ニホンミツバチの四季

2010年5月から、ニホンミツバチの飼育開始
そのふしぎな生活を記録します

採蜜しました

2013-06-03 21:12:21 | 採蜜

A群とB群とも去年の里山、分蜂捕獲群です。

どちらも、昨年から一度も採蜜をしていないし、今年の春には分蜂をしませんでした。

(なにしろ、4月以降に元気になったのだから)

でも、どちらもそこそこ重さがあるので、採蜜をすることにしました。

A群

 

B群

やはり、蜜は春にとるのがいいかなと思います。

春の花の香りがします。

近々、里山へリハビリに行った昨年の分蜂捕獲群も採蜜する予定です。

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ロサンゼルスでは、泰山木もたくさん見かけました。

ちょうど花の時期でした。

ヘ~こちらにも泰山木があるんだ、なんて思っていたら、

北米中南部が原産で、アメリカ合衆国南部を象徴する花なのだそうです。(失礼)

それで、ですね。街路樹にも大学や公園の中にも、たくさんありました。

そして、本当に大木でした。


悲しい採蜜

2013-03-18 22:02:56 | 採蜜

女王の死亡が確認された1群。

このごろ、盗蜜のミツバチがやってくるので、採蜜して、巣箱を片付けることにしました。

採蜜といえば、普通は、楽しい素敵なときなのですが、全滅した群の採蜜は悲しいです。

糖度が低いので、ミツバチのえさ用の蜜にしかならないと聞いています。

8段ある1群です。

天井を切るとき、普通の採蜜時は、渾身の力で切らないといけないのですが、今日は、カスカス。

さっとワイヤーが通ってしまいました。

天井板をとったところ。

1段目を切った 2段目の切り口。

 

しっかり詰まっています。

つぎに2段目をきって、3段目の切り口です。

 

 

どの箱もしっかり蜜が詰まっています。

切ったとき、何か臭いがします。

う~~ん、この臭い、なんだったかなぁ、と思いだしていました。

そうだ、セイタカアワダチソウの臭い。まだ、残っています。

糖度が低いだけでなく、この臭いが残っていてはとても食用にはなりません。

しっかり、みつ蓋がかかった巣です。

こんなに立派な巣を見ると、みんな死んでしまったことが、残念でなりません。

うちの精鋭たちだったのです。

一度に3段切ったことは初めてなので、その後の処理が大変です。

とりあえず、この日は、3段までとしました。


最後の一滴まで、採蜜します

2012-10-12 23:23:06 | 採蜜

<先日、採蜜に来てくれた学生さんにお知らせするため、以前と同じような内容の

記事になってしまいます。以前から読んでくださってる方には、ごめんなさい>

最後の一滴まで採蜜するために、我が家はこんな風にしています。

かごの中で、もうこれ以上垂れないなぁと思った巣を

(クリックで拡大)

樹脂フィルムの上に、並べて、傾斜を付けます。

すると

溜まるんです。(これは、最後の最後くらいですが、最初は結構たくさん溜まります。)

ミツバチの苦労を思うと、こうやって溜まったハチミツもせっせと集めます。

このべたべたの樹脂フィルム

巣箱に入れて、ミツバチに返しました。

サーカスをして、着地しています。

そして、こんなにさらさらに。

ミツでべたべたの濾し布も

巣箱に入れると、こんなにサラサラ。

採蜜後も、結構楽しめます。


初めての 1シーズン2回の採蜜 まとめ

2012-10-09 20:34:58 | 採蜜

今年の秋、9月17日と10月7日の2回採蜜をしました。(1群と2群)

1シーズンに2つの群から採蜜できたのは、初めてです。(これまでは元巣1群のみ)

 

巣は南北に作ると思っていました。

そう聞いていましたし、1群がそうだったから。(1群の巣・左右が南北)

2群はちょうど45度振っています(上下が南北)

対角線に巣板をつくったので、1枚がとっても長いです。

 

<セイタカアワダチソウの影響は>

・10月7日はすでに、セイタカアカワチソウが咲いていました。(最初の花からは1週間経過)

