経験が豊かなスロー人さんのブログ、「蜂飼いスロー人日記」に、オオスズメバチのオスバチのことが書いてありました。
とても勉強になるので、いつも読ませていただいています。
「オオスズメバチと遊ぶ」というタイトルで、針のないオスバチを手に載せて遊んでいる様子が、写真と動画で紹介されています。
我が家に飛んでくるオオスズメバチの中に、オスバチも混じっているとは気づいていませんでした。
オスバチは
1 お尻にハタラキバチのような針がなく、触角のようなようなものが出ている
2 触角が長い
という特徴があるということ。
さっそく、粘着マットに付いたスズメバチを観察しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/52/147e1acca8ab177c1f495ae98dd5f1c1.jpg)
ちょうど、今朝、かかったばかりのスズメバチが1匹いたので、まずそれのお尻を観察
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/6b/a844f7b20009a413e0dd26221347c96b.jpg)
確かに、針はなく、小さな触角のようなものがあります(写真には、ちゃんと写りませんでした)
一方、前にかかったハタラキバチのお尻はというと
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/5c/e857308c444f566231be92bdbe5e6e00.jpg)
立派な針がついています。
触角の長さについては、粘着マットについたスズメバチでは観察できませんでした。
Wikipedeia「スズメバチ」より
雄蜂は次世代女王蜂候補より少し早い9-11月頃に生まれる。雄蜂は子孫を残すためだけの存在であり、全く働かない。
繁殖期になると若い女王蜂候補が巣から飛び立ち、雄蜂も交尾のために一斉にその後を追う。
大半は天敵に捕食されるか力尽き、交尾に成功するのはこの中のごく一部である。
無事に交尾に成功したオスも間もなく死亡し短い生涯を終える。
元の女王蜂はほとんどの場合女王蜂候補の巣立ち前に死に、働き蜂と雄蜂は基本的には越冬しない。
つまり、越冬するのは女王蜂候補のみである。女王蜂候補は朽木の中などで越冬する