ニホンミツバチの四季

2010年5月から、ニホンミツバチの飼育開始
そのふしぎな生活を記録します

一番小さいB群が・・・

2012-10-31 21:06:50 | 飼育日記

小さいけど頑張っていると書いたB群。

ますます元気です。巣覚えのときの勢いもたいへんいいです。

今朝、温度計を見ると7℃。

もう巣門を小さくしてやらなくては、と小さくしました。

大きい巣門                         小さい巣門

  

久しぶりに小さな穴からでてくるミツバチを見ると、本当にかわいらしいです。

で、B群なのですが、小さな巣門周りはこんなたいへんなことになっていました。(3連写です)(クリックで拡大)

  

  

我が家で最大の群(1群)と比べてもずっと多いことがわかります。↓1群

  

今年は、キンモクセイの開花が10日遅れました。

そしたら、寒いので、花が長持ちして、10月末まで咲いています。

10月29日


最小群(B群)が がんばっています

2012-10-21 20:32:12 | 四季の日記

里山群の小さい方(B群)がここ1ヶ月、どんどん巣覚えをして仲間を増やし、仕事に出かけています。

セイタカアワダチソウが最盛期となり、巣箱の中はなんとも言えない臭いでいっぱいです。

夜ともなると、集めてきた蜜の濃縮のためか、盛んに扇風行動をしています。

 

とっても映りの悪い写真ですが、右の写真では、整列している様子がわかるかと思います。

箱に近づくと、ブォ~~ンと羽音がします。

 

当地でもやっとキンモクセイが咲きました。例年より10日遅れています。

まちじゅう、あまい香りに包まれています。

それから、秋のたよりです。友人が届けてくれました。

アケビマメガキ

 

我が家のシブガキをつるしました。今年の収穫は7つだけ(涙)


セイタカアワダチソウ 最盛期になりました

2012-10-16 22:06:13 | 飼育日記

10月16日になっても、まだキンモクセイが咲きません。

1週間も遅れています。いつまでも暑いせいでしょうか。

セイタカアワダチソウは最盛期です。

真っ黄色い花粉を付けてきます。

 

(クリックで拡大)

それに、蜜を運んでいるミツバチたちは、まるで西洋ミツバチかと思うほど黄色い色をいています。

蜜をおなかにいっぱいためて、黄色い花粉まみれになっているせいでしょう。

  

  


最後の一滴まで、採蜜します

2012-10-12 23:23:06 | 採蜜

<先日、採蜜に来てくれた学生さんにお知らせするため、以前と同じような内容の

記事になってしまいます。以前から読んでくださってる方には、ごめんなさい>

最後の一滴まで採蜜するために、我が家はこんな風にしています。

かごの中で、もうこれ以上垂れないなぁと思った巣を

(クリックで拡大)

樹脂フィルムの上に、並べて、傾斜を付けます。

すると

溜まるんです。(これは、最後の最後くらいですが、最初は結構たくさん溜まります。)

ミツバチの苦労を思うと、こうやって溜まったハチミツもせっせと集めます。

このべたべたの樹脂フィルム

巣箱に入れて、ミツバチに返しました。

サーカスをして、着地しています。

そして、こんなにさらさらに。

ミツでべたべたの濾し布も

巣箱に入れると、こんなにサラサラ。

採蜜後も、結構楽しめます。


オオスズメバチ料理

2012-10-10 22:51:15 | スズメバチ

愛知県から長野県方面に続く国道153号線沿い。長野県根羽村に「おもしろすぎるスーパーマーケット」があります。

住岡屋商店

立ち寄るたびに、おもしろすぎるものがありますが、今回は、オオスズメバチの佃煮。

ジバチ、アカバチなどの佃煮はこれまでも並んでいましたが、オオスズメバチは初めて。

表示に心意気がみられます。

成虫の姿をしています。

アップすると

お店の入口には、からっぽになった巣が飾ってありました。

店員さんにお話を聞くと、

「1段目のイモムシを取るときはいいのだけど、その下から成虫が出てくるときが怖い」とのこと。

本当に命がけですね。


初めての 1シーズン2回の採蜜 まとめ

2012-10-09 20:34:58 | 採蜜

今年の秋、9月17日と10月7日の2回採蜜をしました。(1群と2群)

1シーズンに2つの群から採蜜できたのは、初めてです。(これまでは元巣1群のみ)

 

巣は南北に作ると思っていました。

そう聞いていましたし、1群がそうだったから。(1群の巣・左右が南北)

2群はちょうど45度振っています(上下が南北)

対角線に巣板をつくったので、1枚がとっても長いです。

 

<セイタカアワダチソウの影響は>

・10月7日はすでに、セイタカアカワチソウが咲いていました。(最初の花からは1週間経過)