しかし、セイタカアワダチソウの花粉を運び初めてからは2日ほどしか経っていません。

そのせいか、蜜にセイタカアワダチソウのいやな臭いはついていません。セーフ。

<採蜜時期のベストはいつか>

9月17日採蜜と比べ、作業をしていて、粘度が高いことを実感します。

この20日間の違いが影響しているのではないかと、考えます。

この点を考え合わせると、

セイタカアワダチソウの最初の花の咲き始めから数日~1週間ほどなら臭いの影響は大丈夫なので、

当地では10月上旬ころがよいのではないか、と仮説を立てました。

 


今日の採蜜 

2012-10-07 22:22:15 | 採蜜

今日、自宅分蜂群の採蜜をしました。

 若い学生さんが参加してくれて、とっても賑やかな採蜜となりました。

 (もともと里山群のお世話をしていてくれたのですが、里山群が我が家に避難してしまって、

その後、お世話も採蜜もできなくなってしまったので、今日、採蜜に参加してもらいました。)

みんなが見守る中で、トントントンが始まりました。

説明しなが、やっていたら、巣門からミツバチがいっぱい出てきてしまって、

ちょっとあわてました。でも、何ごともなく。

美しい蜜の光にみなさん、一斉に「ワァー!」

巣止めの針金を抜くところです。

学生さんもひとりずつ、蜜ふたをこそげて、半分に割る作業をしました。

ハチミツの試食には、みんな大喜び。私たちもうれしかったです。

ハチミツの味比べもしました。

採った時期によって、香りや味が違うことも、わかってもらえました。

お土産に蜜ろうでつくったろうそくをひとつずつ。(冷やしている途中)

もちろん、ハチミツも1瓶。

みんな喜んで帰って行かれました。

里山に戻ったら、またお世話をお願いしますね~~


蜜の乾燥は・・

2012-10-04 21:51:09 | 採蜜

捕った蜜の糖度が好くし低かったで、乾燥させて、糖度をあげようと考えています。

どうやって、やるかといえば・・・

蜜をなるべく口の広いビンに入れて乾燥財と一緒に、密閉容器に入れておきます。

1週間で糖度1くらいは、上がると聞いています。もうあがったかなぁ~

ちょうど、道具(棚)があったので、密閉容器の中で2段式置で入れました。

 

全部で3箱。


蜜ろうづくり

2012-10-03 20:43:02 | 採蜜

9月17日の採蜜で、残った巣くず。

その半分は、ミツバチに返しました。

残りは一昼夜冷凍した(スムシを殺すため)後、保存してあります。分蜂時や蜜源枯渇時に利用します。

 

さて、カラカラになるまでミツバチが蜜を吸った後の巣クズで、蜜ろうを作ります。

今回の目標は

1)きれいな蜜ろうをつくること(ろうそくやリップクリームなどに利用できるよう)

2)蜜ろうを作るとき出る「カス」がどんなものなのかを調べること

です。

いつものように、ネットに入れた巣を熱湯で溶かして、そのまま鍋の中で冷やしました。

 

これでは、まだきれいな蜜ろうではありません。

そこで、蜜を濾すときのオーガンジーを水をはったバケツにかぶせて、

これで濾すことにしました。

そしたら、こんなにきれいな 蜜ろうができました。

 

オーガンジーについたカスもあたたかいうちに取れば、上手に取れました。

さて、ネットの中に残ったカスですが、

もう一度、お湯の中に入れて、バラバラにして、観察してみました。

ハニカム構造の底の部分だと思います。(巣枠式の巣礎に当たる部分かなぁ)

これまで、蛹の抜け殻や蛹のフンがカスだと思っていましたが、この六角のつぶつぶが大半のような感じがします。

それにしても、採れる蜜ろうの少ないこと。

最小の蜜ろうで、強固な巣が出来上がるハニカム構造のすばらしさなのですね。


採蜜しました

2012-09-26 22:33:01 | 採蜜

9月17日に採蜜しました。

ブログアップが遅れていました。

5回目にして、ミツバチを全く恐れることなく、仲良く、自然体で

採蜜できるようになったことは、大きな進歩です。

軽く、トントンと叩いて「蜜採らせてね^^^」と声をかけて、      天井板を切ります。

  

天井板をとったらこんな感じ。一番上は蜜が少なく、カスカスしています。

一段目を切ったら、こんな感じ。蜜がキラッ!

