動完了。

すだれで屋根を作って、熱烈歓迎しました。

夕方、見たときは、もう、しっかり慣れていました。

 

ところで、10日ほど前に書いた 巣箱の節穴。

思ったようには飛びませんでした。

「この穴、あぁ~~~に」と観察している様子です。


キンカンの良い香りが漂ってきて  ミツバチの羽音が聞こえます

2012-07-17 22:29:28 | 蜜源植物

7月15日。

「キンカンにミツバチがいっぱい来てるよ!!!」の声に飛び起きました。朝、6時のこと。

うちのキンカンにこんなにいっぱい来るのは、初めてのこと。

よ~く見ると、かわいいつぼみです。おしべがきれいに並んでいます。

(どの写真もクリックすると拡大)

  

 

 

 

キンカン  「蜂からみた花の世界」から抜粋

主に蜜源 ただし花粉も   良い よく利用される

主な開花は7月ころであるが、年に2~3回開花結実する珍しい性質をもっている。

純粋な「キンカン蜜」の採蜜は難しいが、ハチ蜜としての人気も高まりつつある。

有力な蜜源として、もっと増やしたい。

 

確かに、我が家でも3回は花が咲きます。

蜜源としての寿命は短いのか、15日に比べ、16日、17日と訪花のミツバチの数は大幅に減っています。

我が家では、早朝の訪花が圧倒的に多かったです。


巣箱に 節穴

2012-07-10 21:51:57 | 巣箱の管理

巣箱の材料板に節穴を見つけました。

ここから、ミツバチが出入りすると、かわいらしいからと、重箱を作りました。

表は

内側は

今日の夕方、セットしました。

明日の朝が楽しみです。

 

先輩の蜂場で見つけた、コガタスズメバチの巣です。

上手にできました!!


底板交換  巣箱を夏仕様に  インゲンマメ

2012-07-08 21:30:44 | 巣箱の管理

昨日は、土曜日ということで、自宅の2群、里山の2群の底板交換作業をしました。

たくさんではないですが、それぞれにスムシがいました。

(クリックすると拡大)

交換した後は、熱湯をたっぷりかけて、底板を消毒、殺虫しました。

それから、巣箱の後ろを夏仕様にしました。

里山A群、元気です。

 

昨日の記事に書いた インゲンマメに、マルハナバチが訪花していました。

インゲンマメ   「蜂からみた花の世界」から抜粋

蜜、花粉源  補助的、ときどき利用される

通常インゲンマメと呼ばれるものは、中南米原産で中国を経て日本に

伝えられた。


今日の収穫 インゲンがたくさん採れました

2012-07-07 20:32:50 | ニホンミツバチの習性

5月に引っ越しした第2群。  5月12日撮影 ↓

(クリックすると拡大)

もともとは、茶色の椅子がある場所に、巣箱が置いてありました。

そこ(赤丸)に、インゲンの種をまきました。↓5月17日

そのいんげんが今では、こんなに大きくなりました。

ミツバチは、いまだに、巣箱のあったところを通って、直角に曲がって仕事にでかけていきます。

このいんげんの葉っぱの間を縫って、飛んで行きます。

トマトの葉っぱも通り抜けていきます。

お陰で、毎日、ざるいっぱいのいんげんが収穫できます。

昨日の収穫                              今日の収穫

  


縦列に整列しています

2012-07-06 20:46:21 | 四季の日記

うちのミツバチは横に一列になって扇風行をするので、みんなそうだと思っていました。

先日、先輩の蜂場を見せてもらいに行ったとき、

縦列に並んで扇風行動をしているのを見てびっくり!!

(クリックすると拡大)

写真を撮ろうとすると、列は乱れてしまいました。

先輩の話では、滑走台の端っこまで、一列にきれいに並ぶとのこと。

 

巣枠式の飼育なので、巣房から出てきたばかりのミツバチを見ることもできました。

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