しかし、セイタカアワダチソウの花粉を運び初めてからは2日ほどしか経っていません。

そのせいか、蜜にセイタカアワダチソウのいやな臭いはついていません。セーフ。

<採蜜時期のベストはいつか>

9月17日採蜜と比べ、作業をしていて、粘度が高いことを実感します。

この20日間の違いが影響しているのではないかと、考えます。

この点を考え合わせると、

セイタカアワダチソウの最初の花の咲き始めから数日~1週間ほどなら臭いの影響は大丈夫なので、

当地では10月上旬ころがよいのではないか、と仮説を立てました。

 


今日の採蜜 

2012-10-07 22:22:15 | 採蜜

今日、自宅分蜂群の採蜜をしました。

 若い学生さんが参加してくれて、とっても賑やかな採蜜となりました。

 (もともと里山群のお世話をしていてくれたのですが、里山群が我が家に避難してしまって、

その後、お世話も採蜜もできなくなってしまったので、今日、採蜜に参加してもらいました。)

みんなが見守る中で、トントントンが始まりました。

説明しなが、やっていたら、巣門からミツバチがいっぱい出てきてしまって、

ちょっとあわてました。でも、何ごともなく。

美しい蜜の光にみなさん、一斉に「ワァー!」

巣止めの針金を抜くところです。

学生さんもひとりずつ、蜜ふたをこそげて、半分に割る作業をしました。

ハチミツの試食には、みんな大喜び。私たちもうれしかったです。

ハチミツの味比べもしました。

採った時期によって、香りや味が違うことも、わかってもらえました。

お土産に蜜ろうでつくったろうそくをひとつずつ。(冷やしている途中)

もちろん、ハチミツも1瓶。

みんな喜んで帰って行かれました。

里山に戻ったら、またお世話をお願いしますね~~


巣箱の体重測定

2012-10-06 22:52:49 | 飼育日記

「20キロあったら、採蜜できます」と聞くのですが、巣箱の体重測定ができなくて。

「自分で持って測って、自分の体重を引き算する」とも聞きますが、

実際、足元の悪いところで、自分で巣箱を持って体重計を見る、ということは不可能。

そんなある日、夫が「いいもの、みつけた。なんで、もっと早く気付かなかったのだろう」と

アナロクの体重計を買ってきました。しかも1000円以下で。

そこで、今日は、巣箱の体重測定です。

 

巣箱の周りは足元が悪いので、まずは、水準器で測って水平を確保。体重計の上に箱を一つ置いて

 

その上に巣箱を載せます。

今、うちには4群います。(1群、2群、里山群のA群、B群)

上の写真の左側、里山A軍  の体重です。16.5キロ。

里山で、大きな群を捕まえましたが、夏の前半に、子だしがあったり、調子が今ひとつだったので、

今年は、採蜜を見送ります。

そのとなりに写っている2群。

23.5キロ。まあまあですね。これは、明日、採蜜します。

それから、一番小さいB群。下の写真の向こうにある小さい方の巣箱です。

12。5キロ。これは、今とっても元気にがんばっているので、楽しみに見ています。


蜜の乾燥は・・

2012-10-04 21:51:09 | 採蜜

捕った蜜の糖度が好くし低かったで、乾燥させて、糖度をあげようと考えています。

どうやって、やるかといえば・・・

蜜をなるべく口の広いビンに入れて乾燥財と一緒に、密閉容器に入れておきます。

1週間で糖度1くらいは、上がると聞いています。もうあがったかなぁ~

ちょうど、道具(棚)があったので、密閉容器の中で2段式置で入れました。

 

全部で3箱。


蜜ろうづくり

2012-10-03 20:43:02 | 採蜜

9月17日の採蜜で、残った巣くず。

その半分は、ミツバチに返しました。

残りは一昼夜冷凍した(スムシを殺すため)後、保存してあります。分蜂時や蜜源枯渇時に利用します。

 

さて、カラカラになるまでミツバチが蜜を吸った後の巣クズで、蜜ろうを作ります。

今回の目標は

1)きれいな蜜ろうをつくること(ろうそくやリップクリームなどに利用できるよう)

2)蜜ろうを作るとき出る「カス」がどんなものなのかを調べること

です。

いつものように、ネットに入れた巣を熱湯で溶かして、そのまま鍋の中で冷やしました。

 

これでは、まだきれいな蜜ろうではありません。

そこで、蜜を濾すときのオーガンジーを水をはったバケツにかぶせて、

これで濾すことにしました。

そしたら、こんなにきれいな 蜜ろうができました。

 

オーガンジーについたカスもあたたかいうちに取れば、上手に取れました。

さて、ネットの中に残ったカスですが、

もう一度、お湯の中に入れて、バラバラにして、観察してみました。

ハニカム構造の底の部分だと思います。(巣枠式の巣礎に当たる部分かなぁ)

これまで、蛹の抜け殻や蛹のフンがカスだと思っていましたが、この六角のつぶつぶが大半のような感じがします。

それにしても、採れる蜜ろうの少ないこと。

最小の蜜ろうで、強固な巣が出来上がるハニカム構造のすばらしさなのですね。