二段切りました。そこは、こんな感じ。

今回の蜜、色がくろ~かったです。

まずは、蜜蓋を取って              真ん中から半分に切ると蜜が垂れます

  (クリックで拡大)

糖度が少し低かったのは、夏に暑さ対策のために、水まきをしすぎたからかしら(笑)と話しています。

(糖度が低いので、今は乾燥中です。どこまで糖度が上がるかなあ)


還暦内祝い の ラベル

2012-07-24 23:28:30 | 採蜜

夫の還暦の内祝いに、5月採蜜のハチミツをお届けしました。

そのラベルに「『カンレキ』と書いてね」という夫の要望を受けて、

5月のハチミツのラベルをアレンジしてこんなふうにしました。

  

真ん中に赤い文字で[Knreki  Uchiiwai]と書いてあります。

元気に今日を迎えられたことに感謝です。

 

我が家の庭にこんなクモの巣がありました。

せっかく張ったクモの巣ですけど、取らせてもらいました。

すると、クモがさっと逃げて行きました。

クモの巣の中心部に何か見えるのですが、それがクモでした。

別のところに同じようなクモの巣です。

こちらは主がよく見えますね。


みつろう 作りました

2012-06-25 23:15:25 | 採蜜

先月に採蜜したのこりの巣でみつろうを作りました。

今回は前回、前々回より、うまくいきました。1回で結構きれいなみつろうになったのです。

このゴミネットに巣くずを入れて              

  

熱湯に入れてガスの火をつけて溶かしました。   前回はお湯をかけてからガスに火をつけた、ということが違う点。

 

結果だけからみると、上記左のやり方の方がよかったのだろうか。

鍋の中の湯を、水をはったバケツにいれるだけ。 結構 分厚いですよ。

 

 

コアジサイと

 

ウツギです。

 

どちらもミツバチはよく訪花するようです。


ラベル&ラッピング 完成

2012-06-17 21:08:22 | 採蜜

5月26日に採蜜したハチミツ。 採蜜しました

糖度測定は済んだのですが、ラベルがなかなか作れず、ビン詰めが遅れていました。

やっと完成。

(クリックで拡大)

去年の秋は、和風だったので、今回は、趣向を変えて。

ラッピングして、リボンを結んで、お世話になっているご近所にお届けしました。


巣蜜が採れました

2012-05-28 22:40:55 | 採蜜

普通、蜜を蓄えている巣房は、黒い色をしています。

 

それは、この部分が蜜を貯める前に、育児圏として利用されていたからです。

巣房の中に産んだ卵が、幼虫になり、サナギから成虫になります。

そのため、巣房の中には、幼虫のフンやサナギの抜け殻が残ります。それで黒いのです。

もともと作ったばかりの巣は真っ白なのですものね。

だから、これまで、巣蜜として売られているようなものは、採れませんでした。

でも今回、隙間に作った巣板に蜜をためてくれたので、巣蜜として差し上げられるようなものが採れました。

お隣さんやお友達に小さく分けて差し上げました。

どんな感想が聞けるかな?


採蜜しました

2012-05-26 22:49:34 | 採蜜

今日、採蜜をしました。

9段(1段7センチor9センチ)の重箱巣箱です。

いつものように天井板をトントン叩いて、ミツバチさんに下に行ってもらってから、天井板をとります。

 

ワイヤーで羊羹みたいに重箱を1段切ります。

下の段はこんなに巣がびっしり。(この段は秋にとります)

巣落ち防止用のワイヤーを引き抜いて

 

蓋がかかっています。

桶の上にざるを載せて、その上に濾し布を置いて、。

 

またその上にざるを置いて、切り取った巣を載せていきます。

あっ、その前に、巣房にかかった蓋をとります。